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〈チーム:バラエティず〉 2023 IPPO チーム

♦︎はじめに♦︎


チームインタビュー第2弾です!
(全部で4チームです!)

初めのチームはこちらからどうぞ✨


登壇者紹介


今回のチームは
バラエティずです!

そして
このチームは
なんと

自分達で
お互いのインタビューをして
記事を作成してくれました!👏👏

チームの雰囲気がいいのも
どんどん話が進むのにも、
きっと彼らが持つ
『チームで戦う力』や
そこへ向けた意識が働いての
結果だと思います!

そんな彼らは
どのように出会い、
どんな意識で
チームとして動いていたのか?

今回も読み応えあります!!!


表記の仕方

(発言者名)
「発言内容」

メンバー表記

 ★バラエティずチーム
 日置和暉 ・・・(カズー)※リーダー
 栗原瑞季 ・・・(くりちゃん)
 松本直賢 ・・・(マック・ときどきジョリビー)
 
吉田萌子 ・・・(よっぴー)

 ★インタビュアー
 バラエティずのみんな
 

さて、
このチームは
どんな想いでIPPOの活動をしてきたのか?

パワーある4人が対談しております!

お楽しみに✨


♦︎対談インタビュー♦︎

■チーム紹介■

大学4年生2人と大学院1年生2人の計4人の最年長チームとなっています!

4人とも個性が強く、
バラエティーに富んでいるということから
「バラエティーず」というチーム名になりました。

チームのルールとして
先輩後輩関係なく
チームメンバーは全員あだ名で呼び合い、
敬語を禁止することで
チーム内の仲がめちゃくちゃ良くなりました!

チームメンバーが揃うと常に笑っていてうるさいです(笑)

しかし、
チームで真剣に考えるときには、
それぞれが意見をはっきりと言い合えるチームの絆の深さもある
最高のチームです!


■お気に入りの写真紹介■


この写真は運動会でチームが優勝して表彰式の時に撮った写真です!
チーム一丸となって子どもたちと一緒に成し遂げられた優勝は
チームメンバーにとってもかなり思い出深い写真となっています。


優勝した後の写真

■インタビュー■

Qこのチームはどんなチームですか?

(よっぴー)
「一人一人の個性が強く、
にぎやかです。
バラエティーにあふれています。」

(インタビュー)
「バラバラのチームなのに
優勝できたのはなぜですか?」

(マック)
「マックジョリビーじゃない?」

ーーー???笑ーーー

(インタビュー)
「仲の良さはどうやってできたものですか?」

(よっぴー)
「湘南はデカかった。」

(マック)
「行く前に絆を深めたのは大きかった。
初対面じゃないから。
湘南で湘南の風を熱唱する人いるからね。」


セブに行く前にチームのみんなで湘南に遊びに行った時の写真



(カズー)
「現地で沢山遊べたのは楽しかった。
grab(現地のタクシー配車アプリ)を使いまくって遠出できた。」

(インタビュー)
「このチームと言えば
「ジョリビー(Jollibee)」が合言葉でしたね。
それはなんで合言葉になったんですかね?」

(マック)
「自己紹介で
I’m Mac, No Jollibeeって言ったら、
面白がって子どもたちが真似していた。
ダンスでもジョリビーという掛け声があった。」

(インタビュー)
「運動会のプログラムづくりで
根本的に大切にしていたことは何ですか?」

(マック)
「僕たちがいなくなっても
やってほしいということは思っていた。

だからこそ道具もルールも少なくしたいと思っていた。」

(よっぴー)
「自分たちが提供してできるものではなく、
自分たちが教えて、
子供たちが自らできる種目を大切にしていた。
あとは年齢関係なくできるもの。」

(くりちゃん)
「最後まで何人の輪にするとか考えてたじゃん?
子どもたちに会って
皆で楽しめるみたいな根本的なものは、
オンライン(現地に行く前の会議)でやっていた時も一緒だし、
現地でやっていたときも同じ。」


(かずー)
「競技性も大事だけど、
楽しめるのも大事だというのはあった。」

(インタビュー)
「では、現地で
子どもとの関わりで
根本的に大切にしていたことは何ですか?」

(マック)
「あの会場で一番声を出した自信はある。
チームの士気を高める、
チームジョリビーのジョリビーとして、
チームを盛り上げるのは自分の役割だったし、
優勝にも貢献できたと思う。
そのそばでくりちゃんとよっぴーが、
チームのメンバーをちきんと観て、
カズーはどっかに行っちゃうし。
その意味でもバラエティーずだった。」

(インタビュー)
「こちらにいるときから、
あの会場で一番声を出そうと思っていたんですか?」

(マック)
「まさかあそこまでジョリビージョリビーとなるとは思わなかった。
だけど、日に日にそういう役割だということが分かってきた。」

(インタビュー)
「くりちゃんはどうですか?」

(くりちゃん)
「表情をよく見ていたかな。
普段から子どもと接しないから、
そしてそもそも子どもも得意な方じゃなかったから、
情報が表情くらいしかないじゃん?
だから表情はよく見て、
あとは全体をよく見て、
どっちを優先した方がいいかとかを考えていたかな。

今は子どもと遊んだ方がいいか、
全体で何かした方がいいかとか。」


(マック)
「くりちゃんはマネージャー気質だね。
観ている視点が全然違ったのは、
俺にとって学びだった。」

(よっぴー)
「子どもと同じ目線に立つことは意識してた。
一人の子どもと関わるのではなくて、
色々な年齢の子たちに向き合えるように声をかけてたかな。

あとは、
言葉が通じない子が多かったから、
そういう時でも、
離れるのではなくジェスチャーや手をつないであげて、
愛情を与えてあげることは、
日本の子たちと接するときも大切にしていたから、
実践していたかな。」


(マック)
「同じ目線っていうのは物理的?精神的?」

(よっぴー)
「どちらもです。」

(カズー)
「自分のチームに限らず、
競技中の子どもの表情を観て、
どういうときに楽しそうにしているのか、
どういうときに困っているのかを観て、
プログラムの改善に役立てることは意識していました。」


運動会前
プログラム練習中の真剣な表情


Q印象的なことはなんですか?

(よっぴー)
「スラム街に行ったことかな。

何が印象的だったかというと、
セブンスピリットの子どもたちがそこに暮らしていたということ、
そして暮らしている環境は大変でも、
子どもたち同士の仲が良かったり、
やりたいことを持って
のびのびと生きていたというギャップがびっくりした。」

(かずー)
「スラム街で「ジョリビー」と聞こえた時に、
衝撃が走ったよね。」

(くりちゃん)
「そこのパイプを信じていなかったじゃん、
だから余計だよね。」

(かずー)
「一日目が終わるときに、
この子たちはどこに帰るのだろう?と話していて、
それが見えた瞬間だったよね。」

(くりちゃん)
「もちろんスラム街は印象的だったけど、
日本に帰ってきて思ったことは、
日本人の持つセブのイメージと、
実際が全然違うこと。

一観光地として
光が当たっている部分は少しだけなのだなって思ったな。
SNSで調べるとセブ島のこととか出てくるけど、
それはセブ島の南の方だったりする。」

(よっぴー)
「リゾート地感みたいなね。」

(くりちゃん)
「現実を広めていくのが最善かはわからないけど、
発信していくべきではないかと思った。」

(かずー)
「セブの光の部分と陰の部分をどちらも見た気がする。」

(くりちゃん)
「例えば、
ハワイに行っても光だけな気がするけど、
セブは光と陰が一個の島にあるというのが珍しいと感じたかな。」

(かずー)
「それは日本に帰ってきて、
日本の人としゃべって気づいた?」

(くりちゃん)
「周りの人が、
スラム街やごみ山に対して、
「そんなに凄いんだ」って反応をすることが多かったから、
観光地として印象付けがされているなということを思った。」

(マック(ジョリビー))
「(移動でジェット船に乗っている最中)
エッサエッサをして船の床が抜けたことですね。

嘘です(笑)。

(学校見学に行ったときの)
学校のトイレのFuck youは印象的だったかな。

それが子どもたちの心の叫びに見えた。
しかも名指しよ。
なんでそう書いたのかは分からないけど、
それが平然と書いてある公立学校って、どうなんだろう、
そこに闇を感じた。」

(かずー)
「それはどうして印象的に感じたの?」

(マック(ジョリビー))
「子どもたちと楽しく、
ふざけて遊んで、
ジョリビージョリビーって言ってて、
トイレに行ってそれよ。

子どもたちにも貧富の差が見えた。
あの100人の中でもグループが何個かあったと思う。

その辺の心の叫びが
壁に刻まれていたのではないかというのは
勝手な解釈かもしれないけど、感じたかな。」

(かずー)
「カオスなことでした。
まず空港に着いてホテルに行くまでの道が、
とんでもなかった。
物乞いの子どもはいるし、
道でトイレをしている人がいる、
子どもが煙草を吸っている、
あとはそもそも事故がなぜ起きないか不思議なくらいの車間距離。
全員日本の教習所に行ってほしかった。」


Qこのチームだからできたことは?

(インタビュー)
「このチームだからできたことは何だと思いますか?」

(かずー)
「やっぱり湘南ドライブかな。」

(マック(ジョリビー))
「あそこで既に仲良くなった時点で、
一つ壁が取り除かれていたと思うんだよね。」

(よっぴー)
「何でも言い合えるみたいなね。」

(くりちゃん)
「そもそもちゃんと思ったことを言う。
だからいっぱい案も出てきたし。」

(かずー)
「たしかに、案が出なくて困ったことはなかったね。」

(くりちゃん)
「あだ名くらいじゃない?(笑)」

(マック(ジョリビー))
「どこで迷ってるんだよ(笑)
でも、
後輩があだ名で呼んでいいかとか、
タメ口でいいかとか、
そういうのは印象的なところだよね。
申し訳ないけど先輩と思っていなかったもん。」

(かずー)
「マックとよっぴーと話しているときは、
後輩だとは全く思わなかった。
それは初体験かもしれない。
どうしてそういう方針にしたかったの?」

(マック(ジョリビー))
「チームとして後輩が先輩を先輩と見てしまったら、
躊躇してしまいそうなので、
そこら辺を取り除きたかったっていう。

くりちゃんとかずーが
多分許してくれると思ったから言いました、
頑張って。
くりちゃん、
申し訳ありませんでした。
怒らないでください。」

(よっぴー)
「でも敬語だったら
こんなに仲良くはならなかったかもね。」

Q伝えたいことは?

くりちゃん


「フィルターがけはしない方がいいということ。
というのは、
「子どもだから」とか、
セブで言うと「スラム街だから」とか、
「環境があまり良くないから」とか、
逆に「観光地とかリゾート地と言われているセブ島だから」とか。

「〇〇だから」というフィルターだけは、
それしか視点がなくなってしまって、
その裏側を見えなくさせる要因だと思う。

フィルターがかかってしまうことは
仕方のないことかもしれないけれど、
それを疑うことはしなくてはいけないなと思った。

子どもがスラム街に住んでいたという事実もあるけど、
大人世代の人たちもスラム街に住んでいたわけだし、
限定的になってしまうので。

 ★彼女の想いが詰まったnoteはこちら


かずー


「なるほど、大事です。
「発展途上国」とか「貧困地域」とかね。

そもそも言葉自体、
フィルターがけをしてしまうような物
でもあるよね。

だからリアルを観るのは大事だよね。

今の話につなげると、
頭で知っている言葉とか概念とかは、
頭でとどめるのではなくて、
身体で知ることが凄く大事だと思ったし、

これは今回に限らずこれからも実践していきたいことかな。

今回、
「貧困」とか「かわいそう」っていう言葉は結構深いなと感じた。

というのも、
貧困とかは、
本人が自分のことを本当に貧困だと思っているのか、
自分のことをかわいそうと思っているのか
とかっていうのは今回よく考えていて、

さっき よっぴーが
割と楽しそうに暮らしていた人もいたよねっていう話をしてくれたけど、

自分はそれを観て、
こんなところに住んでいるのはかわいそう
という気持ちが芽生えてくるというギャップがあって。

でもそれは外部の人の目から観たときの話であるので、
フィルターがけをしてしまっているなと感じたし、
そのものにきちんと向き合うことの大切さを凄く感じたかな。」

 ★彼の想いが詰まったnoteはこちら


マック(ジョリビー)


「フィルターをかけない、
生で観るとかは俺もめちゃめちゃ伝えたいことだけど、

言葉の壁は越えられるということを凄く感じた。

言葉の壁は越えられるんですね。

「俺英語できないから」とか、
「子どもたちと関わったことがないから行けない」ではなく、

行ってみてその環境に置かれてみたら、
できるようになる、
せざるを得なくなる。

だから一回その環境に身を置いてみるというのは
自分の中でも大きな成長だと思った。

通じているかは分からないけど、
会話は成立してたと思う。

パッションで伝わるという、
そこを感じられたことが自分にとっては大きかった。

そこで一歩踏み出してみる、
英語できない人は多いと思うけど。

あとは、スポーツを通しても言葉の壁は超えられると思った。

ルール説明も、ほとんど言葉使わずにできるじゃん。
スポーツっていいね。

国境超えていくんだなと改めて思えた。」

 ★彼の想いが詰まったnoteはこちら


よっぴー


「セブに行く前は
ちょっとしたことで悩んでしまうことがあったが、
セブの子どもたちののびのびとした姿を観て、
目の前のことに全力で頑張ろうと思った。

それは生活が難しい、
難しくないとか、
その前に一人ひとりには命があるから、
自分自身がやりたいことを
環境関係なく頑張ることが大切だと思えた。

日本とセブの環境の違いや、
教育の違いを感じたからこそ、
外部の人に伝えられるように、
報告会などを通して目で感じてほしい。

あと、
子どもたちは万国共通でかわいいなと思った。

運動会の最中の子どもたちを観ていても、
何事もあきらめずに最後までやり切ることなどは、
セブに行って感じることができたと思う。

そういうことで悩んでいる人もいると思うから、
自分のやりたいことをやって突き進むことは大切だと思った。」

 ★彼女の想いが詰まった文章はこちら




(マック(ジョリビー))
「最後に一言。
 
 俺、絶対セブ行くわ。


 会いたい、子どもたちに。」


- 一瞬の煌めきを -

♦︎編集後記♦︎


年の離れたチーム
一番人数が多いチーム
コミュニケーションをとるのに、
そしてチームビルディングをするのに
一見難しいとされるような障壁も
なんなく乗り越える
人間力やチーム力のある
この4人。

だからこそ、
国境、
言葉の壁を越えて

スポーツの力

の可能性を活用した
最高の瞬間を

体験できたのでしょうか!✨


さて、
そんな素晴らしい個性を持ち、
お互いを尊重しながら
チームとして
最大限以上の可能性を表現した彼らが

果たして
次に作るチームは
どんな最高の笑顔が生まれるんでしょう?

とても
楽しみですね✨



♦︎挨拶♦︎


明日も更新するので
お楽しみに✨
(毎日更新中です〜〜〜)

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私たちは、多くの人にこの記事を届けたいと思っています!


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♦︎IPPO運営団体紹介♦︎


〜〜セブで子どもたちへの支援をしている団体〜〜

▼NPO法人セブンスピリットさん


〜〜日本でスポーツ教育界における
  未来への種まきをしている団体〜〜

▼任意団体CarryAge

▼Instagram
https://www.instagram.com/carryage_carriage/

└スポーツ教育コミュニティ SeeD.S

▼Instagram
https://www.instagram.com/seed_sports/

▼リットリンク
https://lit.link/seeds


♦︎期間限定告知♦︎


IPPOの報告会を都内にて行うことが決定いたしました!

9月30日(土) チラシ

実際に参加したメンバーとリアルに対話し、
現地で撮ってきた写真を使ったワークショップも行います!

ご来場いただいた皆様に
心を込めたワークショプを提供したいため、
参加申し込み必須となります!


▼イベント詳細

===================

日時:2023年9月30日 (土)
   14:00〜17:00
   ※時間は、前後する可能性がございます。
    予め、ご了承ください。

場所:東京23区内
   ※アクセス詳細に関しては
    参加申し込みしていただいた方に
    お申し込み後、ご連絡いたします。

参加費: ¥1,000  社会人
     ¥500  学生

===================

▼参加申し込みフォーム


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