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チャレンジしたくなる環境

今日、ふと思い立って美容院に行ってきた。ここの美容院とはもう15年近いお付き合いになり、子ども達も幼稚園の頃から通い続けている。なので、担当の美容師さんも子ども達の成長をずっと見てきてくださっている。

人見知りで恥ずかしがり屋の幼少期と小学校低学年、不登校になり元気のなかった小学校高学年、やりたいことを見つけ熱中し始めた中学時代…そんな過程をずっと見守ってくれているお兄ちゃん的存在。

今日その美容師さんが「最近の息子さんの成長がすごい!」と。もちろん体格もだけど、発言やコミュケーション能力が今までと全然違うと。それは毎日接している私ですら感じていた。

何が違うんだろう。
ひと言でいうと「チャレンジ精神」かな。

テニスに対しても、自分の将来に対しても真剣に考えている。昨日の記事に書いたことだが、課外講義は得意の数学しか選択しなかったが、それにも彼なりの計画があってのことだった。やる気がないのではなく、その時間でやりたいことがあるからと自分の使える時間を考えてのことだった。

何が息子の言動を変えたのだろう。これはあくまでも私の想像でしかないが、やはりチャレンジしている人が周りに多くいる環境というのが大きいのは間違いないだろう。

息子の周りにはスポーツで全国大会や世界大会に出場している子、プロの道へ進もうとしている子がいて、勉強面でも日本代表として世界大会にチャレンジしている子がいる。そんな子たちを間近で見られることで、そんな姿に対する憧れが彼を動かしているとしか思えない。

親があれこれ言って動く歳はとっくに過ぎている。憧れるような友人、先輩、大人が周りにいる環境に身を置くだけで子どもたちの意欲は激変すると言っても過言ではない。

ということは、学校はもちろんのこと、一番身近にいる大人、つまり親がまずそんな大人であるかどうかが大切になってくるのではないか。子どもを動かす魔法の言葉なんてない。大人の生き方そのものが子どもの心を動かすことができるかどうかにかかっている。

自分のためにも子どもたちのためにもチャレンジし続ける私でありたい。

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