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わたしにとってのLove Myself

家族や友達に聞かれていちばん困る質問が、「誰ペンなの?」だ。 いちばん最初に知ったのはジョングク、最初に惹かれたのはテヒョン、沼に引き摺り込んだのはタルバン(メンバーじゃなくてコンテンツですが笑)。

正直言って、ほんとうに決められない。この人のペンかも!って思うことは多々あるものの、その数秒後には、でもこっちの人のここもだいすきなんだよな〜〜ってなって、他のメンバーにだんだん申し訳なってくるのだ。結果至った結論が、

"ヒョンライン寄りのホビ寄りのオルペン"

(若干めんどくさい感じのする)そんなオルペンのわたしだが、これからメンバー7人のひとりひとりに、届かないけれど、伝えたい愛を書き記そうと思う。

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Love Myselfのお手本であり、自他共に認めるWWH(ワールドワイドハンサム)で、愛らしくてキュートで、長男さを感じさせない親しみやすさをもつbtsの長男 キム・ソクジン。 

でも、ジンニムのことを考えるといつも、愛おしさを感じるのとおんなじくらい、とってもとっても苦しくて切なくてもどかしくなるのだ。

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こんなふうに笑ってステージに立つまでの彼の努力を思うと涙腺が弱くなる。

家族構成では次男だから、きっとほんとうは甘えん坊なんだろうと思う。そんな彼がひとつのアイドルグループの長男となり、6人の弟をもった。大学に入りたてのジンニムに中学生のジョングクという弟のような存在ができたことはとても大きくて異質な変化だったと思う。

btsの魅力のひとつは、誰ひとりとしてキャラクターがかぶらないことだ。おもしろいくらい7人それぞれ個性が異なる。そして間違いなく全員が才能の塊だ。でも、才能があるという事実は時に人を苦しめる。そしてジンニムはとりわけこの事実に苦しめられたんじゃないだろうか。

ラップの才能があったナムジュン。早くから楽曲制作に携わっていたユンギ。ダンスの実力で名を知らしめていたホソク。卓越した舞踊の実力を持っていたジミン。類い稀な美貌ところころ変わる表情で魅了するテヒョン。そして、ダンス、歌、ビジュアル、どれをとっても素晴らしい黄金マンネジョングク。

最年長として、彼はどんな思いを抱いていたのだろうか。想像すると、胸がおしつぶされそうにくるしくなる。

わたしだったら、きっと途中で投げ出してしまう。だってうらやましい。ほかのみんなの、神さまから与えられたその才能に嫉妬してしまう。

でも、彼は違った。ただ、ひたすらに努力した。血反吐を吐くような思いを間違いなく経験しただろう。寝言で謝るくらい、彼は追いつこうと必死で、いつでも前を見ていた。羨ましがるひまがあるなら努力しようと思ったに違いない。

だって、彼は言うのだ。"自分の努力は、自分だけが知っていればいい" と。

暗い部分を見せたくないと話す彼は、どこまでもアイドルだ。どこまでも、みんなのLove Myselfのお手本だ。

以前、なにかの番組で、ダンスバトルがあった。ホソクと一緒のグループになった彼は、ホソクに謝っていた。"ごめん、でも一生懸命やるから。"その言葉を伝える苦しさと悲しさ、痛みを思うと涙が出た。

劣等感はこわい。自分がコントロールしなくてはいけないものなのに、逆にコントロールされることもある。でも、わたしはこう信じている。自分自身をまっすぐに見つめ、努力をやめず、手を抜かなかった彼は、花様年華からLove Yourselfのコンセプトを通じて、Love Myselfができるようになったのではないかと。そしていまでも、ほかのメンバーの誰よりも早く振り付けを習う彼を見て思う。ああ、このひとにはかなわないと。

だからMOSのオンラインコンサートのとき、彼のソロ曲Moonで、後ろにダンサーを携えながら彼がひとりで振り付けを踊っている姿に胸が熱くなって涙が止まらなかった。ああ、すべてが報われたと、心臓がぎゅーっとなって痛かった。嬉し涙がとまらなかった。

In the soopで見る彼は、変わらずわたしたちにLove Myselfを教えてくれるし、自分を大切にしながら生きることを伝えてくれた。ユンギが彼に、"正直、最近なりたいと思う人の1人がヒョンです。" "僕は後悔が多い。ポジティブになりたい。" とぽつりぽつりと伝えたのに対して、彼はただ、"なればいいじゃん。なんでそうしないの。"と、気負う様子も、答えにつまる様子もなくあっさりと答えた。頑張ってるふりだとしても誰かの頑張る原動力になってるならそれでいいじゃんとあっけらかんと伝える彼の姿は途中からかすんでよく見えなくなった。彼のことになるとどうやらわたしの涙腺は崩壊するらしい。

最近公開された各自の部屋のコンセプトフォトで、彼は、自分の部屋にはたくさんの宝石があるけれどいちばん輝いている宝石は自分自身だと話していた。そしてわたしたちに対して、ひとりひとりが宝石だと話してくれた。おもしろおかしく自分をWWHだと話す彼だけれど、そんな彼が伝えてくれる"自分を愛すること"は、いたってシンプルだと思う。

彼はただナルシストキャラなわけではない。自分がなんでもかっこよくていちばんだと思っているわけではない。彼のLove Myselfは、「僕のこの部分ってかっこいいよね。そしてきみのこの部分もかっこいいよ。」なのだ。人と比較しない。みんなかっこいい。そして僕も、かっこいい。

btsとしてのジンではなく、キムソクジンという人物について問われた彼は、キムソクジンは暗いと言った。そして、暗い部分をなるだけARMYに見せたくないと話していた。そんな彼が歌うMoonは特別な曲だ。僕の傷を君に見られたら、と。

わたしたちは彼のほんとうの傷の姿を知ることも見ることもできないだろう。ただ想像することしかできない。彼の傷を思って胸を痛めることしかできない。だからこそ、彼の周りにいる、彼を愛する人たちに、愛されてほしい。btsのジンではなく、キムソクジンとしてのありのままの彼を受け入れて愛してあげてほしい。わたしたちは知ることができないから。

ミックステープの話を少ししたい。ラップラインが次々とミクテを出し、マンネラインもヒョンたちの背中を追いかけ意欲的に取り組んでいる。soopでも少しその描写はあったが、彼はミクテのような話になると口をつぐむ。

きっと彼は知っているのだ。努力でどうにかなるものとそうではないものがこの世界には存在することを。そしてその絶望を知っているのだ。

"兄と比べられてきた" "周りの親が自分の子供を褒めるなかで、自分には何もないと思って親に申し訳なかった"と、以前のインタビューで話す彼。

"メンバーに出会って変わった。明るくなった。""もう一回生まれ変わってもまたバスに乗る。(スカウトされたのがバスの中だったため)"と話す彼。

「ユンギとナムジュンがリーダーらしく振る舞って、みんなの規律を乱さないようにしてくれるから、僕は空気が重くならないように明るく振る舞っている」そうやって自分ができることすべきことを淡々とおこない、ヒョンとしてのプライドにこだわるのではなく、グループのためにメンバーのためにできることを全身全霊で取り組む彼の姿は誰よりもヒョンらしい。

ここに書いたことは、彼の発言以外はわたしの憶測にすぎない。けれどわたしのなかで、キムソクジンというひとは、一生をかけても追いつけないひとだ。誰よりも努力家で誰よりもメンバーを尊敬するひとだ。わたしはこのひとを愛することをやめられそうにない。

いつかはすべてのものごとに疲れてしまうなら、わたしはこの人の"そのとき"に一緒にいたい。

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オヤジギャグを連発するあなた

モッパンでアルパカに似てると言われるあなた

だれよりも努力家なあなた

わたしにLove Myselfを教えてくれて、いまもこれからも、わたしにとっては生きたお手本であるあなた

あなたが防弾のヒョンでよかった

防弾にいてくれてよかった

いつも、苦しいことがあるとMoonを聴く。コンサートでMoonを披露したとき、きみは2日ともサビはハモリのほうを歌っていた。あのときのきみの全身で歌う様子が忘れられなくて、Moonを聴くときはいつも、ハモリのほうに耳を集中させてるの

あなたがいるだけで、こんなにもしあわせになること。

笑顔になれること。

知らないと思うけど、知ってほしい。

あなたに救われたひとが星の数ほどいることを。

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あなたの夜があなたに優しいことを心から祈ります

だいすきです



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