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悔しかった思いを糧にできるような生き方をしたい:波部倫大郎

幼少期は柔道と野球

私は、陸上競技ををするためにこの大学に入学しました。しかし、陸上とは全くの無縁だった自分が今でも競技を続けていることが不思議なくらいです。私は、幼稚園で柔道を始め、兄の影響で小3からは野球もやるようになりました。小学校卒業を機に柔道からは離れ、本格的に野球に打ち込むために硬式のクラブチームに入団しました。

中3の夏から陸上へ

中学校では、必ず部活に入らなければならない決まりがあり、「野球のための陸上」という意味で陸上競技部に入部しました。それが陸上競技を始めたきっかけです。理由があり、中3の春に野球を辞めて、陸上をするしかなくなった私は、夏から本格的に練習を始め、その練習の中で陸上の楽しさを知ることができました

大学初戦で2分切り

目先の目標は、800mで1分55秒を切ることです。高校時代は考えてもいなかった記録です。しかし、今なら目標を達成できると思えます。大学1年目の初戦で、高校時代の目標であった2分切りを達成しました。本当に嬉しくて、陸上の楽しさを改めて実感した瞬間でした。そこからタイムは少しずつ伸びていきました。この大学の陸上競技部に入部してから、刺激ばかりで競技への意識がとても変わりました。走り方一つにしても、今まで良いと思っていたフォームとは違ったフォームが良いフォームだと知ったり、トレーニング内容がそれまでのものと全然違ったり、トップレベルで戦っている先輩、あるいは同期から良い刺激をもらえたおかげで成長することができました。仲間の存在はとても重要だと思いました

目標達成のための課題

目標を達成するための課題は、メンタルの強化、レース後半、そしてフォームです。どのレースにも自信を持って挑めないのが自分の最大の弱みです。必ず緊張してしまい、練習では力を発揮できるけれどもレースになると硬くなって本来の力を発揮できません。それを改善するためのは、日々の練習での意識だと考えています。常に上位のグループで練習を重ね、高い強度で練習したり、失敗を重ねることで成長できるのではないかと考えています。フォームは、かかと接地から、徐々に足底の中心で地面を踏めるようになってきました。しかし、まだまだ改善すべき点が多い、レース後半でペースが落ちるのには無駄な動きが多いことが関係していると考えています。良い体の使い方をイメージしながらジョグなどで距離を積んでいき、理想の動きを固めていきたいです。

大きな大会に出場したい

大学卒業までに成し遂げたいことは、大きな大会に出場して活躍することです。そして入賞したいです。身近に活躍している選手がたくさんいます。「早く自分も」といつも思います。その気持ちが日々の練習に向けてのモチベーションにも繋がっています。記録はまだまだ足りませんが、これからタイムを伸ばすことができれば自ずと大きな大会への出場が見えてきます。その舞台でしか感じられないもの、経験できないものを実感し、さらなる飛躍を遂げたいです。

悔しかった思いを糧にできるような生き方を

卒業後は、消防士を目指しています。陸上競技を通して学んだことや教わったこと、身に付けた体力を次のステップでも活かしていきたいです。悔しかった思いや後悔は戻ってきませんが、そんな過去も糧にできるような生き方をしていきたいです。

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