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ぼっちValheimのススメ(おすすめするとは言ってない)

(Valheimの感想だけ読みたい人、時間を無駄にしたくない人は"いざサバイバル"から読んでください)

茶番

よく来たな。おれはValheimの世界へお前を導く者だ。
ローポリでありながら、ふと足を止めて周囲を見渡せば息を呑むような美しい風景が果てしなく広がる「10番目の世界」はきっとお前のお気に召すだろう。

もちろんそれだけではない。お前が求めているのは美しい景色やスローライフだけで構成される甘っちょろいゲームではないはずだ。
襲いくるモンスターとの戦闘では敵の攻撃モーションを観察し、パリィや回避行動を駆使して、いかにスタミナを管理しながら戦うかを試行錯誤する真の男のゲームだ。

昼は美しく青々とした森だが、夜には何も見えぬ漆黒と化し荒くれ者共がお前に襲いかかる…もちろん容赦はない。
しかし、求めていたものはここにあるのだろう…真の男の道はここにあるのだと。
もう解っただろう…ここは真実のMexicoだ。(北欧が舞台のゲームです)

使命感(スシローにて)

ゲームに夢中になっていて気づいたら朝を迎えていたことなんていつぶりだろうか。
下手したらガチで10年ぶりとかかもしれない。

Valheimに夢中になっていた休前日。
気付いたら朝…を通り越して昼過ぎになっていた。猛烈な肩こり、眼精疲労、寝不足のせいで腕がプルプルしている。
これはいかん…そういえば水分もろくに摂っていなかった。

色々やばそうな気配を察し。
お風呂を沸かしてゆっくり浸かっていると吐き気を感じるほどの空腹。
「だめだ、ごはん食べよう」

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スシローでのんびりお寿司を食べながら「発売されて2週間で200万本以上売れたらしいけど、アーリーアクセスだけあっておかしな挙動もあるから、もっと売れたら英語に自信ニキも増えて改善要望どんどん送ってくれるかも」
(あわよくば私もフレンド登録してもらえるかも)
と思い、Valheimたのしいよ!と訴えるnoteを書こうと考えたのです。

寝不足+水分不足の胃に粉末のお茶が沁みる。
「プレイヤー数の分母が増えれば配信やレビューする人も増えて、それを見た人も興味を持って買うようになる。IronGateが儲かる。更にアップデートが増える…良いことしかないな」
(そしてあわよくば私もフレンド登録してもらえるかも)
というわけで帰宅後にこれを書き始めました。

いざサバイバル

2021/2/2にSteamでアーリーアクセスが開始された「Valheim」。

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ひとことで言えば「自動生成オープンワールド建築アクション丸太サバイバルゲーム」。
レビュー等では「一人でやると厳しい」みたいな意見も多いですが、私は十分一人でも楽しんでいます。
(タイトル通りハードモードになるのでおすすめはしませんが)

一人だしなあ、と買うの保留してたけど関(stylishnoob)さんのValheim配信見て楽しそうだったので購入を決めました。

アーカイブは二日目からしかないようですが「鋼の掟、人のものをパクらない」とか言ってるけど後日の配信で平気でパクってたの面白すぎた。

「言うて"マインクラフト"の大ヒット以降オープンワールドで地面掘ったり建築したりするゲーム雨後の筍みたいにボコボコ出てたでしょ?」
みたいな雰囲気をものともせず発売後2週間弱で売上は200万↑DL突破。

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全世界売上上位に躍り出るや否や多くのプレイヤー達が帰らぬ人となった。(北欧から帰ってこれなくなった的な意味で)

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そしてこれは最重要なので初めに言っておきたい。
UO、マインクラフト、Trove、ドラクエビルダーズ、クラフトピア等など世の中には建築要素のあるゲームが溢れています。
…が!立派な家を作るぞーと張り切って始めたものの、建築センスがなさすぎて結局数々のゲームで豆腐ハウスを作り続け、挫折を味わい続けていた私達!!そう、あなたもです!!

…なんと。このゲーム、建築センスゼロどころかマイナスの私ですらすぐに豆腐じゃない家が作れました…!!

最初に作った家こそゴミみたいな感じだったけど

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これで操作を覚えられたので次に建てた家はこれ。

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家だ…家の形してる…!!
神ゲー。
2月にして既に今年のGOTYが決定してしまった。

「屋根」判定のある建物じゃないと家として機能しないのでむしろ豆腐作るほうが難しいまである。もしかしてこれ…神ゲーでは?

要求スペックも低く、マインクラフトが動く程度のPCでも遊べそう。実際マイクラに影MODなど導入したような見た目の印象。

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容量も1GB未満で、ローポリなのに妙に遠景が美しく、オブジェクトに近寄るとテクスチャがドット絵で描かれているのが確認できます。

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温かみのある独特なグラフィックはこのおかげかも。

そして起動画面の字が小さすぎて笑う。UIオプションで最大にしてやっと読めるようになりました。

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「ゲームスター」とは…?
でも、この手のゲームで最初から日本語化されてるのはすごくありがたいですね。マイクラの日本ユーザーが多いからいけると踏んだのか。

ゲームを開始すると、現実世界で戦死した主人公はワルキューレに導かれて神話の世界である「10番目の世界『Valheim』」へ転生します。
冒険と危険に満ちた世界で試練を乗り越え、オーディン神に認められる立派なバイキングの戦士にならなければなりません。(ストーリーうろ覚え)

異世界転生みたいな感じなんですかね、ヴィンランド・サガにこういう話あった気がする。(北欧神話全然知らないマン)

とりあえずキャラメイクしようとボタン適当にポチポチしてたら、なんかザンギエフみたいなのができたのでキャラ名は「ザンギエフ」と命名。

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なのでワールド名は「ソヴィエト」に。(北欧が舞台のゲームです)

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この中華フォントっぽいのはどうにかならんのか…好きなフォント指定できるようになればいいんですが。

男キャラは髪型とヒゲが数種類、女キャラもほぼヒゲのない男キャラみたいな感じなのでマイクラの「スティーブ」みたいなものなのかも。
この先MODでバリエーションが増えるかもしれないですね、とはいえキャラの正面見ること自体がゲーム内でほぼないので重要じゃないと思います。

大鴉「フギン」に最初の島に連れてこられるザンギエフ。

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足で吊り下げられてるんですが、もうちょっとこう…背中に乗せてくれるとかの優しさはないんですかね?

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ちなみに地面に降りるときもボトっと物みたいに落とされるので、ここのシーンは是非ゲームを買って見てみてほしいです。笑えるので。

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その上この仕打ち。人の心がないのか。(カラスです)

ワールド作成時にマップは自動生成されるので、例えば商人がスタート地点から比較的近くにいるマップを引くためにワールドガチャをすることも可能。
「テラリア」のようにキャラとワールドは別にセーブされるので、育ったキャラで新規ワールドへ行くこともできます。
友達と一緒に遊んでいる場合は複数ワールドを行き来するのも新鮮で楽しいかもしれません。

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松明とボロ服だけを渡されて草原にほっぽりだされたでござるの巻。

ゲームを開始したらフギンがやるべきことを教えてくれますが、まず拾わなければならない「石」が見づらい。

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一度認識すると人間の脳は便利なもので、歩いてても「あっ石だ」と気づくようになりますが、最初は「これが石です」みたいに画面表示があったほうがいい気がする。

あとフギンの台詞がクッソ小さい。小声で囁きかけてるのか?腹から声出せ。

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そして木は「枝」を拾うか、小さい木を殴れば入手できるので最初の道具「石の斧」が完成。

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石器時代の始まりだ!唆るぜぇ!
ちなみにぼっちプレイだと本当に千空一人しかいないDr.STONEみたいになります。一人で文明を発展させて科学王国(一人)を目指せ!

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は?

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?????????

よくわからんことが書いてありますが北欧神話に詳しい人だとヒントになったりするんでしょうか。
私の北欧知識はヴィンランド・サガ、IKEA、ムーミンですが。

そしてこの字、最初は大きい字で出てくるけどすぐにニュって小さい字になります。

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目がチカチカするからどっちかに固定してほしい…なんでこんな仕様なの?それともおま環なのか?

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うっかり焚き火を踏んで火だるまになるザンギエフ。

このゲームは自分で色々試して、徐々にやれることが増えたり理解していく楽しさもあるんですが、現状とにかく説明が少ないのでぼっちでノーヒントだと詰む可能性もあります。
つまずいたらメディアの記事やyoutubeの解説動画など参考にするのもいいと思います。

実際私はyoutubeで検索するまで道具の修理の仕方がわかりませんでした。

丸太を制する者は世界を制する

Valheimのレビュー等でも散見される単語「丸太」。
そう、神ゲーでもありながら丸太ゲーでもあります。

このゲームのオブジェクト一つ一つに物理演算が効いていて、崖から石を落とすと転がっていくし木を切れば丸太が倒れ、周りに物があれば巻き込んで破壊したりします。

木と木がぶつかるように切れば手早く2本切れたりするし、崖から転がせば下にいるモンスターにダメージを与えたりもできます。
そして時には人命を奪うことも…。

丸太の挙動や効果音も見ていて楽しく、延々丸太と戯れているだけでも飽きません
よく「トイレが作り込まれているゲームは神ゲー」などと言いますが今後はそれに「丸太」も加わるでしょう。

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実際Valheimにはまって以降、大雪で倒れた木を見て「丸太だ!」と反応してしまうくらいには丸太の魅力に取り憑かれてしまいました。
これを書いている今もブナの木を切り倒しに行きたくて禁断症状が出てきました。ちょっと切ってきますね…(起動ポチー)

みんな忘れてるかもしれないけどこれアーリーアクセスだよ

これだけ面白くてバグもほぼなく、内容ギッチリなのに…Steamの「早期アクセス」枠のゲームです。
そう…恐ろしいことにまだ製品版ではないのです。

ちなみに海沿いに本拠地を作ろうと思い、場所決めのために最初の島の海岸線のマッピングを開始したのですが…

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一人では完了するまでにリアルで数日かかりました

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しかも惑星(?)全体で見るとこんなに小さな島でしかないのです。
どこまでも冒険できてしまう…しかもワールドを作ればまた違う地形のマップができてしまうなんて…帰らぬ人続出も納得。

現状公開されているロードマップでは、まだまだ新しい要素が追加されるもよう。

容量も少ないし動作スペックも低いので、ゲーム機はもちろん将来的にはスマホ等にも移植されるかもしれませんね。

でも早期アクセスのお祭りでワッショイワッショイできるのは今のところPCだけなので、要求スペック満たしている人は今すぐ買いましょう。
なんと2050円払うことで実質無料で手に入れることができます。

3000円のsteamカード一枚でお釣りが来る!

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steamカードマーン!!

乗るしかない、このビッグウェーブに

もはや買わない理由がないゲームValheim。
まさかとは思いますがまだ買っていないのであれば今すぐ開発(ってSteamから消えて死語と化したよね、寂しい)しましょう。

そして、よかったらフレンド登録してもらえると嬉しいです。
discordのIDもsteamページに書いてあるので。

誰かが立ててる鯖に入る度胸もないコミュ障なのですが、他の人の家とかも見てみたいので。

…では、丸太を切りに行く時間なのでこれで失礼しますね。
Valheimの世界でお会いしましょう。

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