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先日、家族みんなでご飯を食べながらの話題で、とっても嬉しいことがありました。
結論から言うと、ぼくが意識している環境への取組みを、子ども達がしっかりと感じているということが分かったからです。


学年が上がるにつれ、そこそこに化学や物理について勉強が進んでいる長男坊。
「質量保存の法則」や「エネルギー保存の法則」について、話題にしていました。

これらの法則は、
物質やエネルギーの形が、変化したとしても、
そのビフォーアフターで総量は同じになるということです。

なので、この地球の中で、どんな変化が起ころうとも、
前と後で同じ重さになるということです。
減っていったり、増えていったりはしません。

エネルギーも同じです。何か物質が変化して、エネルギーを生み出したとしても、その前後の総量は同じになります。


というような話の流れで、
ゴミになって、ただ燃やしてしまったら、灰になるだけで、それを埋立などで処分していくことになる。
どこかのモノが、ゴミになって、埋め立てられていく。
循環と言うよりも、そこにたどり着いて、終わり。山積していくばかりですね。

こんな話を、習ったばかりの物理法則も掛け合わせながら、みんなで話していました。

すると子ども達が口々に言います。
「だけ、絶対、ゴミを分別せないけんのよ」
「二酸化炭素が増えすぎたら、どうにも変化させられんのよね」
「プラスチックのゴミもリサイクルとかされようみたいやしね」

などなど、言ってくれます。
ほ~、随分と理解してくれているんだなぁ、と思いました。

そこで、ズバッと出た意見にとても驚きました。

『みんながコンポストすれば良いのに!!!』

かなりの熱意と眼差しをもってのこの発言にとても驚きました。
ぼくは心底嬉しかったです。
ほそぼそと家庭の片隅でせっせと土を混ぜる作業をしています。
子ども達の目には入っているんでしょう。
コンポストの意味や役割もしっかり理解してくれているんでしょう。

コンポストをしている家庭は、かなりレアだと思います。
でも、こうして子どもが意見してくれた意味はとても大きいと思います。

『環境学習』って、最近よく言われるんですけど、
学校で習うようなもんじゃないと思います。
イベントでちょこっと触れて活動に通じるようなことではないと思います。

家庭の中が一番の教室。
とっても嬉しかったです。

そんな喜びの思考回路で、ぼく含めて、みんな数秒の沈黙がありました。

『・・・・』

じゃあお前もコンポちゃん、しろ!!

(笑)

全然、コンポちゃんのことをしたこともない子が言ったもんだから、逆に非難轟々(笑)

まぁ、いいか(笑)
意味が分かってくれてたら、ぼくは凄く嬉しかったです。



今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭のイラストは、ふうちゃん|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。



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