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『未来創造委員会』は、令和4年度の総会での「ESDの更なる推進と協議会の再構築」のため、準備委員会での議論の末に誕生した新たな委員会です。

未来創造委員会の目的は、『次世代のESD人材の育成と拡がり』です。
もっともっと若い世代のESD人材が増えていくことと、若い世代をターゲットとしたESDの普及が、これからの未来をつくっていくと考えています。

令和5年度から開始した未来創造委員会では、最初の第一歩からの議論をはじめていき、『ノウハウを培っていく』ことを大切にしていきたいと決めました。

頭でっかちにならずに、実際に動きながら、実践の中でノウハウを学んでいく『動きながら実を得て行く』スタイルとしました。
未来創造委員会が母体となったり、連携主体として、様々な活動を実施しながら、ESD人材の拡がりに関しての考察を重ねていきました。

いくつかの活動をしていき、委員間で議論していき、ESD人材の拡がりに関する重要なノウハウを明確にすることができました。
それは、『フィールド』と『コンテンツ』です。

大学生をはじめとした若い世代の人材が、ESD活動に関わり活動していくなかで、『場』があることが重要です。想いはあってもきっかけがなければスタートしません。また、その場には、入りやすさが重要です。緩やかに裾野が広がっていくイメージや、受入れる側の『人』の要素も重要です。

また、『コンテンツ』が重要であることです。例えば、イベントの一角でESDの啓発活動をするとして、コンテンツを持っている団体のみしか参加できなければ、人材の拡がりはありません。誰でも自由に参加できて、その場に来れば、実施できるコンテンツを準備することで、個人単位も含めたESD人材の拡がりを実現することができます。

1月20日(土)に、水環境館のご協力をいただき、ステークホルダーミーティングを開催しました。
大分大学の河野准教授をお招きし、他都市の事例をもとに、ESDが文化として大切にされている理由について解説していただきました。
それは市民のアイデンティティによるものが大きいとのことでした。

その後、参加者全員でワークショップを実施しました。
議題は、①北九州の良いところ、②もっと良くなってほしいところ、自分達ができることについて、付箋に書き出し、議論していただきました。
様々な素敵な意見が飛び交い、皆さんで共有しました。

最後の全体トークセッションでは、北九州のESDのアイデンティティって何だろう?というテーマで、それぞれが、ESDのこだわりや想い入れ、大切にしていきたい価値観をアウトプットしていただきました。

これまでもESDの取組みは、協議会の団体・個人をはじめ、様々にとても多くの活動が実施されてきました。ずっと大切にされているものも多いです。着実に繋がり、続いてきているものも多いです。
こんな多くのESDの取組みが、このまちのESDへの想いとして大切にされ、これからも表現していけると、もっと素晴らしいESDの街をつくっていくことと思います。

そんなESDへの大きな想いが動いていくことを感じるミーティングとなりました。
これからも、特に若い世代を対象としたESD人材の拡がりについて検討と実践を重ねていきたいと考えています。



・・・・


という感じで、
ESD協議会の広報誌に執筆することになったのですが、ちょっと長いか?抽象的で分かりにくいところも多いですが、うん、勘弁してもらおう!!ごめんなさい!!(笑)


今日もご覧いただきありがとうございます。


これまでの未来創造委員会の取組みも貼っておきますね。




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