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『ほうれんそう』も大事だが、『ざっそう』はもっと大事

特に、仕事のスキルや、上司との関係性において
『ほうれんそう』が大事と言われますよね。

ほう:報告
れん:連絡
そう:相談
です。

それぞれ、過去・現在・未来のことを共有するうえで、大切なものです。
こうした意思疎通を日頃からしておくことが重要です。

加えて、
『ざっそう』も大事、という話を習ったことがあるので、書いてみます。


冒頭の、雑草のステキな写真は、小木曽一馬 / Cloud CIRCUS|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


美味しく食べられる「ほうれんそう」ではなくって、
雑草(ざっそう)です。

ざっ:雑談と、
そう:相談です。


最後の『相談』は、同じですね。

この『雑談』がポイントかと思います。


①雑談での親近感


雑談のチカラってスゴイと思います。

事務連絡のみでは、親近感はわきません。
いろんな雑談のなかで、その人の人どなりが分かったりするものです。
共通の部分があったり、共感できたり、新鮮だったところから、また話題が広まったり深まったりで、付き合いが深まります。

仕事のなかで関わりのある人とは、マジメな仕事の話ばかりではなく、なるべく『雑談』をしたいものですね。
こうした対人関係が仕事をしやすくしたりするものです。


②雑談ウォーミングアップ

話し始めをほぐしてくれることもあります。

「ちょっと話があるんですけど・・・」
と言って、話を始めると、たいがい身構えられます。

第一印象や先入観って、結構大事で、最初が悪かったら良いことないです。

何気ない雑談なんかから話を始めれると良いですね。

当たり障りない話で、天気・気温のこととか、近所での話題なんかが良いって言いますよね。

「どう?忙しい?」「ぼちぼちでんなー」と決まり台詞でも良いと思います。
まず、ウォーミングアップしてから始めましょう。
これも立派な会話のキャッチボールですね。



③共感する前の対話

ともに、主体的にとりくむ『協働』には、
必ず、『共感』が必要です。

理念・意義で共感できれば素晴らしいのですが、
よほど崇高に完成されたものではない限り、一足飛びにそこまではいきません。

複数人が関わり合う場面においては、
その対人関係はとても重要になります。

『共感』に至るまでのプロセスが重要だったりします。

本来趣旨と逸れていたとしても、ここは『雑談』がチカラを発揮するところです。

会議のなかでは、なんだかいがみあったり、どんな人か分からなかったのに、会議後や休憩中に仲が深まった、ということも経験がある人は多いのではないでしょうか?

ともに、主体的に、協働していくためには、共感が重要であり、その手前にある『対話』が大切です。
対話のなかには、雑談が重要な要素をしめると思います。



④雑談力

ぼくも絶賛勉強中なのですが、
『雑談するチカラ』を身につけていきたいですね。

何の話題を出して良いか分からない・掴めない。
空気読んでなかったらどうしよう。
切り出し方、終わり方が分からない。

などなど、いざ、雑談しようにも難しいことってありますよね。

何となく、以下の3点があると思っています。


ひとつは、聴くことです。

上手く雑談しようと悩んでいるのは、自分から喋ることだと思います。

先方からの話題に乗っかるようにすれば良いのです。
『話し上手は聴き上手』で、より聴けると良いなと思います。


ふたつ目は、話題の展開です。

聴きながらも、「へーそうなんですかー」だけでは、面白くないですよね(笑)
会話のキャッチボールで、どう展開するか、ですね。

イメージは、横と縦だと思います。
話題を横に横に広く展開するパターンと、
縦に縦に、話題を深めていくパターンと。
その双方を意識できると良いと思います。

いまは、こっちだと思う方で、『問い』を進めていけたら良いと思います。


みっつ目は、話題のアンテナです。

やっぱり、日々の話題になりそうなものへのアンテナは多いほど良いと思います。
全然ジャンルの異なる人には、何の話をして良いか分からないように、雑談を進めるための多彩なアンテナを持ち合わせておくと良いと思います。

重要な打合せに臨む場合などは、あまり気負いをせずに、その人のことを想像しながら、まわりのことを思い浮かべて、雑談を用意すると良いのかなって思います。


『ほうれんそう』も大事ですが
『ざっそう』も重要です!!

『雑談』にちょっとだけ意識をおいてみると良いかもしれませんね。


今日もご覧いただきありがとうございます。

以前の記事で関連しそうなものをいくつか貼っておきますね。




<1年前の”今日”の記事★>

お!これはこれは、面白い記事ですね。(だったと思います)読み直してみよっと。

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