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全国の人達と話し合ったら、とっても深い学びがあった!!

R5.1.21(土)
北九州市立大学のESDプロモート実習の学生たちの企画で、
全国の人達とオンラインで話し合い、『自然との共生』を学ぶイベントを実施しました!

ぼくは、ちょこんとコーディネーター的に参加させていただきました!

開催前の紹介記事!

企画から、準備・運営、参加者集めまで、
学生達はとっても頑張りました!!
素晴らしいイベントだったと思います。

47都道府県!からの全国制覇での参加を目指していましたが、半分の23都道府県!から参加していただきました。
うん!それでもスゴイやん!!
同じ府県からの参加者もいらっしゃって、参加者35人。
6グループに分けてディスカッションを中心に進めました。
各グループにファシリテーターと、記録担当の2人ずつ。
それとメイン進行や裏方など、4人の主要メンバー。
ということは、50人以上ですね。
とっても多くの人たちが参加したイベントとなりました。

運営の工夫の紹介も織り交ぜながら書いていきたいと思います。


25画面!で『E』のポーズ!


入念な通信確認の後、スタート!!
北九大が進めている活動のプレゼンや、ESDとは何か?SDGsとの関連は?というプレゼンの後、
全国から参加いただいた皆さんと3つのディスカッションを行いました。


⓪まずは、アイスブレイク!

各グループで「初めまして」のご挨拶とともに、
それぞれの地域の名産や方言など、ざっくばらんにお話していただきました。

ぼくは、フリーダムに、各ブレイクアウトルームに入ったり出たりで全体的に覗かせていただきましたが、
めっちゃ楽しそう(笑)
もう、これだけでも良いかと思ったほどです(笑)

それぞれ、ご当地のお話を聞かせていただきました。


ウオーミングアップ終了。
楽しいですね~。
では、本題は2つです。
順にディスカッションしていきます!!


①各地域での自然との共生について?

最初のテーマです。
全国津々浦々の皆さんにご参加いただきました。

その土地、その土地で、気候や季節感や、暮らしが違います。
自然との共存が土地によって違います。
暑いところ寒いところ。
雨がたくさん降るところ、雪がたくさん降るところ。
海のまち、山のまち、都市のまち。

それぞれの地域のことを紹介しながら、話し合ってみてください。
きっと、それぞれの地域の話を、鏡に映したときに、違いが鮮明に見えてくると思います。

さぁ!どうぞ!!

また、各グループに忍び込んで聞き耳を立てていると、まぁ面白いですね!!
全然違う!!っていうのも多々ありました。

本部の様子です。
左側の画面には、各グループが速記で『議事録』を書いてくれています。
6グループの様子をリアルタイムで眺めることができる仕掛けになっています。
学生達の運営、恐るべし・・・。


こんな感じで、各グループには、ファシリテーターと、記録担当の二人ずつがいます。
6グループの各担当は、大学の広い部屋の隅に分散して、運営していたそうです。(近くにいると声が入ってしまうから)
ちなみに、ぼくや主要メンバーは、また全然違うところにいました。

全体に戻ってきていただいて、
各グループから、どんな話題だったかも共有していただきました。

各グループの共有で、とっても楽しかった議論だったことを感じました。
多くのことに気付き、学んだディスカッションとなりました。

このディスカッションの講評として、ぼくから4つのお話をしました。

①各地域での災害への意識の違い
被災経験のある地域は、災害や防災意識がとっても高いことが分かりました。
逆に、経験の無い地域は防災意識や関心が低いことを痛感しました。
また、『想定』によるものでの違いもありました。特に、南海トラフ地震に関連する地域は、被災経験が無くとも防災意識が高いことを感じました。

②地形・気候の違い
地震への意識が高い地域も地形をみると、海溝型や断層型の断層との因果関係があります。
大雨や台風など、特に南から入ってくる湿った空気に影響する地域は、その意識が高いことも感じました。
山があり、それに向かって吹いて来る風。
北側だったら雪や寒気の心配。
南側だったら風や大雨の心配。
盆地になったら、高温の心配。
その土地の地形や気候の違いや、暮らしや住民意識と直結していることが表面化していってました。

③気候変動への危惧
そんな中で、参加者から口々に出ていたのが、「最近の雨は異常」「雪の降り方が異常」「台風の進路や頻度が怖い」など、気候変動に関することが話されていました。
それぞれの気候の中での、自然との共存において、
災害への危惧のレベルが全国各地であがっていっているのを感じました。
全国規模で気候変動を実感しています。
地球温暖化による大雨・大雪の心配ももちろんのこと、
これからは『高温』の心配があると思いました。
高温による自然災害もあり得る恐ろしさです。

④各地域文化のミックス
以上3点を踏まえた上、皆さんの話を聴いていて思ったことは
『各地域の文化がミックス』したら良いなって思いました。
寒いまちには寒いなりの、暑いまちには暑いなりの、暮らしのなかでの対策があります。
大雪や大雨や台風や、火山の話題もありました。
そうした地域ごとの防災文化や被災経験など、文化をミックスしていけると全国的にもっともっとレベルアップしていけるんじゃないかと思いました。

多様性やダイバーシティなんかを言いますが、
地域ダイバーシティ的な、各地域の文化や意識のミックスができたら良いなと思いました。

オンライン企画ならではの、とっても貴重な学びを得ました。


②自然との共存⇒独特の文化は?

ディスカッションの2つ目は、更に踏み込んで難題です。
1つ目のテーマで、地域特性・気候特性を考えていただきました。

もう一歩いきます。
それらの暮らしの中で、地域ごとに独特の文化や風習が根付いていませんか?

例えば食べ物。
その気候に応じた特産品や季節に応じた食べ物など。

また、お祭りなどの起源やねらいはどういったものがあるでしょう?
神社と自然との共存の関係もあるでしょう。

難しいテーマかもしれませんが、話し合ってみてください。

例のごとく、グループに分かれて話し合っていただきました。

その後に、全体で共有していただきました。

気候と食べ物の関係や、
地域特性から災害が多いので、それに由来したお祭り。
一方で災害があまりないのでお祭りもない?というようなところ。
また、地形に応じた地名があったり。
各地の色んな話を聴くことができました。

皆さんの話を聴きながら、ぼくはたくさんの学びと刺激をいただきました。
それを踏まえて、また講評させていただきました。以下の4点です。

①気候と文化
やはり、それぞれの気候に応じた自然との共存があり、そのなかで、その土地独自の暮らしが彩られています。
自然からの恩恵には表裏一体で災害が起きたり。
その自然への感謝や畏敬の念や災害を鎮めたり。
各地にそんな神社やお祭りがあることを実感しました。
食べ物など日頃の、日常の文化と。
災害など突如起こる自然と向き合うための非日常の文化が、それぞれのまちにありますね。

②祭りと災害と地名
何となく実感できたことに、災害の多いまちには祭りがありました。
一方で災害の少ないまちには、これといった祭りがないという意見もありました。
祭りは地域の人たちが繋がるチャンスでもあります。
災害に立ち向かう仕掛けとして祭りがおこなわれていたのでしょう。
この因果関係を感じました。

また、神社など、そのまちを表すものがあります。
それが地名となっているように思います。
お祭りの名称も含めて、それらが同じ名称ということは多いですよね。
お祭りなどの伝統行事もそうですが、
地形に由来した地名なんかも先人たちから大切に受け継がれてきたものだと感じました。

③祭りは人の繋がりと自省の機会
このように、各地のお祭りは自然との共存を感じる機会になっていると思います。
神に捧げたり、祈ったりする祭りが多いですよね。
手を合わせ、このまちの安全を願うとき、
自分たちが神に戒められる存在であるのか、一方で神に守られる存在であるのか。
いわゆる罰が当たるのかどうかということだと思います。

そのまちの人たちや自然を大切にして過ごし、
手を合わせ自省するときに、神に認めてもらえるようなまちでありたい。
そんな機会を得ているように思いました。

④共助の伝統文化の衰退は、時代と反比例
各地のお祭りは、災害とひっついていることが何となく見えてきました。
各地のお祭りや暮らしは自然と共存していて、それと向き合う機会だということを感じました。
前述のとおり、気候は荒ぶっています。どんどん深刻になっていっています。今一度、見つめなおしていかなければならなくなっています。

しかしながら、自然との共存、自然との対峙は、科学の進歩とともに、薄れていっているように思います。
山を削り、川には蓋をし、海には壁を造り。
自然の本来の姿が見えなくなっています。

また、お祭りや伝統は、どんどんと薄れていってしまっています。
コロナ禍で更に廃退していってしまいました。

祭りは人が繋がるチャンスで、各地域での共助の仕掛けとなっていることを実感しました。

自然災害と向き合うとき、気候変動の時代のなかで、必然性は高まっているように思いますが、
そうした人の繋がりや自然との共存を感じる機会は減っています。
この反比例の関係をとても危惧します。



まとめ

全国の皆さんと議論し、
各地域ごとの暮らしを鏡映しにしました。

それぞれの違いから、そのまちの特色が見えてきました。

一方で、どのまちにも共通しているようなことから、暮らしの中での大切なことが見えてきたように思います。

全国の皆さんと話してみて、
とっても貴重な学びの機会となりました。

とっても素晴らしかったです。
企画・運営してくださった北九大の皆さん、本当にありがとうございました。

準備が大変だっただけあって、見事に運営されました。
そしてそれ相応に深い学びの機会となったと思います。
お疲れさまでした。



今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

そうでしたね!家計シリーズの第3弾です!!


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