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2023年6月 和歌山旅行⑦ 熊野本宮大社、熊野古道

この日は朝ごはんを急いで30分で食べて、バスで熊野本宮へ。

滝内(たきない)のバス停、7:43のバス

ただ、この日、問題があって、発心門王子に行くバスが運休してて。
しゃーない、まずは熊野本宮大社まで行って考えよう、と。
外国人の荷物大きい人も多かったのだけど、かなりの数の人が滝尻で降りていったよ。
すごい頑張るなぁ。。。

まずはお勉強してから、と、和歌山県世界遺産センターに行ってパネルを読み。
あと、世界遺産のスタンプ探したけど無くて

係の人に聞いたら、台紙がないから、スタンプしまっているのだと。
それでも押させてください、とは、さすがに言えず。。。

やってきました、熊野本宮大社

熊野大権現の扁額と木の鳥居。
なるほど、木の鳥居か。
脱線しますが、和歌山、紀伊国(きのくに)の由来、木の国なんだって。

右側通行

最近、このタイプが手水のスタンダードスタイルになってきてる

しっかし、熊野本宮の参り方、帰ってから知ったのだけど

①証誠殿(本宮・第三殿) 家津美御子大神(素戔嗚尊)
②中御前(結宮・第二殿) 速玉大神
③西御前(結宮・第一殿) 夫須美大神
④東御前(若宮・第四殿) 天照大神
⑤満山社         結ひの神(八百萬の神)
この順番で参るのがルールらしい。
知らなかったよ。。。

しかも、階段、右側通行なのに、左側に祓戸大神に参拝してね、っていう看板が出てる。
トリッキー。。。

そして大斎原(おおゆのはら)へ
元々、熊野本宮があった場所

元々、川を渡って水垢離したとのことなので、川を見る。

その川の堤防から大斎原を見る
そして、バスが通ってないことは分かっていても、熊野古道をちょっとは歩きたい。

ここから、色々と色々なんですが、、、

最初は30分ぐらい歩いて引き返そうと思ってたんです。

だけど、歩き始めれば、キリの良いところまで歩きたいな、と思ったりもして

どこで一般道に復帰できるだろう、なんて調べようとしたら、圏外。
出たよ!山の圏外!!
そういや、この前の大山も、途中、圏外になってたわ、って思い出して、、、

伏拝王子跡まで約1時間歩いて。
龍神交通の時刻表を見たんです。

そしたら、運休中のお知らせが無くて。
それに、熊野本宮大社からどんどん離れる道を歩いてるのに、たくさんの旅行者とすれ違うんです。
あなたたち、どこから来てます?
ワンチャン、バス動いてる?と思って、伏拝口のバス停まで行ったんです。

そしたら、決定的なお知らせの紙が。
絶望した・・・
せめて、熊野古道じゃない一般道で歩いて帰ろうか、とも思ったんだけど、いやいや、落石で通行止めになってるんだとしたら、歩行者も通り抜けられない可能性あるわ、と。
アップダウンも少々ある、同じ道を、戻るのか?と。
でも、どう考えても、それ以外にやりようがない。
思わず、口をついて出たもんね。
「ションテンガリサー」
もう、これ以上のションテンガリサーは無い。

でさ、熊野古道をどれぐらい歩くか、とか、そういう予定もちゃんと立ててなかったから、飲み物も無くて。
CokeON対応してない自販機だったけど、買っておかないとダメだ、と思って、いろはすを買い。

おつりを取るところのすぐ下がアミアミになってて、いやいや、これ、おつり落とす人いるだろ、って思ったら、案の定、100円玉が落ちてた。
不親切なのな!!!

何このデジャヴ感。
これは夢?夢なの?と思いながら、また1時間ぐらい熊野古道を歩き。
いやそもそも、熊野古道のコンセプト「祈りの道」。
歩くことこそが祈りである、みたいな説明読んでたから、これは、何への祈りなのだ、と、思いつつ。
・・・早くバス復旧して欲しいな、っていう祈り?
知らないけども、なんつーか、えらい目にあったな、と。。。

午後1時過ぎに、熊野本宮の裏に戻る。

そこで見かける、警報器というブラフ。
・・・いや、知らないし、多分、神域だから、とか、そういう話なのかもしれないけど、その割に軽トラ2台停まってっけども、っていう。
警報器、鳴らしてやりたくなる(非常に私の機嫌が悪い)
まぁ、入りませんけども。

で、もう、バス来るの、1時間後ぐらいだけど、気持ちが萎えているので、お土産屋さんを物色して

この日の疲労回復ドリンクは北山村のじゃばらウォーター

じゃばらっていう果物の皮も入ったドリンク。
ちょっと苦いところも美味しかった!
で、もう、旅行先の1時間の待ち時間なんて、全然、苦にならない。
ぼんやりバス停のベンチに座ってバスを待ち

行きは1本で滝内から熊野本宮大社に行けたのだけど、帰りのバスは白浜空港行きだったので、田鶴口で降りて、23分歩くのも、まぁ余裕なので、歩いていたのだけど。
ってのと、14:49でスマホの充電、死ぬ寸。
んま、歩いていたら

創業明治14年っていう看板が。
もう、老舗、大好き!
偶然出会ったのだけど、ここでお土産に

丸新本家で金山寺味噌と白醤油を買ったのだった。

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