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打撃特化型選手(DH)の上のカテゴリーでの生き残り

久々の更新になります。



打撃特化型選手を巡る背景と、それに至る当方なりに感じた理由

最近ちと思うのは、例えば今年の高校BIG3とか。
打撃特化型で、守備や走塁面等は?という選手の将来性は、例えばイ・デホの様な卓越したタイプじゃない限り、学生野球より上のカテゴリーでの将来性は?と思う様になりました。
きっかけは、学生野球より上のカテゴリーの関係者(具体的には複数の。それも企業チームのマネさん等)とのやり取り等にて、出てきた事です。
(要は、大学野球にてDH専の選手は、よほど卓越したものが無い限り、採用に至るには?という事ですね…)

とはいえ、打撃専の選手は大学野球というより、現状の高校野球。
食トレに代表される様な、守備や走塁等のスピード面よりも、金属バットでの高校野球にて打ち勝つ野球の為に仕上げられた背景があるのだろうかと思います。

まあ、現状の高校野球では、こういう守備やスピード面よりも、打撃を優先したパワー系野球が主流ですが…。

来季から導入に低反発バットによって、基本、打者は今と比べて飛ばないバットに移行する影響によって、それこそかつての広商野球の様な、
▽守備
▽スピード・バント等の戦術
▽投手力等のバッテリー優位
の野球が復活する可能性が高いと思ってます。

(こういうのは、以前にFUKUOKA LEAGUE観戦時に感じた事を記しました。また、今選手権福岡大会の、大会前収録のJ:COM福岡有力校紹介にて、守備を重視するチームの多さに、現状でも来季以降を意識している様なチームが多い事を感じました)

なので個人的には、高校野球での従来の打撃重視型のタイプはそろそろ下火に。
今年のそれこそ高校BIG3なんかが、ある意味終幕の象徴なのかも知れないと思う様になりました。
(高校野球でも、こういう打撃特化型の仕上げは、将来込みで下火になるのだろうと思います)

※あくまでも、上記の低反発バットに関することは、高校野球関係者に話を伺った訳では無いのをご理解頂いた上で、読んで頂ければ幸いです。


まあ、来季なんかは新規チーム多めの模様なので、とりあえず獲ってみたら、後々重宝される存在になれば…。とも思ってます。



個人的に紹介したいDH専の選手

このまま埋もれていくには惜しい選手も居ますので、個人的に紹介したいと思います。
※現時点では、今から紹介する選手の進路先は当方は知りませんが、いいご縁があれば…。という意味で記してみたいと思います。

福岡大 藪田源外野手(明豊・4年)

188㌢92㌔。右投右打。

右打者の代表として挙げてみますが、個人的には身体つきから感じられる、昨秋福西定期戦でのツーランのパワーというより、ミート力や勝負強さを感じる選手です。
個人的には上のレベルの高いカテゴリーにて腕を磨いて、こういう特徴をより発揮してもらいたいものです。



九州共立大 大濱快晴外野手(日大三・4年)


左打者の代表として挙げてみます。
ドラフト候補を擁する大阪商業大とのオープン戦。
今後が楽しみな先発の右サイド。鈴木豪太投手から、初球を苦もなく2塁打の後は、特に今秋話題の左腕の一人。左腕 高投手から、軽く当てたレフトフライの次の打席も、難なくレフトに2塁打と、レベルの高さを披露しただけに、上のカテゴリーにて、より仕上がった姿をみてみたい選手ですね…。


こちらの、今季福岡六大学野球公式パンフ。各チーム野手注目選手紹介にて、九州共立大の注目野手として大濱外野手があげられてましたので、九州共立大硬式野球部の公式見解といってもいいでしょう。



ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。

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