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言ってダメなら聴いてみな!

夏から秋にかけては接客系の研修、
審査、面談も多くなり大忙しです。
三連休も休みなく地方でお仕事でした。
頑張った!!ワタシ!

業種問わず、面談や研修で
よく聞かれるのは
「何度言ってもダメなんですよ」
という言葉。

一般企業だと
「書類の記入ミスをなくせ」
「部下を育てろ」
「明確な目標を持て」
「振り返りをしろ」
「チームのコミュニケーションを
活性化しろ」

接客業だと
「お客様には元気に挨拶してね」
「笑顔で接客しよう」
「近くのお客様には声をかけて」
「お客様のニーズを聞いて」

何度言ってもできるようにならないと
上司の皆さん、頭を抱えます。

コレ、部下の立場に立つと、
いつも同じことを言われ過ぎて
「毎日聞く目覚ましの音」と
同レベルの音になってる可能性も。

「ああ、また言ってるなー。
目標設定ねー、わかってるんだけど
なんだろー?目標かぁ、、、、眠ぅ〜」
と、思考は動きません。

あ、ちなみにここで
叱っても、恫喝しても、
諭しても、おだてても無駄。
さほど考えず、その場しのぎの目標を
言うだけで終わっちゃうから。

こんな時は、
言ってダメなら聴いてみな!

そのことについて、どう考えてるのか?
質問して、話を聴いてみることを
オススメしています。

例えば「明確な目標を持て!」
と言うのをやめて、
質問してみましょう。
思考が始まりますよ。

「そもそもなんで目標を持つのが
大事だと思う?」

「前期はどんな目標を持って
仕事してたの?その結果は?」

「今月の売上の目標は?
どうやって達成しようと考えてる?」

「自身がチームに貢献するために
どんな目標を立てる?」

と、具体的に質問すると、
考えやすくなりますよね。
毎週言われてる「目標を持て」とは
明らかに違って届きます。
何より質問されてるので聞き流せません。
何か答えなきゃいけないから考えます。

その場で答えが出ない時は
「考えたら教えてね」と
思考が止まらないように、
ひと声かけておくのもいいですね。

指示、命令、アドバイスは
多くの場合、相手の行動に繋がりません。
なぜやるのか?に納得してないから。
どうやるのか?をわかってないから。

だから「言ってもダメなんです」
になっちゃうんですね〜。

そうそう、コレ、子育ても
全く同じですよ〜!
「カバンはリビングに置かないで!」
と何十回言ってもダメなら聴いてみて。
「なんでカバンをリビングに置くの?」

怒って訊かないでね笑
不思議だな、と素朴に質問して。
きっと何か理由があるはず。
「なんとなく〜」も理由だよ。

誰かを育てる立場の皆さま、
パワー使って、いつも同じことを
言い続けるなんて疲れるだけ!!
言ってダメなら聴いてみな!
困ったら思い出してくださいね。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます♪
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