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「ジャッジせずに聴く」ってこういうこと〜私が最も学べた番組はコレ!

本当の意味で「聴く」って、
ある意味、無責任になった方が
いいのかもしれない。

こんにちは!
コーチング・オフィスfumfum
いりさわのりこです。

今、個人対象の3回連続セミナー
「聴くレッスン」が2クラス、
同時に進行中です。

その参加メンバーからは
「無意識でジャッジしてしまう」
「ついアドバイスしたくなる」
「聴くって難しい」
と、本音が聞かれます。

もちろん、その気持ち
私も痛いほどわかります。
相手に幸せになってほしい。
だからこそ、良かれと思って、
アドバイスしたくなる。
自分にしっかりとした価値観が
あるからこそジャッジしてしまう。

でも、それは「聴くこと」ではない。
「聴く」の第一段階で大切なのは、
相手の話を
「ジャッジしないで聴く」
「知りたいという気持ちで聴く」
「最後まで聴き切る」こと。
これも頭ではわかってるよね!

これ、聴くマインドを
しっかりと持って、
訓練しないと
なかなかできないんです。

相手の話を聴いて、
疑問や反論が湧いてくると、
自分の価値観や常識がムクムクと
毛穴から滲み出て、
「言いたい。言いたい。
それは、こうじゃないの?
こうしたらいいんじゃない?
言いたい、言いたい、言い、、、」
そんな思いに支配され始める。
こうなると、もうダメ。
相手の話なんて聴けてないのです。

だから「聴くの難しいー!」
って言ってるレッスンメンバーは
ちゃんとわかってるなぁ、と
頼もしく感じます。

そんなわけで、今回は私が
「ジャッジしないで聴く方法」を
最も学べた教材を紹介します!

NHKのEテレで時々放送される
「ねほりんぱほりん」という
トーク番組です。
観たこと、あります???

ワケあって顔は出せない
様々な立場の方が、
豚の人形になってスタジオに来る。
お笑い芸人の山ちゃんこと山里亮太さんと
タレントのYOUさんも豚の姿で登場。
で、ぶっちゃけ本音トークが人形劇で
繰り広げられる、という番組です。

→詳しくはこちら


ゲストは本当に様々で、
各種分野のオタクが、理解し難い
こだわりについて語ったり、
珍しい職業の人が知られざる仕事内容を
教えてくれたり、
刑務所から出てきた人が
壁の中の生活について赤裸々に語ったり、
介護や保育に携わる人がその苦労話を
本音と共に吐き出したり。

面白いと思える話もあれば
えー!理解不能!!
そんなこと言っちゃって大丈夫?
という話もあるわけです。

山ちゃんとYOUさんは、
どんな話を聴いても
超フラット・ノージャッジ。

「えっ!それってどういうこと?」
と山ちゃん。
「えー、ちょっとアタシには
わかんないんですけどぉ」
とYOU。

かなりヤバい話や黒い話も
「なんか、ちょっと怪しくなってきた」
(↑YOUの言い方で読んで。)
などと言いながら、興味津々、
面白がって聴いている。

コレです!!
この無責任さ!!
ジャッジしないで聴き切るためには
ただ「知りたいな」と思いながら
相手の話を興味を持って聴く。
コレだけでいいんだよなぁ。

相手を正しく導きたい
相手を救いたい
相手にアドバイスをしたい
相手の問題を解決してあげたい
相手を幸せにしたい
そんな気持ちは楽屋に置いて。
(山ちゃんもYOUも置いてきてるはず)
いや、厳密に言うと
相手の幸せを願いながら聴くのだけど。
「相手を幸せにする」なんてのは
おこがましいと私自身は思っている。

「絶対にジャッジをしないために」
あえて無責任に、フラットな感覚で聴く。

私は「ねほりんぱほりん」が大好きで、
この番組から「聴くこと」の真髄を
学びました。大袈裟でなく。

でね、この番組の
エンディング・フレーズ。
「人間っておもしろい」
これがまたいい。

ジャッジしないで聴いたら、
どんな相手の、どんな話からも
何らかの気づきや刺激があるもんね。

もちろんコーチングセッションの時は、
戦略的な質問やフィールドバックで、
考えを深めてもらうのだけど、
それもまた「ジャッジせずに聴く」の
上に成り立つものだから。
やっぱり一番の肝だよなぁ。

もし、皆さんも
「聴くって難しい〜」
「どうしてもアドバイスしたくなる」
「価値観が違うと共感できない」
などと思っていたら、
ねほりんぱほりん、観てみて下さい♫

きっと「聴くこと」が
グッと理解できますよ!
で、「人間っておもしろい」って
思うはず!

☆☆☆
コーチング・オフィスfumfumでは
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聴くレッスンはリクエスト制なので、
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