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やる気がないってソレほんと???

今年もいよいよ
残すところ6日ですね!
クリスマスを過ぎると
一気に年末気分〜
と、言いたいところですが
今年はまだまだ来年の準備仕事が。
嬉しい悲鳴です。

さて、昨日電車の中で
こんな光景を見ました。

お母さんが塾のバッグを背負った
小学校高学年くらいの我が子に
「あんたはやる気がない!
頑張ってるように見えない!
時間がないっていう緊張感がない」
と、懇々と言い聞かせているのです。

お子さんはただじっと聞いてます。
いや、聞き流しているかも?

事情はわからないし、
お母さんには積もり積もった
感情があるのかもしれない。
でも、もったいないなぁ。
お母さん、子どもの気持ちを
聴くチャンスなのに。。。
(もっとも普段から聴いてないと
話してくれないけどね。だから
今すぐ「聴く」を始めよう!)

こういう嘆き、リーダーや
管理職のコーチング面談でも
よく聞きます。

「うちの若手はやる気がなくて」
「頑張ってるように見えない」
「スタッフは覚える気がない」
「言われたことだけやればいい
と思ってるんですよ!」

それ、ホントですか?
本人に訊いたんですか??

「いや、訊かなくてもわかる。
見ればわかるんですよ」

うそーーー!?テレパシー?

以前、こんなふうに嘆いていた方の
お店のスタッフさんが研修に
参加してくれてました。

休憩中の雑談の中で
「なかなか仕事が覚えられなくて
申し訳なくて、、、
質問したくても店長、忙しいから
後にした方がいいかな、って
しているうちに時間が過ぎて」
と話してくれたのです。

やる気、あるじゃん!!!
しかも忙しい店長を
気遣ってくれてる!!

私はこのスタッフさんに、
仕事を覚えようという姿勢が
素晴らしい!ということ、
質問や相談するのも
大切なスキルであることを
伝えました。

そして、すぐに店長に
この話をしたんですよね。
すると少し考え込んで
「いやぁ、考えてみたら私、
声をかけにくい雰囲気でいたかも。
教える時もササッで感じで。
理解してなかったのかも。。
そうかー、、、
頑張ってくれてるんですね。
やる気はあるんですね」

ね!ね!!
訊かなきゃわからないし、
話をちゃんと聴かなきゃ
相手を知ることはできない。

「見ればわかる」
「あの子はそういう子だから」
「いつもそうだから」
こんな風に思い込んで
聴くことをサボっていると
信頼関係の糸がどんどん
こんがらがっちゃいます。

イラっとしたり、
なんでこの人は!?と思ったり、
相手に腹が立った時ほど
「言う」のではなく「聴く」を!

とはいえ聴き方にはコツがあるし、
練習も必要です。 
聴くトレーニングやレッスンは
個人向けにも企業研修でも
お届けしています。
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