今年やったゲーム雑感2023
今年はずっと料理をしていたので、ゲームは大してしていないんですが、やったものはこちらになります。来年はFF7やエルデンリングのDLC、ペルソナ3と年度内からスタートダッシュが激しいので楽しみですね。
とはいえ多くの人ってゼルダのティアキンさんとホグワーツとポケモンしかしないので、関係ない話かもしれない。一生スイカゲームをする、というのもひとつのゲーム体験です。しかし。それでも。
・Hi-Fi RUSH (ハイファイ・ラッシュ)
リズムに合わせてアクション!を新境地にもっていった快作。往年のロックがカットシーンで使われるんだけど、ナンバガの流れだすタイミングが最高だったのが思い出。キングダムハーツ的な爽快感のあるアクションを色鮮やかなアートでうまいことやっている。
・ATOMIC HEART(アトミックハート)
旧ソ連がWW2で勝利した世界を舞台に、ロボットを破壊するゲーム。フォールアウトめいたデザインは悪くなかったけど、ストーリーもイマイチ。後述のLies of Pでも思ったけど、人形(ロボット)が暴走するタイプの話で途中でバリエーションもたせるためにゾンビやバイオミュータントを出してくるのやめてほしい。ゾンビもの苦手なの!!
・Ghostwire Tokyo
渋谷的な実在しない日本を舞台にした霊能力アクション。敵のデザインがワンパターンなことだけがネックだが、片腕に宿った幽霊刑事とのバディものとしてみると、なかなか面白かった。
・Cult of the Lamb
羊になって迷える小動物たちを導くカルト教団経営SIM&ローグライク2Dアクション。教徒を放置しておくと、ウンチが溜まる溜まる!
・Disco Elysium(ディスコ エリジウム)
個人的オールタイムベストにランクインしてきた怪作。TRPGに似た自由度で、アル中記憶喪失の警察官が、謎の殺人事件の解決を目指す物語。マジですごい。狂気。難解な言葉回しと世界観故に人を選ぶのは間違いないが、いっぽうで重厚さを持った世界観は圧倒的。ディスコしかねえよ。すべてをバカにしながら人の生きざまを暖かく透徹した目線で俯瞰する、人間賛歌でもあると思う。Switchでもできるから、是非に、是非にやってくださいよ。
・ホグワーツ・レガシー
ホグワーツを舞台にしたオープンワールドアクション。昨年の発表段階ではバカにしまくってたけれど、発売前になってからあれ?という調子になってきて、絶対に話題になると確信して早期アクセスした一作。思った以上の面白さであり、圧倒的なファンサービスが素晴らしかったです。レビューも書いたので読んでね。https://note.com/iriwopposite/n/nd876873956a7
・ELDEN RING
言わずと知れたこの世界で一番面白いゲームの一つ。二周目は魔法剣士であり、実質一周目とは全く違うゲームプレイなので、まあ今年初めてやったと言っても過言ではないかと思って書きました。二周目はそこそこ回り道しても50時間以内でクリアできます。この世界で一番面白いゲームなので是非やってくださいよ。
・Pinapple on pizza
配信で流行ってたバカゲー。バカゲーとあなどるなかれ。
・The Last of Us Part1
オールタイムベストのパンデミックアクション。布教用にPC版も買いました。なんどプレイしても心に残るストーリーは、今年U-NEXTでドラマにもなり、ドラマも非常によかった。クオリティが確実に上がってはいる。俺は満足だけど、PS4,5のHD版でいいんじゃないでしょうか。
・The Stanley Parable:Ultra Deluxe
好きな人(おれです)はめっちゃ好きなメタゲー。ボリューム追加のデラックス版です。かつて様々な賞をもらったその評価やコメントの画面をゲーム内に出してきて叫び散らかしてるのが面白かった。
・コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ
名作の続編。前作のキャラクターの登場も嬉しいながら、新キャラ2人の個性も素敵。丁寧な個人の描写、それを色々な人がアドバイスをしたり、時にはケンカをしたりしながら進んでいく、その人々の交差点、場所として喫茶店がある。期待通りの面白さだし、テキストゲームに不慣れな人のための入門としても勧めやすい。
・OlliOlli WORLD
オリオリ!スケボーの2Dアクションゲーム。マリオのマップに似たステージとクリア制度を設けたことで、前作よりはるかに遊びやすくなった。こういうのってやりだすと止まらなくなっちゃうよ。
・Horizon Forbidden West
PS5を買ったということで、まずはこれを。オリエンタリズムはさらに強化され、白人はやっぱりこういうの面白いですか?という気持ちになるな。終盤で強烈な百合展開が挟まったのはちょっと笑っちゃったけど、画質を始めとした全般的なクオリティの上昇は評価できる。一方で、クオリティをいくらあげても、ゲームとしての面白さは頭打ちだと思った。前作の世界観に根付いた壮大な謎は解けている以上、引き延ばしにも限度がある。マーベルもそうだけど、ウケたからって続編を作る必要は無いんだよ。あと空もっと早く飛べてもいいんじゃない???続編を作るなら大きなひねりが必要だと思う。
・TREK TO YOMI
横スクロール武士アクション。なかなか面白い。ゴーストオブツシマもそうだけど、日本ラブの海外ディベロッパーがつくったゲームに僕たちは弱い。
・FF7 REMAKE INTERmission
PS5を買ったということで2。ユフィの別パートです。来年はリメイクの2作目が出るということで、ザックスの姿が本当に嬉しいばかりです。
・THYMESIA
ソウルフォロワーのゲーム。ボリューム、難易度共に社会人に嬉しい控えめな出来で、一方でアクションのパターンは充実しておりエンディングもちょこっと分岐する。「隻狼めいたブラッドボーン」という、嬉しいジャンルなのでこういうのが好きな人で、やるゲームが無い人におすすめ。
・ARMORED CORE Ⅵ FIRES OF RUBICON
ゲームオブザイヤーアクション部門、おめでとうございます!!!エルデンリングのおかげで一気に人口に膾炙したフロムソフトウェアだけど、これもまた跳ねたね。ロボットアクションって嬉しいし、全部のカットシーンがカッコよかった。おれはカメラロックを3周目まで知らなかったので皆さんとやっているゲームが違ったかもしれないけど、それまでは本当に楽しいゲームだった。ところで皆さんはカメラロックしてブーストキックするだけのクソゲーの何が楽しかったんですか????????これは僻みですが…。
・HUMANITY
犬になって、ゲートから現れる人の群れを導きゴールまで連れて行くというパズルゲーム。なかなか楽しかった。音がいいよ。無限回廊とか、ルミナスを思い出す手触りなので、夜にチルな気持ちになりたい人におすすめ。
・Hotline Miami
殺人鬼として俯瞰視点で敵を殺しまくる2Dアクションの怪作。スコアアタックの趣がある短時間ステージクリア型なんだけど、リトライが一瞬なので操作感は良い。Synthwaveっていうの?音楽がカッコいいね。
・TRIANGLE STRATEGY
ストラテジーゲームってたまにやると面白くって…。この手の戦記物ってスクエアエニックスの独壇場みたいになってますね。なってないよ、FEがあるから。システムは可もなく不可もなく、箱庭っぽいサンドボックス上のフィールドは可愛らしくて楽しかった。周回前提なのは許すとして、最終決戦前にそれまでほとんど使っていなかったキャラ全員をある程度レベル上げしないといけないのが苦行だった。弓矢が強いお姉さんって本当に良くて…。
・深世海
地上が氷に侵食された世界で、深く、深く海へと潜っていく、Switchで手軽にできる横スクロールアクション。メトロイドヴァニアと呼ぶには一直線だけど、独特の水中アクションと地下古代文明など世界観がフィットしていて面白い。
・ベヨネッタ3
クリアした。アクションはホントいいんだよな。話は全然分かんないけど。
・スイカゲーム
流行り。ちゃんとカボチャまで作ったんで。
・ゼノブレイド3 DLC
年内に出しますって言って4月に発売するの凄すぎるだろ、というところから話すんですけど。1,2もクリアしていないと話がわからないので、なかなか勧めにくい一方で、内容としては十分な密度をもったものだった。
・違う冬のぼくら
独りぼっち惑星で有名なところにょりさんの新作二人ゲーム。一緒にやる人がいたのでよかった。友達とワイワイ言いながらやるとちょうど楽しいでしょう。若干のドット絵グロ表現に注意。
・DREDGE
チーム17というのでてっきりオーバークックのイメージを持っていたが、インディースタジオとしては別みたい。船を動かして各地で魚釣りや船増強アイテムを探しつつ、しかし呪われた海では異形の魚が釣れる…、というクトゥルフをテーマにした釣りゲーム。手軽さとゲームバランスが上手で、ついついもう少し進めるかとなってしまう良さがあった。
・ファミレスを享受せよ
深夜のファミレスの雰囲気をあじわいつつ、そこにいる人々と雑談をするゲーム。ミニマルな表現でどこまで世界観を構築できるか、という面で見ると唸らされることが多かった。個人的には特に刺さってはいないが、会話テキストは秀逸。
・Lies of P
あらゆる自動人形のなかで、ウソをつくことができる唯一の人形、「ピノキオ」が、暴走した人形たちを倒すために立ち上がるソウルライクアクション。言わずとしれたピノッキオの冒険を下地にしながら、ソウルライクな陰鬱とした美しい世界観を構築することに見事に成功している。ジャストガードの恩恵がなかなか大きいため、ソウルと隻狼のいいとこどりといった形で、早い話がシステム丸パクリである。丸パクリといったって、並みのゲームではあのステージのショートカット開通時の気持ちよさや、ボスの強さを真似ることができないのだから、よくできたゲームだ。優秀な弟子という感じ。ヤンウェンリーに対するユリアンといってもいい。
・ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム
レビューを書いた。https://note.com/iriwopposite/n/nc58e61706463
大作。傑作。大名作にして、俺は全然好きではない。が、面白いのは間違いないので絶対にやったほうがいい。
以下、手を付けてるけどクリアまでしていないゲーム
・スーパーマリオワンダー
どうせクリアします。
・シロナガス島への帰還
ずっと評価が高いゲーム。安かったので買いました。頑張ります。
・Spirit Of The North
展開が単調だったので途中で根負けしてしまった。キツネが好きならやるといいです。
・RAIN WORLD
勝てない敵に追われる系のゲームってすっきりしないから苦手やねん。
・Nier Replicant
がんばってクリアします。
・Demons Souls
わざわざ今の時代にやっても大丈夫かなあ、とおもいつつ、ダークソウルはⅢやってからⅠやっても面白かったから信じていいかなあ、リファインだし…、と思っている。
・Sea of Stars
インディーというにはあまりにクオリティが高いだろ。丁寧なドット絵と大量のモブキャラ、魅力的な主人公たちに素晴らしい音楽。今年の2DRPGなんてこれさえやっとけばいいですからね。
・Wo Long
カプコンソウルライク。いまいち乗り切れず進められていないうちにシステムを忘れてまたやる気が失せたまま半年以上が経過している。
・STAR FIELD
規模がでかすぎて、労働者には少し重荷が過ぎる作品。必ずやるから、待っていてくれ。ところでこの文章読んでる人って全員スカイリムやっているという前提でいいんですよね!?(威嚇)
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