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身体という器の中で、魂が対話する|HIKARI BABA DANCE COMPANY「まれびと」

娘がモダンダンスを習ってまして。

で、その先生のご紹介でモダンダンスの舞台を観に行ってきました。

会場は六本木の俳優座劇場。

かなり趣のある建物

最初、「え?六本木?!」と思ったものの、かなり歴史のありそうな建物でした。

中にはHUBも入っていて何だかオシャレな雰囲気。

モダンダンス、ってジャンル自体、私もバレエの派生ってくらいの知識しかなくて。

モダンダンスは、19世紀末から20世紀初頭にかけて主にドイツとアメリカで生まれた劇場舞踊、タンツテアターのジャンルで、その内容は幅広い。
モダンダンスは、バレエに対する否定または反逆として現れたとされる。背景には社会経済的および文化的要因もある。

Wikipediaより

コンテンポラリーとどう違うの? とか、言われるとちょっとよくわからない。

実際、かなりダンスとしては、かなり幅が広いらしい。

この辺は私も有名な舞台、というのを知らないので知ってる人のツテでもないとたどり着かないジャンルの舞台なので楽しみにしてました。

実際見てみると。

“今回の舞台は”という注釈付きにはなりますが、「人ってあんな動きできるのね!」っていう動きの連続。

以前に配信で観た、歌舞伎の坂東玉三郎を思い出しました。

上手く伝えられないけど、
「肉眼で人の動きとして、その一瞬を見ることはあるけど、人間普通その体勢では止まらないよね?」みたいな。

実際、動きがリズムに合わせて激しく踊る、所謂、現在のダンスとは違うんですけど。

舞台に立つ、馬場ひかりさんの腕の筋肉凄かった!

若羽幸平さんという方は、モダンダンスの方なのかな? 他の方と身体の使い方が違ったような。
これもモダンダンスの範疇と言われたら、もうわからないんだけど。
結構、力強い踊り方をしていました。
みんながしなやかな感じだったので目をひいた。

方向性としては、ディズニーファンならご存知のミスティックリズムに近いものを感じる。

あれも、細かく言えば色んなジャンルの集合体みたいな舞台だったから、モダンダンスでした!って訳ではないけど。

肉体で何かを表現する、って意味では、近くなくとも遠くはないんじゃないかと。

モダンダンス。
そもそも、ダンスのジャンルが覚束ない私には正確に言葉で表すことは困難ですが、人の身体は美しい!その一言に尽きる舞台でした。

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