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無様でも 足掻けよ|BL漫画『ララの結婚』第6巻

※この作品はBL漫画です。

妹・ララの為に花嫁のふりをして、富豪の息子・ウルジの元へやってきた、兄・ラムダンの物語。

これまでの感想はこちら。

男だということが、ウルジの父に知られたラムダン。

離縁するように言われるが、父に逆らい、後継ぎにする養子を迎えて、ラムダンと一緒にいようとするウルジ。

その全てに耐えられなくなったラムダンは、旅人・ルカと共に家を抜け出し、そこでトラブルに見舞われ、船に乗り、海へと出た――。

「何? また断っただと? 一体これで何人目だ?」

『ララの結婚』第6巻

一方、ララ(ラムダン)の居なくなった家では。
ウルジが何度目か知れない見合いを断っていた。

再婚を了承したものの、一向に結婚相手を決めないウルジ。

ある夜、部屋で1人仕事をするウルジの元へ、兄・バドマがやってくる。

昔はモテなかったのに、今では選び放題である弟を羨みながらも、バドマはウルジが誰にも言っていなかった再婚の相手に求める条件を言い当てた。

「当ててやろうか? 「自分のことを愛さない人」」

『ララの結婚』第6巻

その条件に当てはまるのは、ラムダンだけだった。

沢山傷つけて、もうラムダンを追うことは出来ない、と言うウルジに、バドマは容赦なくラムダンの現況を突きつける。

もう、ラムダンのことは思い出したくないのに。

自分と喧嘩しにきたのか? と、問うウルジにバドマは答える。

「そんな訳ないだろ 頭の固い弟のケツを叩きにだよ 結婚相手に「自分を愛さない人」だなんて一生ものって事だろ?
足掻けよ」

『ララの結婚』第6巻

無様でも 足掻けよ

そう言った兄の言葉に「今更だ」とつぶやきながら、しかし、何かを決意したようにウルジは部屋を後にした。


足掻いたウルジがとった行動の意味は?

ウルジとは打って変わって、船の旅も何だか楽しそうなラムダン。

船長であるアウラとも上手くいって……

と、思っていたけど。
船を降りた途端、ラムダンの自由を奪おうとするアウラ。 そして、王女の結婚相手として現れたウルジ。

ええええ?! 2人とも何を考えてるの?!

いや、2人とも考えてることは1つなんでしょうけど……

そうなんでしょうけど……最終的に、これがどういう結末になるのかが解らない。

久しぶりにウルジに会ったラムダンは、絆されて終わるんだろうか。

でも、絆されたからといって、未来がなかったのが今の結果だろうし。

「足掻け」と兄に言われたウルジの足掻いた結果のこれが、どういうことかがわからない。

それに対してアウラがどういう行動に出るのかも。

とにかく、次巻!次巻が早く読みたい!
何がどうなるのー?!


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