【キャリア教育】高校生×保護者×地元住民×外部講師

兵庫県立村岡高等学校での取組でキャリア教育における可能性を感じた嬉しいお話。

今年3月に開催した出前授業


渡辺さん、山東さん(グローバルシェイパーズ大阪ハブ)を講師に迎え地域創造類型などで学ぶ2年生を対象にワークショップを実施。

この地域創造類型という特色ある学びを選択する理由や、但馬の地域性もあり公務員を目指す子たちが多く、普段から国立の鳥取大学との連携授業や、フィールドワークなど多彩な学びができる村岡高校。

しかし、どうしても学問の域を出ない授業が続くなか地域高齢化や過疎化が進む地域にてどうしたら永続的に地元で仕事ができるのか。
課題を解決する仕事に携われるのか。

問いへの答えがなかなか見つからない中、コミュニティデザイナーとして活躍する渡辺さんと京都大学の研究員としての顔を持つ、地熱発電を活かし新たな循環する経済をつくりだす研究と実践を行う山東さんから学ぶ事は多く、世界観が拡がる生徒たち。

出前授業を実施した日の夜には保護者の方からお礼のメールが。(一部カットしています。)

私は、村岡高校に娘がいます。
帰りの車の中で、「今日の授業は、すっごく面白かった!」
「人とのつながりを大切に、地域には面白い人が沢山いる。
つながりを大切にしていくことで、人脈が広がって、一緒になにかを作り上げていくことだってできる。など沢山のヒントを知ることができたよ!お母さんが聞きたそうな地域づくりの事も質問したよ!」とずーっとワクワクしたように話をしてくれました。家に帰ってからコミュニティデザイナーのこと、山崎亮さんのことなど母娘で調べまくってようやく渡辺さんを発見しメールしています。早速アマゾンで本を何冊かポチッとしました。渡辺さんがこんな田舎に来て授業してくださったおかげで娘を通して知る機会ができました。おかげで娘とワクワクする事ができました。
近くで講演やワークショップされる時は、ぜひ教えてください。本当にありがとうございました!

このお礼のメールを読んで鳥肌が立ちました。
これだ!と。

キャリア教育には保護者や地域を含む周囲の様々なオトナが一緒になって考えたり行動をすることで、様々な機会や可能性を生み出すのでは?と。 

すぐに高校へメールをいただいたことを報告すると、生徒からも渡辺さん、山東さんに相談したいことがあるとの報告をいただく。

今日の出前授業を受講して、私も棚田についての活性化と湯村温泉の活性化についてアイデアを実現したいがどうしたらよいか悩んでいる。
もしかしたら、渡辺さん、山東さんに相談出来たら前に進むかもしれない。と


なんと!
これで終わらせてはいけない!!とお二人のご好意に甘えて続けてフォローをして頂くことに。

より生徒たちのアイデアと活動がブレークスルーに繋がればと5ヶ月後の8月に2回目の出前授業を公開ワークショップ形式で、高校生×保護者&地元住民×外部講師 にて実施。

保護者、役場、地域住民、地域おこし協力隊、OB、講師、グローバルシェイパーズ、日本海新聞(取材)など多種多様なオトナも参加し、
生徒からの中間報告(発表)⇒グループワーク形式でブラッシュアップや「私もひとつこんな事できるよ!」とフィードバックを。

様々な気づきとフォローを受け今も実現に向け生徒が歩みを進めています。

また、生徒はいずれも大学進学を選択し、鳥取大学と公立鳥取環境大学へと見事希望の進路を実現したと報告を頂きました。

引き続き生徒を応援していきます!

そして、今回いただいた経験と感じた価値を次年度も村岡高校での実施と必要としてくださる場で発揮していきたいと考えています。

問い合わせ大歓迎です!
こちらからどうぞ!

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