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edgeソーシャルビジネスプランコンペ優勝への道のり

edgeソーシャルビジネスプランコンペとは

2004年に始まり、社会を変えるための社会起業家を生み出す伝統あるコンペです。

「edge」は、社会課題の解決に向けて取り組む起業家たちが競い切磋琢磨することで、単独で挑戦するよりもより専門性の高い解決策を生み出せる考えのもと、2次審査合格者にはメンターがついてプランのブラッシュアップなど伴走して頂けます。

そんなコンペに私たちは2023年の夏、参加を決意。

きっかけは、私(かずこと竹田一義)の、京都市立洛友中学校での講演会がきっかけでした。

洛友中学校は学びの多様化学校である「昼間部」と、様々な理由から中学校に通えなかった方や外国籍の方が通う「夜間部」が併設された中学校です。

学びの多様化学校は不登校経験のある生徒が通う学校で全国に24校あり、文科省が今後300校に増やすことを明言しました。

私は他人事ではありませんでした。生まれつき心臓病で体が弱かったこともあり不登校を経験、当時わたしの自己肯定感はどん底でした。

そんな洛友中学校での講演会で私は自身の生い立ちから現在の絵本づくりの仕事のお話しさせて頂きました。

講演会終了後、ひとりの生徒が私のもとにやって来て自分が描いた絵を見せてくれました。

先生によると生徒のこうした主体的な行動はとても珍しいそうです。

私は思いました。

「絵本づくりを通して子どもの自己肯定感を育み、全ての子どもが自分らしく学べる社会をつくりたい!」

しかし、こんな大きな目標とても自分たちだけでは実現できないし、ビジネスの力も圧倒的に足りない。

そして辿り着いたのが「edgeソーシャルビジネスプランコンペ」でした。

歴史があり、しかも商人・ビジネスの街「大阪」を拠点とするedgeで、恐れ多い気がしましたが、「失うものはない!たくさん恥をかこう!」と思い応募を決意。

9月の1次審査に向けて、現在行なっている絵本づくりの教室や講師業を基本にブラッシュアップを重ね、書類を提出。

提出後は審査結果が発表されるまでドキドキの毎日(笑)

そして審査結果発表の日、りえから「edgeからメールきてるよ!」との一声

「ちょっと待った!」

「心の準備が必要だ。一緒に見よう」

ビビりまくっていた私はふたりで恐る恐るメールを開くことに

結果は…

合格!

まるで優勝したかのように大喜びしました。
(この時はまだこの先に待ち受ける様々な試練を知りません)


それから2次審査(オンラインプレゼン)にも合格し、1泊2日の合宿に望みます。

熱い合宿

アクティブスクエア大東

ライバルたちと合宿なんてリアリティショーにある様な設定で、怖い気持ち半分、ワクワク半分でした。

しかも会場は小学校跡地を利用した施設!

合宿感が凄いです。

ここでは、2次審査を通過したプレイヤーが全国から集まり、メンターから起業家としての資質、収益を上げるためのビジネス力、社会を変える思いなどソーシャルビジネスを行ううえで必要な全てが試されます。

まず、プレイヤーの多くがプランの穴を指摘されます。もちろん私も穴だらけのプランを指摘され、
「そもそも絵本づくりで本当に社会課題を解決できるのか」
「エビデンスは?」
本質的なところから徹底的に指摘されました。

しかし、メンターは指摘するだけでなく、あえて考えさせるアドバイス、適切な声かけで私たちを導こうと必死になってくれていました。

合宿では様々なメンターとメンタリングを実施、何とか食らいつきあっという間に夜に。

「夜はみんなでバーベキューです」

事務局の方のお声がけにみんな笑顔に!

いったいバーベキューなんて何10年ぶりだろう(感激)死ぬほど美味しかったし、楽しかったです。

その後は各自、自習なのですが空いた部屋に自然と集まり、夜中の3時まで事業のディスカッションやプランのブラッシュアップを行いました。

「眠いなんて言ってられない!この時、この瞬間が勝負だ〜!」

メンターもこんな遅い時間まで付き合ってくれて、それぞれが社会課題に熱い思いで取り組んでいるのが伝わり胸が熱くなります。

2日目は全員の前でのプレゼン。プレイヤーの皆それぞれが初日よりはるかにブラッシュアップされたプランを発表。

そしてあっという間に超密度の濃かった合宿は終了。

1泊2日の合宿を戦いぬいたプレイヤーの皆とはすっかり打ち解け、今では相談し合える素晴らしい仲間となりました。

「次はセミファイナルで会いましょう!」

合宿に行く前は「怖いなぁ」と思っていたのに、皆と別れる帰りは少し寂しい気持ちになりました。会場が校舎なのもノスタルジーな気持ちにさせてくれました。

東京へ

3次審査に向けて私たちのプランの欠点のひとつ、エビデンスについて大きな機会が!!

それは跡見学園女子大学心理学部 板東教授らに絵本づくりのワークショップを体験してもらえる機会を頂いたのです。

板東教授は令和5年厚生労働省委託事業「ひきこもり支援にかかる支援マニュアルの策定に向けた調査研究事業」検討委員会委員でもある凄い方です。

跡見学園女子大学文京キャンパス屋上より

そしてワークショップ終了後、板東教授より絵本づくりによる大きな可能性を感じて頂き、共同研究することが決まりました。

私たちが信じた絵本づくりの力がひとつかたちになったのです。

東京駅

個展以来の東京。ゆっくりしたかったのですが日帰りで帰ります。今日得た学びをもとに1秒でも早くプランにブラッシュアップしたかったのです。

3次審査を受かればファイナルに進出できます。ファイナルに行けばきっと新しい世界が待っている。確かな自信を胸に3次審査に挑みます。

3次審査(セミファイナル)

合宿を共にしたプレイヤーたちが集まり、ファイナル進出6名の座をかけてプレゼンを繰り広げました。

プレゼン中は他のプレイヤーは別室のモニターでその様子を見守ります。
どのプレイヤーのプレゼンも合宿の時より遥かにブラッシュアップされていてました。

プレイヤーの全員がすでに事業を実践され、時間も限られた中で学び、メンタリング、プランのブラッシュアップを繰り返してここまできました。

皆はライバルでありここまで共に戦ってきた仲間です。そんな仲間の熱いプレゼンに心から感動しました。

そして結果発表。

メンター、プレイヤー全員が見つめる中、6名の名前がモニターで発表されました。

ファイナル進出

ただただ嬉しくて、すぐにりえに連絡するのも忘れて放心状態でした。

私たちにはファイナル進出を喜んでくれる多くの方々がいました。

コンペに参加を決めてから、応援してくださる方々、協力してくれる方々、一緒に事業をしてくれる方々…

私たちは、いつの間にか多くの方々に支えて頂いていたのです。(これが1番の財産です!!)

ファイナル

NTT西日本が運営するQUINTBRIDGE

ファイナルの舞台はNTT西日本が運営するオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE」

ここからは審査員はメンターではなく初めてお会いする素晴らしい経歴の方々。

審査基準は、社会変革性 / 実現可能性 / 共感性 / 起業家性

会場で6名のファイナリストと再会。この半年間全力で取り組んできた皆の顔はとても自信に満ちていました。

私は緊張してちょっとひきつっていたかもしれません(笑)

会場には、応援して頂ける方々も駆けつけてくれていました。オンラインでも公開されsnsのフォロワーさんも応援してくれていました。

皆様本当にありがとうございます。

りえとかず

ファイナリスト6名の全力のプレゼンが繰り広げられた結果…

優勝(多和美月さんと同時優勝)

心の中で「やったー!!!」と叫びました。


ここに至るまで

何度も落ち込みました

何度も諦めようと思いました

それでも前を向けたのは

子どもたちの力になりたい思い

そして、応援してくれた方々の存在

私たちの活動はsnsから始まりました。
フォロワーの皆様のいいねやコメントが何よりの力になってきました。

これからも私たちの挑戦を見届けて頂けましたら幸いです。











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