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【写真+1行詩+エッセイ】浮かんでは沈み、ただ、たゆたう。



置き場のない気持ちたち。


浮かんでは沈みを繰り返し暗闇にたゆたう
無数の置き場のない気持ちたち。
いつかは弾けて消えたりどこかに収まったり
するのだろうか。


置き場のない気持ちたちの
私の中でのイメージはこんな感じだった


無数のそれらが
ぷかぷかと
浮いたり沈んだり

言えなかった
吐けなかった
叫べなかった
飲み込んだ
喉へ胸へと押し込んだ
たくさんの言葉たち

歯を食いしばってこらえた感情

霞んでよく見えないけど
たしかにそこにあった
遠い過去の苦しい記憶

もう血は出てないけれど
かさぶたも剥がれて
なぜか少し艶のある
傷跡になって残っているだけの
痛みたち

そういった
無数の気持ちや言葉たちが
真っ暗闇に
ふわりふわり
漂っている

いつか弾けて消えてくれはしないか

いつかどこかへぴたりと
収まってはくれないか




それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。


noteで初めて書いた詩の写真や題名と
少しリンクさせてみました。
よろしければこちらも。




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