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『ネットショップをする上で欠かせない15の道具たち』

こんにちは!

鹿児島県の阿久根市で『ネットショップ』と『実店舗』をやっているイロドリの迫口宗一郎と申します。ネットショップを始めたいという方からお問い合わせをいただくことがあります。そこでイロドリをやっていく上で欠かせない道具たちを紹介したいと思います。

書き始める前にちょっと。イロドリは夫婦ともに医療関係の仕事をしていました。ネットショップを始める前も、ネットショップをやっている今も、専門家にはほど遠い知識です。これを読んでいただけたら専門家じゃなくても、専門家が近くにいなくても、ものすごい田舎でもネットショップができるということがわかると思います。

イロドリの詳しい紹介は以前、『三代目 下薗薩男』さんがnoteにまとめてくださったので、はしょらせていただきますね。

道具|その1|MacBook Pro

ネットショップをする上でとにもかくにも欠かせないのが、パソコンですね。スマホやタブレットでもできないことはないとは思いますが、イロドリは商品数がある程度あるので、携帯では作業が追っ付きまっせん。妻も私も一台づつMacBook Proを使っています。Windowsは使いこなせないのでメインはMacを使っています。スペックなどはあまり詳しいことはわかりません。その時に店頭にある一番いいやつを買うようにしております。写真の加工、ロゴの作成、動画の編集、写真のアップロード、商品ページの作成、メールの返信など、夫婦共々いろんなことを同時進行でしたい派でして、なるべくスペックが高いのがいいと思っております。デスクトップじゃなくラップトップなのは、その日の気持ちで好きなところで仕事がしたい!。場所は、キッチンだったり、ソファーだったり、寝室だったり、押し入れだったり。家の中で仕事をするのも飽きたら、コメダで仕事したり、移動中に車の中でストアレターを書いたりもします。

道具|その2|オンラインストア

お店はオンライン上に『作家さんの器と暮らしにまつわる道具のお店|イロドリ|オンラインストア』を構えてます。カラーミーショップのレギュラープランを使っています。そのままのデザインではなく、デザイナーの朝倉由美さんにデザインしていただきました。約2年前に立ち上げて、何度となくお店のレイアウトや便利な機能を足したりしてます。カート機能は、イプシロンを使用しています。イプシロンは、販売個数、売り上げ、手数料など細かい売り上げデータをCSVに書き出せるので非常に便利です。

キナリノモールにも出店しています。キナリノモールではショップのデザインなどは変更できません。商品の登録もキナリノのスタッフさんがしてくださるので、こちらとしては在庫管理やおすすめアイテムの変更、ストアレターの編集などをしております。

道具|その3|iPhone

カラーミーショップもキナリノモールも商品が売れるとメールで通知が来ます。売れた数をリアルタイムで把握できるので、重宝しています。売れている商品と相性がいい商品をおすすめに入れたりできますからね。最近になり、カラーミーショップは『カラーミー』というアプリがあるので、さらに便利になっています。このアプリのおかげで携帯だけでも結構な仕事ができるようになりました。メールよりアプリの情報の方が早くて、情報量が多いです。

iPhoneの一番重要な機能がテザリングです。外部でフリーwifiを使って仕事するにはリスクが高いので、テザリングで仕事をしています。ネット回線があると基本仕事はどこでもできます。スピードも光に比べると遅いですが、仕事にならないということはないです。テザリングのおかげで、しばられない仕事のスタイルが実現できています。

アンドロイドは使い方が分かりません。なのでiPhone使ってます。

道具|その4|光回線

オンラインストアをする上で欠かせないのがネット環境ですが、うちは光回線です。ここ阿久根の田舎には、NUROはもちろんないです。携帯の回線もdocomo.auは電話するのさえ途切れ途切れです。ただsoftbankだけが電波がいいのです。なのでsoftbankの回線ではテザリングができます。その他のネット回線は、ADSLはスピードが絶望的な立地です。WIMAXなどのモバイル回線は全て圏外でした。なので選択肢はsoftbankのテザリングと光回線のみです。光回線のスピードは比較的安定しています。写真を何枚もアップロードするのも比較的単位時間でサクサクできます。回線スピードが遅いと、商品の在庫数と販売数が合わなくなる可能性があるので、回線スピードは早いに越したことはないと思います。

道具|その5|手帳

イロドリは約70名の作家さんと取引をしています。イロドリのミッションと、売り上げ目標と、作家さんの納品予定月と、納品数と、納品金額と、企画展の開催日と、展示の告知の開始時期や、仕事の優先順位など把握しなければならない事が山ほどあります。Macの画面だけでは事が足りないのです。なので手帳を使っております。

道具|その6|日本郵政

商品をお客さんの元まで運んでくれるのが、日本郵政さんです。送料が一番安いからお客さんにもイロドリにも優しい。毎日決まった時間に取りに来てくれます。ドライバーさんが柔軟に対応してくれるので非常に助かっています。輸送中の破損があった場合にも、迅速に対応してくれています。月に一件破損があるかないかです。破損の対応がお客さんに迷惑にならないか?迅速か?などは業者さんを選ぶ際に非常に重要な要素だと思います。

道具|その7|Windows

これまで注文が入ったら手書きで住所・氏名・携帯番号などを伝票に記入していました。たくさん売れた日には大変です。1日のうち1時間以上伝票書きに時間を取られる日も。書き間違いもかなりのタイムロスになっていました。日本郵政さんの伝票が複写式で結構な筆圧で書かなければならずそれも大変でした。

最近になり日本郵政さんのサービスで、『ゆうパックプリントR』という購入されたお客さんのデータを一気にCSVで読み込んで、プリントアウトしてくれるサービスを導入しました。なんと利用料金はゼロ円です!

必要なのがWindowsのPCです。Macだとなんか不具合が生じる可能性があるんだそう。専用の問い合わせ窓口に問い合わせてもMacでは動作確認していませんって言われたので、このためだけにSurface Laptopを購入しました。

使えるようになるまでの設定がもんの凄く時間がかかります。ゆうパックプリントRの専用電話回線に電話をする必要があります。近くの郵便局に専門家は配置されていないようです。この電話窓口にある程度システムに精通している専門家の方がお客さんとして電話される事が多いようで、アドバイザーさんも専門用語で話して来られますので、心が折れないように注意が必要です。「99%分からなかったのでもう一度お願いします」を繰り返しながら、ゆうパックプリントRの専用電話回線に電話ながら1時間以上かかって設定しました。

道具|その8|プリンター

プリントアウトする為に選んだプリンターが、EPSON の黒インクのみのプリンターです。プリンターってインク代高いですよね。カラーで印字することはないので、黒のみのプリンターを買いました。インクがほとんど減りません。タンク満タンで10ヶ月は持ちそうです。印字も早くて今まで1時間以上かけていた手間がわずか10分ほどで済んでいます。早く導入すればよかったなーっと今になって思いますが、以外に誰も教えてくれなかったんですよね。プリントする紙は日本郵政さんからもらってそれに印刷しますよ。

道具|その9|ダンボール・紙袋

商品をお客さんのところまでに安全に確実にお届けする為に欠かせないのが、ダンボールです。ダンボールをホームセンターで買うと一つ100円から200円はします。強度はそのままにコストをなるべく抑えたい。そこでネットでまとめて購入するようにしています。サイズは全部で6種類。各サイズ200枚常備しています。

紙袋は取っ手が紙のものを一種類。300枚セットで購入しています。頑丈なものや、柔らかいものは紙袋でお送りしています。

道具|その10|梱包材

商品を包んで壊れないようにする為にプチプチやボーガスペーパー、新聞紙など使用します。リサイクル梱包は新聞紙とプチプチを使います。プチプチは幅120cmを50mのロールで購入しています。ボーガスペーパーもネットでロールで購入です。切った状態で売ってあるのもあるのですが、値段がちょっと高いんですよね。なので時間をみて、60cm×60cmに切り分けて使っています。

道具|その11|ハンコ

Amazonのダンボールを見ると、どこから何が届いたのか安心して受け取れて開けやすいですよね。大手の会社のようにダンボールに印字してもらうにはコストがかかる。そこでダンボールも紙袋も無地で購入し、一枚一枚こちらで「無事に届け」って願いを込めてハンコを押しています。たまにはかすれたり、ナナメったりしてますが、愛嬌ってことで許してもらっているところです。

道具|その12|ショップカード

一年に一回しか買わなかったりするけど、お気に入りのネットショップってありませんか!?僕はそんなお店がいくつかあります。ですがいつもなんていうお店だったかな...?ってなるんですよね。イロドリは当初は何も入れず商品だけお送りしていたのですが、そんなお客さんの助けになるようなものをって思い、ショップカードを入れるようにしています。お店の簡単な情報しか書いてないちょっといい厚めの紙です。取り扱いに特徴がある商品には、別途説明書きしたペーパーを入れるようにしています。

道具|その13|カメラ

作家さんが一生懸命作った作品を、出来るだけ美しく、正確に、手に取るようにわかる写真を撮るようにしています。使っているカメラは、Sony α7Ⅲです。レンズはZEISS Distagon FE 1.4/35 ZAを使用しています。去年までCANON 6DにCANON EF 50mm F1.2 Lを使っていました。カメラを換えてみて気づいたのが、焦点が合っていないボケている写真が圧倒的に減りました。そのおかげで撮影時間が大幅に短縮しました。どちらかと言うと色合いはCANONの方が好きなのですが、焦点の合い方が凄まじいSonyを使っています。

商品のプロモーション用に動画を撮ったりもしています。動画用には、Sony RX100M5を使っています。小さくて扱いが簡単で、バッテリーで給電しながらだと長時間撮れて便利です。

道具|その14|スタイリングボード

写真をどこで撮ると作品が伝わりやすいのかって問題がありますよね。白い器を白い板の上で撮ってももハッキリしないことってあるんですよね。そこで、灰色だったり、漆喰のザラザラしたりしているボードを使ったりもしています。漆喰の白と灰色のボードは自作しました。

道具|その15|Adobe Lightroom Classic CC

いまだに使い方がわからず、一部の機能しか使っていないんですが、RAWファイルで撮った写真を商品ページに載せられる大きさにトリミングして、色をちょいと整えてってするのに使っています。家の中の同じ場所で撮影していても、刻々と太陽の光が変化して、白が同じ白にならないのが難しいと感じてます。

まとめ

イロドリはネットショップをするのに大まかに15の道具を使っています。他のショップさんであったらもっとたくさんの道具を使われていたり、もしくはもっと少なかったりするかもしれません。今よりもっとショップが大きくなると必要になる道具が増えると思うのですが、基本的な以上の15種類は変わらないと思います。一つ一つ厳選して選び抜かれたものを使っているって言うより、あるものをまあまあの知識のままで使っているって感じですかね。これ以上詳しく説明できないです。

ネットショップを始められる方にとって少しでもお役に立てればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!

■イロドリ
https://irodori-store.com/


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