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俳句ポスト:薔薇

薔薇が美しい季節。
今日もあちこちで薔薇が咲いていた。
1年前の薔薇の鑑賞だったら
うわぁ~♡きれい♡だけで終わっていたけれど
今や「俳句にすると?」がよぎる。

本日締め切りの俳句ポストの兼題が薔薇。
ギリギリの昨日というか深夜にようやく投句できた。

俳句メモをスマホに残していたけれど
ギリギリまでどれもしっくり来ず。
そして俳句ポストに投句する段階で更に迷う。
そしてそこから作り直したり。

疲れました~
寝不足すぎて、今日は寝坊しました~

俳句ポストに投句した句以外の
試行錯誤の俳句をここに残しておこう。
あまりに、、、な句ばかりで恥ずかしいけれど。

私がぱっと思い浮かんだ薔薇の色は赤。
そして戦禍のニュースが悲しく、胸にあったのだと思う。
だから、初句が

銃尖の見知らぬ女の薔薇は散る

赤い薔薇が散るのが命が散る様に感じたから。
しかも日本から離れた国の私の知らない人の命が散る時に
その人のきれいな庭の薔薇もそれを悟ったかの様にはらっと散る。

道の角にある近所の家(会社?)の壁につたう薔薇が見事で
ちょっとした近所の薔薇名所?となっている。
そこの家人が手入れして、剪定した薔薇を玄関にバケツに
「ご自由にどうぞ」と毎年置いてくれる。
これを題材にして詠めないかな。

・道陰のいつもの薔薇の曲がり角

・お帰りと垣根にひょこり薔薇と犬

・旬を摘みバケツの薔薇のお福分け

・薔薇の香の風のいざなふ角の家

・咲き競う薔薇のにほへる曲がり角

はぁ~(>_<)恥ずかしい。

他にも


・永遠にロマンス感じ薔薇の園

・パン籠とアールグレイと薔薇の午後

・薔薇かほる薬頼らず鼻腔抜け

→花粉症から解消されて薬に頼らず香りを感じるという句。。。
 あちゃちゃーな句です(>_<)

・青空に広がる薔薇や咲き匂ふ

・香気めく薔薇よ蒼天にふんわり
→破調って俳句ポストに嫌われるのかな?とか思って
 投句を迷った句。

・教会の薔薇香気めく妻となり
→これは「断定なり」の使い方がよくわからずで
文法が合っているか間違っているかが調べても私はわからなく
投句を諦めた句。
薔薇のきれいな教会で挙式をし、その日妻となったと実感。


これを俳句ポストの2句目にしようとした時に
はて?この「なりは?」となり、深夜になってしまった、、、。

それで、思いついた句がこちら。

・白シャツに赤薔薇さしてカンツォーネ

ヤッター!!浮かんだ♪もうこれで投句しちゃえー!!
眠いし。寝落ちしてたし。
ということで投句しようと思ったけれど
念のために「白シャツ」を調べてみたら
な、なんと、「夏シャツ」の子季語だったー!!!(+o+)

振り出しに戻り、うんうんうなり、何とか別の俳句を投句。
そうしたら、投句した後に言葉を間違えたことに気づき撃沈です。

鑑賞は頭を空に薔薇愛でる
かんしょうはあたまをくうにばらめでる

それに限る!! 
ただ美しいって思えばいいのだ♡

トップ画像もこの写真の薔薇も2021年9月の軽井沢レイクガーデンの秋薔薇




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