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ときめきを、紙にのせて。

noteで何をかこう、と思っていたところ「買ってよかったもの」というタグが目に入った。何かしら毎年買ってはいるが、人にお勧めというのはあまりしたことがないな、と思いつらつらと書くことにした。

わたしと文房具

わたしはもともと、文房具が好きである。

小学生のころから、メモ帳をわずかなお小遣いからねん出していくつも買い、友達と一枚一枚を交換するようなこともしていた。
また、ハイテックのカラーペンを何本も持って、授業用のノートをカラフルに美しくするよう凝っていた。

https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/hitecc/

※余談だが、わたしが小~中くらいの時にはもっとカラーのラインナップが豊富だった気がする。文房具店でもハイテックをあまり見かけなくなってしまったので、少し寂しい。

今でも机の上はペンや付箋であふれているし、ノートも小さめの段ボール箱一つは埋まりそうなほど持っている。

そんな私がお勧めしたいのは、あたぼうステーショナリーさんが開発、販売している『飾り原稿用紙』だ。

こちらは名前の通り、原稿用紙の周りに飾り枠がついている。

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この写真はわたしが購入した飾り原稿用紙である。

デザインはシンプルなものから、余白全体を埋め尽くすほどの大柄なものまで様々。上記以外のデザインもあり、さらに来週末ごろには最新作の赤青纂(あかあおさん)も発売予定だ。

商品の詳細は公式HPの紹介に譲るとして、下記にわたしのおすすめポイント二点を上げていきたい。

飾りがお洒落

商品名に掲げているので当たり前かもしれないが、その飾りが大変しゃれていて、見るだけで心が躍る。
わたしが購入したのは

・蔓葡萄
・碧翡翠
・蜜柑網
・海洋巡
・櫻花眺
・綾至極

の計6種類。どのデザインも美しく、こんな紙で書いたらさぞ楽しいだろうという気持ちと、もったいなくて使えない、という相反する気持ちが入り混じる。

ちなみに実際の原稿用紙としての使用ではなく、ブックカバーやプレゼント用のラッピングに使う人もいるとのことで、なるほど確かにこのデザインなら向いていると感心した。

わたしも友人へプレゼントを贈る際、これで包んでみようかと思うが、果たしてその機会はいつだろう。

書き心地がよい

もったいなくて使えない、といったものの、原稿用紙の本分は文章を書くことにある。手持ちの万年筆でwitterの書写お題からピックアップして書いてみた。

するとどうだろう、滑らかにペンが動く。インクの滲みもよく、大変書きやすかった。

公式サイトの紹介によると、
キンマリスノーホワイトという紙を使用しているようだ。
印刷用紙としての用途で使われるようだが(確かに紙の名前で調べたところ、同人誌で使用しているケースが散見された)実際の手書きで書くのにも大変適している。

そして印刷用紙の用途で使う紙だからこそ、この飾り枠の発色が大変鮮やかなのだと納得した。

心をときめかせてくれるもの

原稿用紙と言えば、小学校で使うような、茶色い罫線のいたってシンプルなものをイメージする人が多いだろう。

だが、この飾り原稿用紙は、その枠を飾り付けるだけで、こんなにもわくわくすることができると教えてくれた。

わたし自身文章はPCで打ち込むことがほとんどで、手書きで書くことはめっきり減った。(そもそも字を書くこと自体がない。社会生活で必要となる場面を除けば、創作用のメモくらいである)

だが、この飾り原稿用紙は字を書くことの楽しさ、そしてかつて原稿用紙で拙い物語をつづっていたあの頃を思い出させてくれた。

基本的には書写お題で使用することがメインになるとは思うが、短編などをいずれこの原稿用紙で書いてみたいと思う。

この原稿用紙に文章が書かれているだけで、別世界に連れて行ってくれそうである。

おわりに 

わたしとしてはぜひこの飾り原稿用紙をいろんな人に知ってほしいとおもうので、公式オンラインショップページと、販売店一覧のページを紹介して締めくくろうと思う。

また、三田三昭堂さんという群馬県にある文具店とコラボした
『躑躅鑑』という限定デザインが、三田三昭堂さん店頭もしくは楽天市場で購入可能だ。

このデザインも大変可愛らしく、わたしは迷わず購入ボタンを押した。届くのが大変待ち遠しい。

https://item.rakuten.co.jp/mita-club/atabou-gk-0009


新作の赤青纂の発売も近い。当然、こちらも購入予定だ。何をかこうか、想像するだけでわくわくする。




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