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小説「愛の歌を君に」

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2024年2月18日より連載開始の小説、「愛の歌を君に」をまとめたマガジンです。アコースティックギターバンド「サザンクロス」に属する麗華、拓海、智篤の三人が織りなす、大人の愛と憎… もっと読む
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記事一覧

【連載小説】「愛の歌を君に」#11 Dear TAKUMI

前回のお話(#10)はこちら 前回のお話: 31.<麗華> 「あの救急車を追って下さい!」 …

【連載小説】「愛の歌を君に」#10 胸騒ぎ

前回のお話(#9)はこちら 前回のお話: 28.<麗華>  強氣の発言をし、奇跡を信じる一…

【連載小説】「愛の歌を君に」#9 焦る氣持ち

前回のお話(#8)はこちら 前回のお話: 25.<麗華>  拓海の部屋で三人、それぞれに曲…

【連載小説】「愛の歌を君に」#8 それぞれの決意

前回のお話(#7)はこちら 前回のお話: 22.<麗華>  活動拠点にしている街で毎年行わ…

【連載小説】「愛の歌を君に」#7 伝えたい想い

前回のお話(#6)はこちら 前回のお話: 19.<麗華>  拓海の厚意でベッドを使わせても…

【連載小説】「愛の歌を君に」#6 ニューワールドを、この手で……

前回のお話(#5)はこちら 前回のお話: 16.<麗華>  智くんの意外な行動に戸惑いはあ…

【連載小説】「愛の歌を君に」#5 にらみ合いの果てに

前回のお話(#4)はこちら 前回のお話: 13.<麗華>  家族のような関係になりたいと言った直後の出来事だっただけに、自分の発言がその現実――智くんが老人のような姿に見えた現象――を招いたような氣がして恐ろしくなった。  しかしそれは数分のことで、氣付けば智くんは年相応の姿でそこに居た。夢を見ていたのだろうか。けれど、拓海も同じ反応だったことを考えると、あたし一人の身に起きたことではなさそうだ。 「……悪い、心配を掛けてしまって」  智くんは目を伏せたまま言った

【連載小説】「愛の歌を君に」#4 殻を破る者、殻に籠もる者

前回のお話(#3)はこちら 前回のお話: 10.<麗華>  年の瀬に古い友人と会った。三十…

【連載小説】「愛の歌を君に」#3 淀んだ心

前回のお話(#2)はこちら 前回のお話: 7.<麗華>  サザンクロスとして再始動する―…

【連載小説】「愛の歌を君に」#2 魂の叫び

前回のお話(#1)はこちら 前回のお話: 4.<麗華>  歌で人の心を変える。これまでは…

「愛の歌を君に」第一話投稿までの裏話

新連載が始まった「愛の歌を君に」。こちらは実は最初、「あっとほーむ~幸せに続く道~」の続…

【新連載小説】「愛の歌を君に」#1 再結成の理由

今回の主人公は、「あっとほーむ~幸せに続く道~」にも登場の麗華と、バンド仲間の拓海、智篤…