見出し画像

屋外で草木染め講座

今朝は涼しくて目が覚めた。
あんなに暑い暑いと言っていたのに、
いつの間にか秋を感じる空気になっていた。

今日の話は、秋の空気を感じる少し前、
3週間ほど前に、
草木染めを人に教えた時のこと。


場所は、長野県の山の中。
私が住んでいるところよりも標高が高いので、
涼しいことを期待して行ったら、
全然涼しくなかった。

自然とつながり循環する暮らしを
実践しながら学べる自然学校にて。
6年前に通っていた縁があり、
講座の中で今回草木染めを教える
流れになった。

集まった人は畑を借りて家庭菜園をしたり、
自然と暮らすことに興味がある方々。


今回の講座では、
藍の生葉染めとカナムグラ染めの2種類。
昼ご飯(ほうとう作り)と昼休憩も
挟みつつ約4時間ほどだったので、
結構慌ただしく時間が過ぎていった。

最初に、至る所に生い茂っている
カナムグラを刈り取って、
適当に切ったものを鍋に入れて煮出した。
外にあるロケットコンロで
染液作りをしたのは初めてで、
お湯が沸くのも早くて、
あっという間に染液を作れたのは
自然の力と人の知恵だなと感じた。

ロケットコンロについて↓

家にもロケットコンロがあれば良いな
と思いつつ、周りの民家は近いし、
今の状況ではなかなか厳しい。


そうそう、この講座で1番衝撃だったのは、
先生と呼ばれたことかもしれない。
人生で初めての呼びかけに、
心の中では、
おおぅと何とも言いようのない感情が。
自分が先生で良いのかって
思っていたのもあったので尚更のこと。


今回こうすれば良かったなとか、
伝えられなかったことを改善して、
またやってみたいけれど、
できたらもう少し少人数が良い。
(今回は8名)

そして、先生という立ち位置ではなくて、
一緒に季節を感じながら楽しくモノ作りが
できる場を提供できたら良いな
と思う今日この頃。


葉っぱや枝を切ったりする作業は、
一人でやると苦行に感じる人も
いるかもしれないし、
孤独を感じる人もいるかもしれない。
私は黙々一人作業をすることが
割と好きな方だけれど、
話し相手がいる方が楽しい。
何気ない会話から広がることや、
今まで考えていなかったことや
新たな視点とか。


今回の講座では、
伝え足りないことも色々あった中、
ちゃんと染められたことに
内心ほっとしたし、
喜んでもらえたことが何より。
欲を言えば、もう少し心に余裕を持って
できたら良かった。

集合写真(ふざけた加工)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?