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全国37銀行の保険販売DXを推進!生命保険の現状分析・検索提案システムとは?

こんにちは!
アイリックコーポレーション(東証グロース7325)IR担当です。
早いもので、2023年も残すところあと3か月。
年々時の流れが早くなってゆくのを実感します。

先日の10月2日、当社が開発する生命保険の現状把握分析・検索提案システム「ASシステム」(以下、「ASシステム」)について、3つの銀行様に導入いただいたことをリリースいたしました!

“保険×IT×AI”
生命保険の現状把握分析・検索提案システム 『AS システム』
西日本シティ銀行へ導入が決定

“保険×IT×AI”
生命保険の現状把握分析・検索提案システム 『AS システム』
富山銀行へ導入が決定

“保険×IT×AI”
生命保険の現状把握分析システム 『AS システム』
広島銀行へ導入が決定

「ASシステム」は全国37銀行と多くの銀行様にご利用いただいております。
今回のnoteでは、ASシステムが多くの銀行様に選ばれる理由をご紹介いたします。




ASシステムとは?

ASシステムとは、当社が展開する来店型保険ショップ『保険クリニック』の最大の特長である「保険IQシステム」の汎用版として開発した生命保険の現状把握分析・検索提案システムです。


5つの機能から成り立っており、ASシステムを使えば保険の分析・診断からご提案までワンスルーでの保険コンサルティングが行えます。

ASシステムの機能一覧

ここでは、特によく使用されている「証券分析」「商品検索」「比較表」機能についてお伝えします。

証券分析とは

保険の見直しには、現在加入している保険の保障内容を正しく理解することが必須です。しかし、保険証券は見慣れない特約名や数字が羅列してあるだけ。保険のプロでもすぐに理解することは難しいものです。

保険証券のサンプル。これを見て保障内容を理解できそうですか?

そんなときに役にたつのがASシステムの「証券分析」。
保険証券の情報を入力すると、保障内容をビジュアル化した分析シートが出力できます。

証券分析入力画面は細かくて難しそうに見えますが、慣れると簡単に入力できます。
保障内容をビジュアル化した分析シート。どんな保障が「いつまで」「いくら」か一目瞭然!

Excelなどで保障内容を分析しようとすると、グラフを作成し、特約の保障内容を一つ一つ調べてコメントを作成するなど何時間もかかってしまう作業が、ASシステムならかんたん入力で最短3分!!
(かんたん入力は、主要 48 保険会社・共済 1,100 商品以上に 対応)
AI-OCRで保険証券を読み込めば更に短い時間で分析シートができあがります。

当社が運営する保険クリニックは1999年に誕生した日本初の保険ショップ。
長きに渡り保険証券を収集してきたビッグデータがあるからこそ実現した機能なのです。

商品検索機能・比較表機能とは

1999年に保険業法が改正され、それまでは1つの保険代理店で1つの保険会社しか販売できなかったのが、複数保険会社を扱えるようになりました。
お客様にとっては選択肢が増えて便利になったように思えるのですが、それゆえに「自分に合う保険がわからない」「保険会社ごとの違いがわからない」という問題が発生、現在も継続しています。

そこで、ASシステムにはお客様のご希望を入力し、それに合致した保険商品を検索できる「商品検索機能」があります。

お客様とコミュニケーションをとりながらご希望を入力していく画面です。
お客様のご希望に沿う保険商品の一覧です。


また、検索された商品をお客様のご意向を伺いながらいくつかピックアップし、さらに詳しくご説明するために比較表を印刷することができます。

ASシステムの比較表。複数保険会社の保険を横並びで比較できるので細かい保障もわかりやすい。

通常の設計資料は保険会社ごとにフォーマットが異なるので、各社の違いが理解しにくいという課題があります。
ASシステムの比較表は、同一フォーマットで横並びで保障内容を比較できるので、細かい違いも非常にわかりやすいのが特徴です。
また、保険会社から承認されている資料なので、お客様にお持ち帰りいただくこともできます。

ASシステムから商品検索できる保険会社数は27社、うち17社は保険会社システムとAPI連携しているので、新商品もリアルタイムにお客様にご案内することができます。
登録商品数は220以上申込書印刷は14社に対応しています。


なぜ銀行様にASシステムが選ばれるのか?

金利の低下により、銀行が本業の預金業務だけで収益を上げることが難しい状況が続いています。人口と企業数の減少が厳しい地方では、その傾向がより顕著です。
そんな中、収益を確保するために、預金以外にも投資信託や保険の販売等に取り組む銀行が一般化し、窓口業務が多様化し続けています。

当社調べによると、大手銀行は保険の販売への注力度が高まった傾向がありますが、一方で注力度合いを下げざるを得ない銀行も存在することが判明しました。

販売商品ごとの注力度合い(当社調べ)

(参考)
銀行の窓口業務および保険業務取り組みに関するアンケート調査
~一時払い保険へは継続して注力、平準払いは傾向が分かれる~

保険販売には預金とは異なるアプローチや体制整備がが必要と言われていて、保険業務担当者の育成や商品ラインナップの拡充が課題として挙げられます。

それらを解決するためにほけんの窓口様は、地方銀行を対象に来店型保険ショップのフランチャイズ事業を展開し、保険販売のノウハウごと提供しています。

一方で、当社はASシステムを通じて保険販売支援を提供していますが、フランチャイズ展開に比べて安価で、インターネットブラウザがあればすぐに使用できるという簡単さが魅力で、右肩上がりで導入銀行数が増加しています。

ASシステムを導入されている銀行数の推移


ASシステム導入銀行一覧(2023.9月末時点)


なぜ当社がASシステムを販売するのか?

保険クリニックで使用しているシステムを他の保険販売企業に提供することは、考え方によってはライバル企業様を支援していると思われるかもしれません。

当社は「人と保険の未来をつなぐ Fintech Innovation」という企業テーマをかかげ、テクノロジーの力で保険業界の様々な課題を解決したいという思いがあります。

そのために、ライバル企業様にもシステム提供を続けているのです。

最後に

現在は、ASシステムの利便性をさらに高めるために、以下のことに取り組んでいます。

・証券分析でかんたん入力に対応する保険商品の拡充
・AI-OCRでの証券読み取り精度向上
・商品検索できる保険会社の拡充

また、現在導入いただいているのは37銀行様ですが、日本にはメガバンク・地方銀行・第二地方銀行を合わせて98の銀行が存在し、信用金庫や信用組合を含めるとさらにマーケットは広がるので、アプローチを継続してまいります。

これにより、保険クリニックのお客様だけでなく、すべての人たちが人生100年時代を誰もが納得して生きてゆける社会を実現を目指してまいります。。



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