ヤマシタマサトシさんが2020年4月まで続けていた「月末恒例、勝手にオススメのnoteクリエーターを表彰して褒め称えて1000円サポートするコーナー！！！」をご存知ですか？

コロナ禍の深刻化とともにnote/twitterとも停止されているヤマシタ兄貴の復帰を心待ちにしつつ、「留守の間にこんなに素敵な人いたよ」というメッセージを込めて、《候補出し》までしておこうと思います。

・note内で初めて知った人
・noteでのフォロワー数が1000人未満　※twitter側のフォロワー数も考慮
・実際にお会いしたことがない人を優先

６月・７月分は、弊私設賞「磨け感情解像度」の各賞・佳作におすすめがうじゃうじゃいますのでそちらも参照ください。

６人紹介します！

①聲さん

公式コンテスト #また乾杯しよう 応募作を眺めていて発見したこのnote、異国のディテール描写が本当に美しいと感じました。特にスペインでの美味しそうな食事とお酒が並ぶテーブル。友人Rへの想いが、優しく丁寧に綴られます。

瀧本哲史さんの『2020年6月30日にまたここで会おう』に呼応したnote『ゲリラ戦記　2020』では、プロフィール的に８年間の取り組みが紹介されています。多彩でまっすぐなアクションの数々。これからも鮮やかな切り口のエッセイが書かれていくかもしれません。

私がフォロワー第１号でした。早期にフォローしておくといいことあるかも？

②田熊健さん

編集部のおすすめにもピックされた #また乾杯しよう 参加作品。インディーズバンドで活動する「青春」のワンシーンに、夏らしい汗臭さと知的な爽やかさが、鮮明に描き出されていると感じました。その20年前の自分を振り返って現在の自分自身と対話するという立て付けからは、読む側としても鼓舞されるようです。

田熊さんは、弊私設賞 #磨け感情解像度 に『きみのその目を　貸してくれ！』で参加いただきました。父目線、めっちゃ優しい。『問題児 あります』に出てくる超素敵な担任との対話も人柄が出ています。父の子育てエッセイは、私も一時期けっこう書いていましたが、最近あまり見かけないかもしれません。マガジンをフォローしておくという手も。

③るりさん

こちらも #また乾杯しよう の序盤で見つけたnoteです。「真正面から言葉をかけてくれる」神のように素敵な先輩との乾杯を綴った文章ですが、ひとの描写も、他者を通じた自分自身の心象描写も、しみこむようにすっと入ってくる感じがしました。

るりさんは以前まで「橋」という名義で、『母の二度目の結婚相手は、一度目に結婚した父でした』がキナリ杯「ウルトラハッピーラブファミリー賞」を受賞していました（twitterと名前を揃えたそう）。受賞作品は756スキ！

④廣瀬ケンさん

廣瀬ケンさんは、#磨け感情解像度に『【小説】「ロング・アイランド・アイスティー」』で参加してくれたのですが、これを読んで「えっ、なんで年上男性がこんなリアルな女の子１人称の小説書けるの？！」ってのけぞったのがすごく印象に残っています。

それが、#8月31日の夜に のタグがついたこの作品で腑に落ちました。広瀬さんは、きっと夜の世界に生きる人々にものすごく真摯に向き合っている人なんだと思います。言葉の端々に優しさがにじんでいる気がする。全然感覚がない世界だけれど、信頼できる感じがします。たぶんね。

⑤矢原こはるさん

公式コンテスト『#ゆたかさって何だろう』入賞の方です！フォローしました？していない？（記事単品でスキしてもなかなかフォローしないよね、みんな……）

『春のおいしさ、ゆたかさ』は、そら豆と金麦のシーン、ほんとうに「豊か」です。プロフィールにある通り「綺麗に書く」ことを徹底して追求している感じがします。

美大に落ちた絵描きの「私」を描いた『美しい枯れ葉によせて』、いわゆる「マックで女子高生が言ってた」の掌編『マクドナルドで死のにおい』をはじめ、ごく短いストーリーの中に高密度な言葉を詰め込む書き手です。新作が楽しみ。

⑥千青さん

たいへん珍しく、noteタイムラインの「閲覧履歴に基づくおすすめ」に出てきて大当たりだった作品です。幽霊の子どもを一晩だけ連れて帰る話。子どもへの目線ほんとうに温かいです。

#また乾杯しよう の『餃子』3部作は、タイムリープもののSF？です。プロットがいい。ちょいちょい混ざるウィットの小気味よさも共通しています。また読みたい感じ。

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以上です！

９月以降も「ピンときたら100円サポート＆おすすめする」（で、その後公式の「編集部のおすすめ」に入るかどうかをそわそわ見守る）活動を続けていきます。私に刺さりそうなnoteがあったらぜひtwitterなどで共有おねがいします。