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8歳、布を買う

最近「お買い物楽しいな〜」と言う娘と、アルプラザの手芸用品店に出かけて、1つ500円のカットプリント布をふたつ買ってきた。

「糸も針もいっぱいあるから布だけあればいい」と言う娘、セール品のプリント布がつめつめになっているワゴン2つをじっくり品定め。

帰宅後はさっそく緑の方の布をじょきじょき裁ちばさみで切って、小熊のぬいぐるみのチョッキを作り始めた。あっという間に手を通す穴を空けて、マントのように羽織らせて、前で合わせるのはストックのボタンをつけたりしている。すごい。どこで覚えたの。父は針に糸を通す時点でもう挫折してるよ。

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学校の方針もあって、うちはテレビもないし、当然スマホは渡さない(親の端末でYouTubeも見せない)し、マンガ的なものもほとんどないので、家の中で一人娘は「クリエイティブな遊び」でしかひまつぶしができない。読書もするけど、絵を描いたり手仕事をしたり。ちょっと無理をしてでも、遊びの選択肢を減らしておくのは効果的なのかもしれない。

そして学校でかなり基礎力をつけてもらえるのも大きくて、日々はその応用で遊んでいる。宿題は全然ないけど、自発的に「復習」を重ねている。復習って楽しいよね。習ったことを「技化」するまで練習するっていうことの面白さと上達の嬉しさに、若いうちに(8歳って若いって言うのか)気づいておくのはいい。

それにしても、クリエイティブディレクターなんて肩書きで働いている父を圧倒的にしのぐ「つくり力」だと思う。子どもってすごい。

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