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メンバーズボイス

本日、稲盛財団プロジェクトの制作事例記事が公開された。

「メンバーズボイス」は5分ぐらいで書いたのだけれど、この欄で試みたのはクライアントの圧倒的なファンになるというプロジェクトの関わりかた。技術的な強みや「がんばったこと」ではなく(そういう訴求も全然いいと思うけれど)、PMとしての距離のとりかたが、これからの仕事のマッチングに効くかも?と考えた。

先日、KYOTO EXPERIMENTでウィリアム・ケントリッジ(2010年度京都賞受賞)の舞台を鑑賞し、練り上げられた独自の世界観にとても驚きました。京都賞・稲盛財団のプロジェクトにPMとして関わったことで、自分自身が「科学や技術、思想・芸術」の分野に強くアンテナを張るようになり、京都に暮らす日々のなかに多くの学びがあることに気づきました。

もうひとつ、後半は多様なステークホルダーとの対話を重視しながら進めるということ。インタビューも好きだし、折々でひろくレビューを入れていくことにも積極的なスタンスだ(広げると振れ幅は大きくなるので、リスク&スコープ管理の力量勝負になる)。

本PJのメイン担当は広報部の方々でしたが、プロジェクトを通じて学術部(京都賞担当)・助成部(稲盛財団サイト「研究助成」担当)の方々にも積極的に議論参加いただき、財団全体の熱量を織り込んだWebサイトにできたと考えています。これからの発信を楽しみにしています。


実際、担当するどんなプロジェクトでも、立ち上げ期に集中的にインプットするし、可能な限り現場を体験するし、フェーズに関係なく重要な現場には足を運ぶようにしている。

私はPM・ディレクターという職掌の中で、自分で言葉を書くことが多い。通じることばを書くには、クライアントに憑依するくらい没入して理解しなきゃと思っている。そのために持つべき好奇心と学ぶべきことは、ほんとうに、尽きない。


バッジを獲得するために仕事依頼記事に設定しますが、現在個人でのお仕事は請け負っていません。ロフトワーク(渋谷、京都、台北)へのご依頼・ご相談はつなぎますのでぜひお気軽に!

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