見出し画像

次の1年で、子どもはどこまでできるようになる?

今日は娘の学校の「年例祭」を観に行った。いわゆる学芸会のシュタイナー学校版で、歌ありオケあり劇あり、充実の芸術鑑賞デー。

各学年が順番に演じていくこの行事は、「1年間」の子どもの変化を知るのに確かに良い機会だ。

1年から2年で、全体として声がしっかり出るようになる。2年から3年で、「ソロ」の台詞がはっきり聞こえるようになる。娘の1年先を想像したとき、「あとたった1年で、あんなふうにはっきり声が出るようになるのか」と思うけど、来年の今頃にはあっさり乗り越えて、また4年生の演じるのを見て「あとたった1年で…」と同じことを思うのだろう。

3,4,5年と上がっていくにつれ、一人ひとりの表現が独立していき、関係もスムーズになる。今回、5年生のクラス演劇「ペルセウス」がすごくよかった。低学年は基礎力という感じだけれど、5〜6年生ぐらいから、普通に「見応え」が出てくる。シュタイナー学校の1〜2年生は、けっこうゆっくりじっくりなスピード感なので、どこから加速するのか分からないけれど、次の1年がとても楽しみになった。

🍻