小1娘、学校行きたくないってよ

正直最初は、人とは違う感じ方をする子供を誇りに思った。

この4月に幼稚園から近所の公立小学校にあがった娘がしばらく小学校に通ってこう言った。

「学校てさ、すっごくつまんないよ。だってさ、先生が王様みたいに命令して私たちは言われたことをするだけなんだからさ。」娘がそう言った。

まさに現代の日本の公立小学校の闇を一言で表してるではないのか!

うちの娘は人とは違って個性的だ。なんて最初はのんきに思ってた。

主人に話すと、「その通りだよね、反論の余地ないね」と一言の返事。

そして、娘は「学校ををやめたい」と言い出した。

まあ、自由にあそんでいた幼稚園に比べたらそりゃ最初はつまんないよねと気楽に考え、次の日は休ませることにした。

のんきに二人で水族館に行って、お昼を食べ、ショッピングまでして帰ってきた。「やっぱり平日はすいてるよね~」なんて話してる途中に

「今日はぜったい小学校のおはなしをしないでね、がっこうのこと思い出すだけでお腹がきゅっとなってごはんがおいしくなくなるからね」

んん??(。´・ω・)ん?ちょっとそれって本当にやばくないかい。

あれれ(´・ω・)なんか様相がおかしいぞ。

今日一日学校を休んで、リフレッシュをして明日はその惰性で言ってもらおうと目論んでいたのに、これって明日も休みたいというパターンじゃ。

私のお腹がぎゅっとなった。。。

家に帰り着いた娘。あー明日も休みたい。そして泣き出す。。

「誰が学校行くってきめたの~あしたもいきたくな~い」

「いやいや今日一日休んだら明日はいくお約束だったよ。明日はお母さんもやることあるし行ってくれないと困るよ」

と正論を言ってしまったことで、今日一日のリフレッシュはおじゃんである。

「ぎゃ~!!ぜったいにおやすみする~!!」

こんな時はなんて答えるのが正解なんだろう。頭をフル回転させる。

「明日の給食なんだったかな・・」なんてしょうもない言葉しかでてこない。

ああそうだ、こんな時は共感、共感!!と頭の隅にある薄っぺらい知識を取り出して共感してみる。

「そうかそうか娘ちゃんはいきたくないんだね、いやなんだね。」

「そうだよ、いきたくないんだよ、いやなの!!」

「そうなんやな、いやなんやな」

「だからやすませてっていってるでしょ」

これいつまで共感するん。。。うすっぺらい知識はやはり薄っぺらい知識であり前には進まない。

「じゃあさ、明日の朝起きてまだ行きたくない気分だったらいこうか」といったところで娘がやっと正気に戻る。

じゃあ寝る、といって眠りについた。

これはやばいパターンだなと思う。明日起きていきたくないと言ったらどうしよう。そんなことを考えながら、家事を終わらし、3番目くんをねかしつける。

朝、娘の泣き声で目が覚める。

「がっこういかな~い!!、ぜったいやすむ~」

泣き叫んでいる。

どひゃ~!これやすむパターンのやつやんか!!

ただでさえ朝は1ばんめくんのお弁当作りと、3番目君の幼稚園のお仕度で忙しい。トイレの長いパパは戦力外。

もうおてあげ。

こんな感じで小1のスタートを切った娘はこの後送り迎えをしたり、もので釣ったりして五月雨登校をしていくことになる。

そして続きは運動会の話→次回記事に続く

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