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観光の賑わいは観光統計から判断すべし

観光の活性化が地域活性化の一丁目一番地と思われているからか官民問わず観光に興味を持っている方は多い。「どこどこの観光地は最近賑わってるね」、「あそこの観光地はPRが下手だよ」、「〇〇ホテル最近儲かっているみたいだよ」みたいな感じであれこれ観光について批評している姿はよく目にする。しかし、私はそのような発言をする方達の中に観光統計を確認している人に会ったことがない。簡単に言えば感覚だけで判断していると言える。

私はデータは嘘をつかないと思っているし、感覚よりデータが大切だと考える。一方で行政が発表するデータの中には怪しいものも多く、特に日帰り客数の入り込みデータはほとんど意味ををなしていない。正確にカウントは不可能だからだ。最近は携帯のGPS機能を活用したビッグデータ等が収集可能になってきているのでだいぶ改善されてきているが、やはり最も当てになるのは宿泊客数だと私は考える。

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