見出し画像

拘束

僕の中に在るのモノ正体は

それは言葉なき獣か

不快な鬼か

どれも獲物に喰らい付こうと

闇の者はその背中から

蠢く者は足元から狙う


私は君の目蓋に口づけ

瞳をぐるりと舐め上げ

君の瞳を口で奪い取る

手の中の 君の瞳に


何時でも此の眼で私を見てれば良い


と君に告げる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?