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東南アジア3カ国旅を終えて

2023/12/01

 こんにちは、伊左衛門です。今回は「東南アジア3カ国(🇻🇳🇰🇭🇹🇭)旅」を終えての感想です。帰りの飛行機からお送りします。

 さて今回は10日かけて3カ国回ったわけですが、心境としては「疲れたけど楽しかったかな」って感じです。日本一周を経験して、長旅に対する耐性はある程度ついていましたが、今回は前回とは内容が大きく異なりました。
 前回は安心安全の日本だったのに対して、今回は不安全不安心の海外で、しかも日程や予約は全て現地調達、飛行機2回とバス5回の移動を10日間でこなす必要がありました。その上でそれぞれの国をたのしむというのですから難易度はSSですよね。余裕のある日数に快適な車移動、飯はうまいし観光地は確定ですばらしい日本と、不確定要素しかない東南アジアとでは軟式と硬式くらい差あります。

 そんな海外旅でしたが、まずは遡って夏休み前の韓国旅を思い出します。家族で過去に訪れたグアムは置いといて、私の初海外となったのが韓国の3泊4日旅でした。あれは今思い返しても酷いものだったと感じます。パスポートをつくって、必要なものや現地の動き方を入念に調べながら向かいました。序盤は上手くいかなくて苦戦しまくり、かと思えば慣れてきてつまらなく感じてしまいます。カジノで8万負けて、ほくろ除去はできず、明洞市場では現金がなくてたのしめない。弘大ではやっと楽しめましたが酷い有り様。あの旅から帰ったときは心底つまらなかったなと思いました。

 昨年からいろんなことに挑戦し始めて、ライブやフェス、イベントに行って、物欲がなくなるまでほしいものを買って、初の一人旅に四国を回って、大学ではじめて友達ができて、本やYouTubeでいろんな知識を学んで生き方や考えたをアップデートしてきた。おもしろそうだと感じたら全力で飛び込んで、初海外の韓国行って、日本一周して、今回は東南アジア3カ国旅を決行した。
 1年前の自分、いやそれどころか半年前の自分では今回の旅を完遂することはできなかったと思う。いろんな積み重ねが今回の旅の成功を導いてくれたと感じます。今は何がきてもどんな状況でもたのしめるメンタリティを持つことができています。行動し続けるだけで、人はこんなにポジティブになれるんだと身をもって実感しました。


 前置きがずいぶん長くなってしまいました。それでは今回の旅の総括に入ります。書きたいことが多いのですが、細かい部分とかはもう十分書いたので、全体を俯瞰した感想を述べます。

 この10日の間は良くも悪くもイメージを裏切られ続けた気がします。前情報では物価が安くて危険が多い。衛生環境は終わっているし飯がまずい。ぼったくられたりするが優しい人が多く、優しい人にこそ注意しろという割とネガティブなイメージが強かった。
 それがどうでしょう。あながちそうなのかも知れませんが、どうもこれらの前情報は「日本に比べたら」という極論に近い前提があるように感じます。実際に蓋を開けてみると、治安はそれほど悪くないし、トイレも場所にはよりますが比較的にキレイ。飯はうまくて人は優しい。それでいてどの国も親日を全面に感じた。

 ホーチミンについたときは道路が日本の満員電車みたいで驚いた。日本企業が多くあり、そしてバイクタクシーに連れ回されてみると、色んな国の文化が混じりながらもキレイに舗装された道路と街並みがあった。
 カンボジアのシェムリアップへバスで向かうときには、都市部以外はやはり発展途上という様相を見せていた。それでいて都市部はしっかり栄えていた。シェムリアップに移り、直予約したバスが終わりすぎてて笑いも出なかったことやアンコールワットがバチくそ良かったこと、そしてパブストリートが夜の街すぎて笑ったことはいい思い出です。マッサージ店に不覚にも踊らされたことは腹立ちますが。
 タイではバンコクからチェンマイへと連続で移り、泣く泣く野営することになり、犬に追われたこと。バスに嫌気がさしてなげいたこと。前2国よりずっと栄えていて、コムローイ祭りはメチャクチャによかった。まだまだあげればキリがないが、共通してどの国も魅力が多かったと感じる。

 「飛行機」「バス」「タクシー」「バイクタクシー」「トュクトュク」と、全ての乗り物をコンプすることができた。徒歩がくそきつかったり、街を歩くのはたのしかったり感情はジェットコースター。
 このスケジュールを10日間でこなせると思った当時も自分は、あきらかに楽観的すぎる。今になって思うとこれ以上の滞在は身がもたなかったと感じるが、同じことをもう一度やれと言われれば即答でノーだろうな。
 往復の航空券だけ握ってきた旅でしたが、これほどうまく行動し続けられたのは賞賛しても良いと思う。しかもWi-Fiのあるところしかスマホをさわれないという最悪の縛り付きで。飛行機でユウさんに声をかけて、共に行動できた奇跡と自分の成長に感激するとともに、英語を話せたら仲良くなれたんだろうなと思えるシーンが多くて非常にもどかしかった。この10日で何度も話しかけられたが、英語ができなかったから中学英語とジェスチャーを披露して終わり。その人となりを知ることすらできなかった。言語の壁さえ取り払えれれば、、、と何度思ったことか。今回の旅を機に英語の勉強を始めようと思う。昔から英語は嫌いだけど頑張ってみる。絶対話せた方がたのしい。

 ずいぶん長くなってしまいました。まだまだ書きたいことが多いのですがそろそろ締めときます。あとは私の頭の中に思い出としてもっておきますね。今回の旅で得たことは、体験に勝るものはないということ。結局どれだけ知識を積むよりも、現場に飛び込むのが一番だと強く感じた。だからこそ、明日からの私も幾千もの挑戦という道に足を踏み入れること。この世にあるほとんどは先人が人生を費やして道を示してくれている。その道を自分なりに歩いて、そこから先に見えた道を私が見つければいい。それでは今回の旅をおわります。また会いましょう。ではまた。

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