見出し画像

「歯に衣着せぬ」の代名詞、石原慎太郎と橋下徹の共通点。タイプ7の男

石原慎太郎さんが亡くなり、彼の人となりをよく知る人たちが話す内容を「まさにタイプ7、そのものだな」と思いながら聞いています。ISA(イーサ)では統計学により、気質を1〜12のタイプ別に振り分けるのですが、石原慎太郎さんはタイプ7(行動型)の人でした。おおまかに特徴をあげると

・合理的主義
・あいまいさや中途半端を嫌い、白黒つけたがる
・社会や他人に対して依存心がない
・社交は苦手だが、開放的で思ったことをすぐハッキリと口にする
・人情の機微に疎く、協調性に欠ける
・単刀直入で駆け引きなし。正面突破を目指す。


今回のニュースで何度も枕詞になっていた「歯に衣着せぬ」というセリフが、まさにタイプ7を語る上で外せないフレーズで、とにかく思ったことがすぐに口から出るのが特徴です。オブラートに包んだり、うまく空気を読んだ曖昧な発言はしません。ただしケンカをしても翌日には持ち越さず、寝ればリセット、ケンカの相手にも翌朝は平然と自分から挨拶できるという、根に持たないあっさりとしたところが魅力です。

タイプ7の有名人
・稲森和夫(京セラ) ・澤田秀雄(HIS) ・中居正広 ・宮藤官九郎
・高田純次 ・谷原章介 ・小宮(三四郎) ・横山やすし
・野田聖子 ・篠原涼子 ・くわばたりえ ・和田アキ子 ・小泉今日子
・吉瀬美智子 ・剛力彩芽 ・高島礼子 ・山田優 ・倖田來未


また何事においても『最短こそ有益』という精神なので、結論をゆっくり待つことができません。待たされることが最大の苦痛となります。仕事を請け負った場合は、早いことが相手に1番喜ばれると思っています。怠惰な人間を嫌い、「明日やります」という人間を信用しません。メールなども用件だけの簡素なものになりやすく、冷たい・きつい人間と誤解されることも多くあります。しかしコメンテーターの人が「きついことを言った後に、必ずフォローがある。実は気が小さいところがあるんです。」と言っていましたが、その通りです。

【維新の会】で一緒だった、橋下徹さんも同様のタイプ7です。2人はどこか似ているところがあると感じませんか。ISA(イーサ)では独自の必勝人事ツリーの法則があるのですが、創立時の維新の会を組織分析すると、お二人は共同代表という立場をとられていましたが、これが大正解でした。どちらが上でも下でもダメでした。その下についた、現在の代表である松井一郎さん(タイプ6)、その他を見ても完璧な人事ツリーでした。当時の維新の会の躍進については誰もが知るところです。

かく言うわたしも、タイプ7。デザインの仕事をしていて、昔の上司に「吉野家の牛丼」と揶揄されていました。安い、早い、うまい。とにかく納期よりも早く提出するということに取り憑かれていました。出産後、物理的にどうにもならなくなるという粗治療を経て、明日でも間に合うことは明日やる、と常に自分に念じる日々です。

最後になりましたが、石原氏のご冥福をお祈りいたします。

私が運営しているISA(イーサ)では、より良いチームづくりのための、社外コーチング・カウンセリング、人材育成、人事サポートをしています。また、独立・起業を目指す方、既にコーチ・カウンセラー・講師として活躍されている方へ、新しいツールとして学んでいただけるスクールを開講しています。個人向けのカウンセリングも行なっていますので、気分転換がてら、お気軽にどうぞ。
isa-life.com

一般社団法人 気質統計学協会
人材マネジメント理論 ISA(イーサ) isa-life.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?