年商が億を超えている人たちの共通点

上村です、

一昨日、友人知人経営者たち
4名と渋谷で会食をしていました。

皆違った事業をしていますが、
年商は億を超えていて
ビジネス戦闘力が高い人たちです。

で、その人たちと会話する中で
ビジネスがうまくいき続けている
人たちの共通点があがりました。

その共通点はいくつかあります。

ですが、その中でもやはり
最も重要だと感じたのは、

『顧客へのリサーチ(会話)』

です。

すでにその既存商品・サービスを
買ってくれた方への直接の会話の
機会を大切にして、そこに多くの
リソースを割いているという事実です。

例えばその会食の場には
いませんでしたが、

その友人の先生は社員ゼロで
年商10億のビジネスを作っています。

その方は顧客との懇親会の場で
コンサルティングという体で
1人1人と話し、その会話を通して
リサーチをしているとのことです。

そしてその会話の中から
次のプロモーションで使えるような
商材アイデアやコピー(言い回しや
単語など)を抽出しているそうです。

顧客との懇親会の場=情報収集の場

ということです。

他にもその会食の場には
会員数が今急増している
UTAGEという神WEBツールを
開発した友人もいました。
(彼とはもう5〜6年くらいの仲です)

彼も毎月2回、
会員向けの勉強会を開催しています。

そしてリアルな
顧客からの声に耳を傾けて、

それをサービスに組み込み
顧客満足度を高めるように
していると話していました。
(その姿勢は純粋に尊敬できます)

私もかれこれ、
下積み時代も踏まえて10年以上
このWEB業界を見てきています。

その中で感じているのは
単発の成功で終わる人と
長期の成功が続く人との違いです。

一過性の成功で終わってしまう人には
1つの共通点があると感じます。

それは、
少し稼げるようになってしまうと
現場から離れるような人です。

より厳密に言うと、
現場からしかわからない
お客様の声を聴く姿勢を
持たなくなる、という人です。

ビジネスが少し成長すると、
現場から離れる人は多いです。

ですがこの方針転換をすると
大体その事業は衰退していきます。

今では年商1000億円を超えている
オイシックの社長も、

今でも定期的に顧客と
直接会話をする機会を設け、

現場からの生の声に
耳を傾けているそうです。

私が尊敬する経営者のお一人に
ワークマンの社長がいます。

ワークマンの会社の
ビジョンには、

『声のする方に、進化する』

と言うものがあります。

ワークマンの社長の言葉を
以下に引用します。

==================
声のする方に、進化する。

これは、お客様の声を聞く。

あとは、
働いている社員や
加盟店の店長、
店舗のスタッフさんも含めて、
現場の声をしっかりと聞く
ということです。

業績がいいからと、
聞く耳をもたなくなってしまうと、
必ず業績は落ちます。

やはり、
みなさんが何に困っていて、
何を求めているのかをちゃんと聞き取り、
経営に活かして常に改善していく。

そうすることで、社会に必要とされ、
愛される会社に近づけていけるのでは
ないかと考えています。
==================

仮に自分のビジネスの
市場規模が大きくなくても、
年商規模が大手企業並みでなくても、

この姿勢は事業を行う人間であれば
大切だと私は感じています。

(このように言っている私自身も
まだまだ甘いので日々精進です..)

世界の歴史を見ても、
大抵その国が衰退する時は
トップ(皇帝や王など)が
周りの声を聞かなくなった時です。

これは会社経営においても
同じことが言えるでしょう。

そのビジネス、プロジェクトを
コントロールする中核となる人間が
この顧客と会話する機会を作らないと
うまくいかないと思います。

「リサーチをする」

と聞くとなんだかビジネスライクで
無機質な感じがして、面倒臭いと
感じる人もいるかもしれません。

ですのでそのような人は

『会話をする』
『雑談をする』

などという言葉に
変換しても良いと思います。

情報収集が全てのビジネスにおける
最重要センターピンだと改めて
感じた次第です。

あともう1つ、先日の会食で
大切だと感じたことをお伝えします。

それは、
横のつながりを
大切にするということです。

その場にいた人たちの中には、
私も含めまだ駆け出しで
お金に余裕がなかった時からの
つながりの友人たちもいました。

そのような時から、ゆるくても
定期的に連絡を取り合って
繋がっておくことでいつでも
会うことができます。

また駆け出しの時から
仲良くなっておくと、

お互いのステージが上がった時に
色々とメリットもあります。

例えば他ではまず聞けないような
価値の高い情報を教えてもらえたり、

何かビジネスを
一緒にするとなった時も
これまでの関係性があるので
何かと融通が利きやすいです。

人はいつ化けるかわかりません。

ですので、
目の前の人が仮に駆け出し
だったとしても無下にせず、
丁寧に接した方が得策です。

総じて言えるのは、
目先の得ではなく中長期的な視点で
常に物事を考えられるかどうか。

その視点で自分と関わる人たちと接し、
誠実に向き合うかどうか。

時に損得勘定は考えず、
謙虚さや愛、そして
感謝の気持ちを持って
人間関係を構築できるかどうか。

このような部分が、
ビジネスにおける長期的な成功と
直結するのではないかと感じています。

あなたは、どう思いますか?

今日の話が
参考になれば幸いです。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

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