見出し画像

【2024 WS1 DAY1】

【2024 WS1 DAY1】
生成AIが発展し、普及した未来に起こるシナリオについてのアイデア発想をしました。今回のワークショップでは、以下の流れで進めます。

①技術発展・社会変化
②未来シナリオ骨子
③登場人物
④登場人物に関わるニーズとシーズを掛け合わせて、製品、サービス、社会システム等のアイデア発想

 まず、技術発展や社会変化の視点から様々なアイデアを出し合います。①技術発展・社会変化の過程でアイデアがたくさん出てきたのですが、テーマがAIということで哲学的な話になったり、広がりすぎてしまったりするような場面が何度かありました。アイデア発想においてまずは発散させることが大事です。しかし、着地点は社会システムのアイデアに持ってくるということは念頭に置き、ある程度アイデアが出た後は、グルーピングしたり、抽象度を高めて言語化させたりするなどをして、まとめていくという過程がとても重要になります。私の班では、自分の分身化したAIをそれぞれに持つことが当たり前になった未来に、どのような未来シナリオ骨子があるかを考えました。しかし、アイデアが発散しすぎて、その未来シナリオ骨子の言語化がなかなかできず苦戦した場面がありました。その中で、既存のサービスとの違いを明確にしたり、グループ内でそれぞれ考えているアイデアについてしっかり言語化をし、共通認識にしていきました。このように議論の中で互いに確かめ合っていくことが、その苦戦を乗り越えることに繋がったのだと思います。最後にそれぞれの班で、アイデアの共有をする時間があったのですが、そこで堀井先生に「このアイデアの持つメリット」について聞かれた時、当たり前のことかもしれませんが、メリットについての把握は大切だと思いました。そのアイデアが未来の当たり前になっているということは、何かメリットがあるから普及しているのであり、そのメリットをしっかりと掴めることで、アイデアに関する具体的なニーズやイメージも掴めるようになるのだと思いました。WS1の1回目でしたが、とても学ぶことの多い時間でした。これからも議論を重ね、努めていきます。

i.school2024年度通年生
立教大学観光学部観光学科3年
大谷葉月

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?