今、好きなもの。多分、ずっと好きなもの。

今、はまっているというか、はまりつつあるもの。

久しぶりに、十数年ぶりに、ファンクラブに入りました。山崎まさよし様(多分、生まれて初めて好きがあふれた芸能人で、初めて行ったライブでイントロ流れた瞬間泣いた)のファンクラブに入っていた時以来、人生二度目。まさかのジャニーズ。
SnowManです。
理由は単純。滝沢歌舞伎の配信見たくて、どこかのグループのに入らないと配信チケット買えなくて。その前にSixTONESカッコいいなーって思ってたから、どっちにしようかってちょっと迷って。最近積極的に情報取りにいってるのってどっちだろうって考えたらSnowManだったのと、滝沢歌舞伎はSnowManだしなっていうので、入りました。入ってしまいました。

滝沢歌舞伎は、人生で一度くら観てみたいなと長いこと思っていたけれど、天下のジャニーズなので当然チケット争奪戦が激しいことはわかっているので、そこに参戦してまで観たいかと言われれば、ちょっと違っていて。
当時の私は、蜷川幸雄、野田秀樹、鴻上尚史、劇団☆新感線、KERAMAP、M.O.P、文学座、青年団、その他プロデュース公演などなど、とにかく演劇が好きで好きで、割とたくさん観ていたのと、勉強の意味で様々なジャンルを観たいという思いもあったため、一度くらいジャニーズさんの舞台も観てみたいな、観るなら、SHOCKか滝沢歌舞伎がいいよな、という感じ。
東京から地元に戻りもう5年目、芝居全般を見ることなんてほぼなくて、動画ばっかり見ていたらダンス動画なんかでSnowManに対する興味が大きくなってきていたところで、配信されるなんて。映画も映画館で見ようかなと思ったものの行かなかったし、しばらく芝居も観てないし、生でジャニーズの舞台を劇場で観るのは、私は多分もう無理(競争の激しさと地理的状況も含めて)だから、この配信観るしかないよなと思い、ファンクラブに入会し、チケットを購入した。

公演については、劇場公演が再開されたと思うので、書かないでおこうと思いますが、この演目というか、ジャニーズの舞台というものを観たことに意味があるなと。ストレートプレイでもない、歌舞伎でもない、ミュージカルでもない、カテゴライズするのは難しい、でもこれも演劇だよなと思えるものが、そこにはありました。それを私が経験したことに意味があるなと。タイトルに引っ張られて、歌舞伎の要素が強いのかなと思っていたけれど、そうでもなかったし、『和のエンタテインメント』というのがたしかにしっくりくるパフォーマンスで、ステージっていいな、と思いました。


多分、ずっと好きなもの。

全然観られなくなってしまったけど、やっぱり演劇が好き。
滝沢歌舞伎、すごく楽しかったし、元気をもらった。
でも、観た後に、あぁ、新感線観たい、古田新太の歌って踊ってるところ観たい。シェイクスピアが観たい。キャパ100人くらいの小さい劇場で、名前しか知らない劇団の芝居が観たい。フライヤーの束から、これ面白そうだな、行ってみようかなって考えてた時間は、もう来ないんだな。ちょっと寂しいな。そんな風に思いました。
なんだかんだで、好きなものは変わらないんだな。距離は離れたけど、嫌いになることもないけど、好きだけど、好きの熱量とか種類が変わっていくんだな。恥ずかしい例えだけど、昔好きだった、付き合うこともなかった人みたいな感じ。


ファンクラブに入ったので、1年間はコンテンツを活用させていただこうと思っているし、この1年で更に好きになったら、継続するのかもしれないけれど、どうだろう。このへんが、盲目的に好きとか、グループやメンバーに対する圧倒的な熱量の好きみたいな感情、つまり押しているというのとは違う流れでの入会だから、メリットを見出せなければ辞めちゃうとは思うけど。

とか書きながら、若い子の歌い踊る姿を見るのはもともと好きだし(特にアイドルは女の子を良く見てた)、SnowManやSixTONES全員覚えたら、宮舘くんに興味がかなり湧いてきている(今のところ、ダンスがとても好みなのと、存在の安定感が見ていて楽しい)自分がいるので、小学生の時にMyojoやらポポロ買ってた時以来の課金をしたことだし、しばらくは楽しめる気がしている。

この混沌とした時代に、若者が元気に仲良く(見えればそれでよい)過ごしていたり、全力でパフォーマンスしている姿を見ると、それだけでちょっと元気がもらえて、良いね。

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