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暗闇卓球×かんけいスナックについて

こんばんは、インスタ担当(主にISEZIのSNS担当)です。
まーた久々の更新です。毎度更新に時間が開いてすみません。
今日は突然ですが、ISEZIのプロジェクトの中でも、2023年10月から開催している「暗闇卓球×かんけいスナック」について語らせてください。


これまでの暗闇卓球

以前、noteに暗闇卓球についての記事を書きました。
その時は、薄暗い灯りに光るネオンの中でディスコミュージックをかけながら、卓球をするというとても自由な場であることを書きました。2023年2月〜2023年7月までの5ヶ月間、月1で開催していました。
リピーターも多く、かなり人気のイベントとなっていましたし、ここで濃い思い出を作っていく方も多かったことと思います。
新しい関係性をクリエイトする」場として、普段の生活では出会うはずのなかった人同士が繋がり、さらに新しい考えや活動に繋がっていった結果、ある子が経験した「濃い経験」がショートムービーになりました。本人の監督・脚本作品です。

ここから見てみてね
企画:新潟県公衆浴場業生活衛生同業組合
プロデュース:合同会社レンズ

この中に暗闇卓球も舞台として登場します。悩みまくっていた当時、暗闇卓球で出会った人たちからの言葉が、作品中のセリフに織り込まれています。こんな風に暗闇卓球という健全なカオスを2023年7月まで作ってきました。
しかし、この空間の中にも1つの問題がありました。


暗闇卓球に出てきたある問題

みなさんは、初めて行った場所で見知らぬ人といきなり会話を始めることは得意ですか?
大抵の人は「うーん…」と思うかもしれないですよね。まあ、それはそうです。お互いのことを知らないし。何を話したらいいかわからなくて、最終的に初対面って疲れる〜なんて気持ちにもなりますよね。またはどんどん初めて会った人たちと話したーい!と思っていても、恥ずかしさが勝ってなかなか進めないのも事実。わかるわかる。
実は暗闇卓球にもそういう現象がポツポツありました。他の人が全員、初めての人を巻き込める力があればいいですが、みんながみんなそういうわけにもいきません。1人で来た人がポツン、初めてきたという人たちだけで結局は固まってしまうなど…お互いの交流や新しい関係性を作り出すためにはどうにかしなくては。と思う現象がありました。


あるメンバーの一言

さてこれからの暗闇卓球をどうしようか、と考えていたところ、あるメンバーが「スナックのママってコミュニティーマネージャーだよね」と言いました。スナックというコミュニティのなかで、ママを軸に互いに知らないお客さん同士を結びつけていく。例えば、初めてスナックに行ったとき、ママと話していると、他のお客さんも会話に入ってきたり。いつの間にか一緒に話すことができている、とか。スナックに行ったことある人にはわかるでしょうか。
また、ISEZIはフレンドリープレイスとして「未来をつくるSDGsマガジン」こと「ソトコト」を販売しておりますが、その編集長・指出さんも以前スナックをオープンさせていらっしゃいましたね。(参考
「スナック」って結構いいかも…?と思い始めたメンバー一同。
暗闇卓球を通じて、新しい関係をつくりたいし、関係人口も作りたいし…
名前は「かんけいスナック」に決定しました。


「暗闇卓球×かんけいスナック」

せっかくだから、毎回ママやマスターが変わったら面白いのでは?ということで、ママ・マスターは毎回私たちがお願いしたいと思う方々にお願いをして、かんけいスナックに立ってもらうことにしました。新発田在住の方だったり、新潟市の方だったり、新潟県に移住してきた人だったり。または外国の人だったり…etc

引き続き継続したかった暗闇卓球とのコラボレーションという形で、「暗闇卓球×かんけいスナック」が誕生しました。

フライヤーはポストカード型で、スナックの看板っぽく。いやー、可愛い。100回見ても可愛い。


スナックと名前がついているとはいえ、私たちの目的はみんなで楽しく飲食をすることではありません。飲食メニューを提供する場ではないですし。
あくまで目的は「新しい関係性をクリエイトする」こと。
どうしたらいいのかな〜と考えた末に、会話のトピックをメニューにすることにしました。例えば、ふんどしの制作・販売をしている方にママをお願いした際は「誰にもいえない下着のこだわり」「ふんどし履くならどんなシチュエーション」など、普段はなかなか話さないトピックがありました。
他にも、アートの活動に携わるママ・マスターの回では、「アートは好き?嫌い?」というものもあれば、「左手でドラえもん書いて」なんていうちょっとふざけたトピックも。笑
こうしたトピックメニューをどういう形で提供するかは、運営しながら模索しました。最終的にはメニューを選んでもらうのではなく、ISEZIのDIY部メンバーから頂いたガチャガチャにトピックを入れ、運に任せて出たトピックを、ママ・マスターや他の人たちと会話するガチャガチャ形式が定番になってきました。

忘れてはいけません。ママ・マスターをやってもらう方々が楽しめることも重要です。基本的にはその方々の青春時代の曲をヒアリングして、毎回プレイリストを作っています。あーこれ懐かしい!とか、気分も乗りますよね。今までディスコミュージックが多かった暗闇卓球ですが、昭和世代の曲が流れる中で卓球したり、流す曲のジャンルがは自ずと広くなりました。

現在ではリピーターの方も初めましての方も、毎回変わるママ・マスターとの交流を楽しみに訪れています。1人ポツンや固まっちゃう問題は解消されつつあり、毎回予想していない色んな「いいカオス」が起きています。他にもゲリラライブ、似顔絵大会などなど…いきなり始まるんですよね…(笑)学生時代は話さなかった人同士が再会して、なんだかんだ仲良くなって最高に笑ったとか、普段見ず知らずの人と話すことがないから新鮮!とか、暗闇卓球でしか会わないけど、ここで会えるのを楽しみにしている人がいるとか、それぞれの感想を耳にします。ちなみに大人だけじゃなくて、子どもも来てくれることもあります。このイベントに来ていたお母さんに急に呼ばれて、塾帰りにこのカオスに巻き込まれた高校生もいました。

ちなみに縁側ができました。いい感じ〜!(親子じゃないよ)
このバーカウンターはDIY部作成。色の名前は「真夜中の空気」名前カッコ良すぎません?


2月17日で一旦「暗闇卓球×かんけいスナック」は最終回

好評をいただいていたこの「暗闇卓球×かんけいスナック」ですが、とりあえず2月17日(土)の開催で一旦は最終回となります。もともと10月〜2月の開催期間で計画していました。
今後継続するか、また新しい形で戻ってくるかは未定です。

最終回のマスターたちを紹介します。
【前半(17時〜19時30分):近藤さんとテテ】
・近藤さん
一級建築士・デザイナー。ISEZIの錬金術師(?)
「古町100選」という古町を楽しむためのガイドブックを錬成しました。
2月17日は「古町100選」の即売会も実施!!
本を持って古町に繰り出せば、あなたのまだ知らない古町を発見できるかも。制作秘話、近藤さんのおすすめなど掘り下げることは盛りだくさん。
こだわりも聞いてみましょう!

・テテ
新発田のいろんなところで見かける「テテ通信」のあの白黒の生き物。
実は最近新潟のおしゃれWebマガジン「Things」に載り、さまざまな人の写真が並ぶThingsの記事の中で、一匹の白黒のもふもふ。完全に異彩を放っている。そんな謎しかないテテが暗闇卓球×かんけいスナックに登場!
一体その正体は…?テテの鳴き声は…?
すでに謎多きイベントに謎のパンダ。カオスに飛び込むしかない。

【後半(19時45分〜22時):ジュリアン】
・本人からのメッセージ
私の名前はジュリアンです。
フランス人で37歳です。新潟大学で日本語を勉強しています。
フリーランスのウェブマスターとデザイナーでもあります。「夜行性」という服のブランドも持っています。趣味はロックメタル音楽と写真です。
スノーボード、漫画、ゲーム、日本食が好きです。
<インスタ担当コメント>
新潟大学の歴代の留学生の中でも珍しい社会人留学生。
日本語を学ぶことにとてもモチベーションが高いジュリアンです。
これまでいろんなお仕事を経験しているので、その話を聞いてみるのも◎
彼の日本語の練習を助けるもよし、むしろ英語やフランス語を教えてもらうのもよし!

こんなメンバーで、2月17日(土)はお待ちしております。
会場はISEZI Social Design Projectにて、17時から開場しています。

せっかくの最終回、最大限にそれぞれの楽しみ方で、新しい関係性や思い出を作り出していただけると幸いです。


他にも、ISEZIではさまざまなプロジェクトが進行しています。暗闇卓球だけじゃないですよ。笑
プロジェクトに参加してみたい方はこちらから。
ISEZIは宿泊もやっております。150年前に建てられた古民家に泊まってみたい人はこちらから。

主にインスタグラムで情報発信しています。

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