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中国ドラマ「オオカミ君王とひつじ女王」(半是蜜糖半是伤)

主演:ロー・ユンシ(罗云熙)、バイルー(白鹿)、シャオヤン(肖燕)、ガオ・ハンユー(高瀚宇)、ライリー・ワン(王以纶)、ジャオ・ユアンユアン(赵圆媛)、アン・ウェイリン(安唯绫)
2020年 全36話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=网易NetEaseサイトより)

やっと観終わった、このドラマ。
大好きなロー君とガオ君のイケメン共演ということで、楽しみにしていて昨年配信が始まってすぐに観始め、10話ぐらいまではほぼリアタイで視聴していたが、そこから放置状態だった。別に挫折したわけではないが、なんかいろいろと他のドラマにハマってしまっていたのだ。しかし、いい加減終わらせなくてはと思い、頑張って観た。

十年後に再会した幼馴染

上海の投資銀行MHの面接を受けるバイルー演じるジャンジュン(江君)、そこでロー君演じる幼馴染で幹部でもあるユアンシュアイ(袁)と再会する。彼は彼女を面接に通さないようにするが、どうしてもそこで働きたいジャンジュン、あの手この手でなんとか面接に合格し、同期の3人と一緒に働き始める。
ジャンジュンは自分の涙アレルギーという稀有な疾患の持ち主であるが、ユアンシュアイは実は小さい時からずっと彼女のことを想い続けており、なんとか彼女を守るために、本当はMH投資銀行で働かせたくないのであった。しかし、表向きには冷徹な上司を演じるも、キャリアを夢見る彼女を支えることにするのであった。

しかしそこへ、ガオ君演じる、ユアンシュアイの昔からのライバルであるドゥレイ(杜磊)が現れる。そして彼も仕事に一生懸命なジャンジュンに少しずつ惹かれていくのであった。

三角関係、恋の行方は

ユアンシュアイとドゥレイという、二人の仕事ができる男たちから想われるジャンジュン、ジャオ・ユアンユアン演じる上司でユアンシュアイを好きなチャオナー(娜)と、アン・ウェイリン演じるドゥレイの義理の姉リンダ(杜凌)には恋敵として睨まれ、同期達には嫉妬される。

この三角関係と同時に、シャオヤン演じるジャンジュンの親友シューリー(徐莉)と、マッチングアプリ開発を手がけるライリー・ワン演じるリー・シャオチュン(李小川)のストーリーも同時進行で進む。
ジャンジュンとシューリーのラブストーリーはどう展開していくのか?

36話は要らなかった

このドラマ、全体的なプロットとキャストはみんなとても良かったのであるが、なんというか脚本というか、ストーリーの進み方がイマイチだったというが、正直な感想。期待しすぎていたからか?
10話まではかなり楽しく観られたのだが、10話から20話までは結構中弛み。ここをなんとか乗り越えれば、20話からユアンシュアイとジャンジュンの関係が一気に深まり、さらにはジャンジュンの父親の死因に関わる陰謀というミステリー要素も出てきて面白かった。少しだが、ガオ君のカッコいいアクションシーンもあったりする。
しかしそれも30話まで。31話からは二年後の話となり、ハッピーエンドになるまで6話も必要か?って感じであった。

また、個人的にはサブカップルのシューリーとシャオチュンのストーリーは全然面白くなかった。二人のキャラが好きにもなれなかったし、ストーリーの展開も焦ったくてつまらなすぎた感じ。これなら、美人で仕事のできるチャオナーと年下の男の子のストーリーが、最後の数話であっただけなので、こちらを充実させて欲しかった。

せっかく投資銀行を舞台としているのだから、もう少しお仕事関連のエピソードが入っていても良かったのかとも思う。2つ、3つは出てくるが非常に表面的なもので、まあ金融関連も企業買収、IPOぐらいまではいいが、あまり難しくしてしまうと私なんかはついていけないか(汗)。

それでもロー君とガオ君はかっこいいし、バイルーも可愛い。そして最初は嫌な女を演じるジャオ・ユアンユアンやアン・ウェイリンも、美人だし、最終的にはすごくいい人達だったので、キャストは全員本当に良かった。
ロー君は仕事もでき、家事も完璧という、フツーにはほぼあり得ない設定だが、彼ならそれも可能かも!と思わせてくれるほどよかった。
メインキャストの誰かのファンであれば、見る価値はまあまああるドラマだったと言える。

こちらはトレイラーにもなっている挿入歌「Blue Bird」♪

そしてこちらは非公式MVであるが、ガオ君歌う挿入歌「Miracle」♪もちろんこの曲の方がいい😍


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