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韓国BLドラマ「Color Rush」シーズン1

主演:ユ・ジュン、 ハー・ヒョンジュン
2021年 全8話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★☆☆☆
(写真=Rakuten VIKI公式サイトより)

先日観終わったこのドラマ、実は記事を書こうかどうしようか迷っていた。というのも、『Long Time No See』『君の視線が止まる先に』『Mr. Heart(ミスター・ハート)』『Wish You~僕の心の中、君のメロディー』などの韓国BL作品の前例からして、1話約15分のこのドラマもちょっと経つと編集しなおされて”映画”になるんじゃないかと思う。ただ、これは映画になっても観直さないと思うので、忘れないうちに書いておくことにした。

設定は面白い

ヨー・ジュン演じる高校生ヨンウは『モノ』と呼ばれる先天性の神経性色覚異常で全てがモノクロの世界で生きてきた。失踪してしまった母親の肖像画が家にあるのだが、彼女の頭につけているリボンの色をどうしても知りたい。
『モノ』には『プローブ』と呼ばれる、出会えると色の世界を見せてくれる相棒が世界のどこかに存在していると言われる。色覚異常で何度となくいじめに遭ってきたヨンウだったが、転校した新しい男子校で、ハー・ヒョンジュン演じる運命の『プローブ』であるゴ・ヨハンに出会ってしまう。

『モノ』は『プローブ』が見せてくれる『カラーラッシュ』という現象によって一度色のある世界を見てしまうと、それに執着して、どうしても『プローブ』を自分のものにしてしまいたくなる。ヨンウもそうなのだが、でもそれゆえの殺人事件や、自分の母親のように失踪事件も起きたりするので、彼はゴ・ヨハンの前から姿を消すことにする。
しかし、ゴ・ヨハンもヨンウに色を見せるだけでなく、別の理由で彼を必要としていた。

キュンキュン度が低い

ウェブ小説をベースにしたこの作品、設定はオリジナリティあり、本来は母親の失踪事件を二人で探ることにするようだが、ドラマでは短すぎるから二人のストーリーのみになっている。なので、見終わってから「え、じゃあお母さんは?」となってしまう。
また、この二人も元だか現アイドルらしいが、うーん、正直演技がイマイチ。上記に挙げた別ドラマの主人公達はみんなそれなりに良かったし、キュンキュンもさせてくれた。ゴ・ヨハン役のハー・ヒョンジュンはこのドラマが始まる前から、鍛え上げた肉体をSNSにアップしていて(韓流オタク友によるとアイドルグループにいたときはナヨナヨだったらしい)、BLファンの間では大騒ぎであった。それで私にもBLオタク友から視聴命令が飛んできたのである。
しかし、セリフも棒読みっぽいし(色のグラデーションの名前を覚えるのが大変だったろうなぁ)、その鍛え上げた肉体も披露されないし、二人の間にあまりケミストリーを感じられない物語であった。
せっかくのイケメン君達なので、彼らにはもうちょっと演技の練習してもらって、今後どんなのでもいいから別のドラマでその姿を見せてもらいたい。

こちらは挿入歌♪

こちらがシーズン2↓


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