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台湾ドラマ「結婚なんてお断り⁉︎」(必娶女人)

主演:ロイ・チウ(邱澤)、アリス・クー(柯佳嬿)、ジョアンヌ・ツァン(曾之喬)、ハリー・チャン(張懷秋)
2015年 全25話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★★★
(写真=IMDbより)

こういうの観たかった!
勝手に「戻ってきました、台湾シリーズ」第2弾は、久々の男女の王道ラブコメ。2015年のドラマだけど、ロイ・チウがイケメンすぎて、眩しすぎて、こっちが赤面してしまうぐらい、困ってしまうぐらいのラブストーリーである。

口達者で犬猿の仲の主人公たち

アリス・クー演じる、旅行会社の営業部長のツァイ・ホァンジェン(蔡環真)は、その巧みな弁舌と機敏さで数々の仕事をとってくるやり手のキャリアウーマン。ある日参加した同窓会で、高校時代に知り合い、大学時代は親友だったが、あるきっかけで絶縁状態になったライバル社のジョアンヌ・ツァン演じるハオ・ションナン(郝勝男)に会う。昔のわだかまりを忘れられない二人、マウンティングしあうが、ホァンジェンがもうすぐ結婚すると知り、ションナンはいよいよ許せない。

ちょうどその時、同じレストランに兄であり、ロイ・チウ演じる敏腕離婚専門弁護士であるハオ・モン(郝萌)がいるのに気が付き、ションナンは彼に急遽婚約者のふりをしてもらってホァンジェンを始めみんなに見せびらかすのであった。

婚約者がいるホァンジェン、本当は彼と別れようと思っていたが、思いもかけずプロポーズされ、YESといってしまう。そして再会したションナンに結婚式の付き添い人になってくれるように頼む。自分より先に結婚するなんて許せない!と腑煮えくりかえるションナンであったが、ある悪巧みを思いつくのであった。

プライドが高すぎる主人公たち

結婚式のアクシデントでグンと近くなった(近いも何も。。。)ホァンジェンとハオ・モンだったが、とにかくプライドの高い二人、惹かれあっていくものの素直に現実を受け入れようとはしない。営業部長、弁護士という仕事柄もあり、とにかくなんでも計算づくし。

ションナンも学生時代から憧れていたハリー・チャン演じる大手企業の副社長ジャン・チャンヤオ(江前躍)に再会するが、彼が原因でホァンジェンと絶交したため、素直に喜べない。チャンヤオも彼女と再会できて嬉しいが、とにかく義理の兄に復讐したい。

ハオ・モン、ションナンの両親も離婚の危機を迎え、お互い口も聞かない冷戦状態が続いている。

基本はラブコメなのであるが、プライドの高すぎる主人公たちがそれぞれ衝突し合い、大弁論大会を繰り広げていき、それぞれの折り合い地点を見つけていく、色々な形の人間関係が描かれているのも特徴。愛情、友情をどう守っていくかをみんなが模索していくドラマとしても面白い。

チャチャ入れ役の脇役たち

台湾ドラマお決まりのチャチャ入れ役、このドラマでは占い師の母、ニートみたいな父というコンビのホァンジェンの両親が、コミカルに笑いを劇中に散りばめてくれている。そしてハオ・モンの秘書のアシン(阿信)、ホァンジェンとションナンの勤める旅行社の部下たちもみんな可愛い。
台湾ドラマは本当に美男美女が多くて、このドラマも例外でないが、主人公でとても良かったのはなんといってもアリス・クー(ロイ様は最上級なので除いてという前提)。最初はめちゃくちゃイヤな女感を丸出しであるが、次第にその内面を見せていく。私も男だったら絶対に惚れてしまいそうな「決婚女」、絶対に嫁にしたくなる女性像を見事に演じていたと思う。

美しい釜山

最後に、20話目ぐらいだったか、ホァンジェンとハオ・モンが旅行で訪れた韓国の釜山がとても良かった!ある韓国ドラマで見たことがあったが、サスペンスだったので別の綺麗だとも思わなかったが、ここではとてもロマンティックな町に映る。ソウルしか行ったことないので、是非いつか一度行ってみたい。
現時点でAmazonプライムで視聴可能。

こちらは林宥嘉(Yoga Lin)歌う挿入歌およびエンディングテーマ「兜圈」♪彼の曲は結構ドラマや映画のOSTに使われていていい曲が多い。

実はこの記事を書くにあたって調べていて知ったのだが、なんと先輩役を演じたハリー・チャンは大嘴巴(DA MOUTH)というグループの歌手だった。しかも私も青山テルマちゃんの「そばにいるね」のカバーバージョンでこのMV見てたし!


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