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【学び】工業簿記:予定消費価格

メーカー勤務なので、工業簿記の方が実践的で理解しやすいなあと思います。

今日は予定消費単価(価格)を勉強しました。
実際に購入した材料費を使って原価を出さず、予定しておいた材料費で計算するための予定消費価格です。

試験では、予定消費単価はいくら、と決まっているので、
予定単価で計算した材料費を材料に仕訳、
実際消費価格との差異を貸方(予定していた額より実際額が低かった)または借方(予定していた額より実際額が高かった)に仕分けます。

悩みどころは以下の問題

当社では材料購入の際にそのつど、引き取り費用を実際額で材料の購入金額に加算し、払出時までに発生する内部材料副費については、購入代金の3%を予定配賦することにより、購入原価としている。

の予定配賦された金額って?? でした。

①材料の購入金額(A)
➁引き取り費用を購入金額に加算(A)+(引き取り費用)=(B)
➂(購入金額)×3%=(内部材料副費)
④内部材料副費を予定配賦して購入原価とする ➂+(B)=(購入原価)

さて、➂で掛け算する購入金額とは①で出てきた(A)でしょうか。
➁で出てきた(B)でしょうか。

答えは①で出てきた(A)です。
引き取り費用加算したものも、購入金額と呼べるかもしれませんが、ここでは①で出てきた(A)に加算します。
最後の④で出てくる購入原価は(A)+(B)+➂ なので、結局これも購入代金じゃない?と思うかもしれませんが、あくまでも最初に出てきた(A)に3%を掛けます。

簿記って、やったらやっただけ、混乱する時期がありますが、それを越えてやり続けると、「あー、そういうことね」のアハ体験の時期がきます。
今回のもやっとも、頭の片隅には起きつつも、こだわり過ぎず進みたいと思います。

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