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名誉欲と晩年のほの悲しさ

やっと自由の身になった夏休み
絵を見に行くと決めていた
上野は魅力的スポットなのに
いつも混雑していてよほど気合いが入らないと行かれない
マティス展を見逃すわけにはいかないのでドリャっと動いた

私の好きな金魚鉢の絵がお迎え

何がどういいのかとか
私には絵はさっぱり語れないが
ステンドグラスの青と黄色が
いつまでも瞼に残っている
どこかキースヘリング的なのもあったり様々な絵を描く人だった

それから国立西洋美術館
こちらは常設展の見応えがすごかった。昔の絵画は隅々までガン見してしまう私なのだけど(面白いから)

これなんて最高でしょ🐟🐸🐊🦆?
何の戦い?何の戦い?ってなる笑

絵の一部を拡大🤣これがメインではない

私は好きで文字を書く
どこか遠慮がちな私の文字は
まだまだアートとは程遠い
心から描いていないのだろう
上手く書こうとしている
まだお習いの最中
いつか美術館でみた巨匠たちの作品のインスピレーションが
私の好きと好きと好きと好きと好きのカケラになって
そのカケラが集まって形になる時がきたらいいなと思う。
それから
なんかわからないモヤモヤしたものが50を過ぎてから私の中にある。
これはきっと晩年を迎えるにつき
生まれてしまった『名誉欲』なのではないだろうか。
名誉なんて言うと偉そうだけど
死に向かって自分は確かに生きてきたことを誰かに残したくなる
そんなものなのかと分析している
叶いそうにはないが
大事なひとたちに
手紙を残そうとひっそり考えている

東武百貨店アートギャラリー

おかべてつろうさんの展示もいった
無料なのにポストカードまでくれたので一冊本を買って帰る。
色が可愛いし楽しくなる絵なので
ちょっと買いたくなった。

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