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ターキッシュ座席指定の顛末

長距離フライトで少しでも快適な空間を確保するため、
出発(9月下旬)の2カ月以上も前にエアチケットを購入した私。
ところがチケットは即発券といかず、
代理店購入の「落とし穴」(?)にはまり、
悔しいやら残念やら、若干自己嫌悪に陥っていた。

そしてお盆休みに突入。
今年はコロナ関連の行動制限が完全撤廃され、
日本中が帰省だ旅行だ台風だと大騒ぎ。
お盆休みに入ってしまうと、ますますEチケットの発券が
遠のくことを覚悟していた。

けれど、知らせは突然舞い込んできた。
お盆真っ最中の8月14日、チケットが用意できたとメールが入った。
この時点で出発まで約40日。
さあ座席はどこまで埋まっているのか。
ドキドキしながら航空会社のサイトにアクセス。

すると、なんと座席表はガラッガラ。
完全に肩透かしだった。
旅行会社に「ご意見」までして、私は何を焦っていたのだろう。
ちょっと恥ずかしくなるくらいだった。
(「ご意見」をした経緯は【準備編2】に詳しい)

通常、足がゆったりと延ばせる非常口付近の座席は
有料で販売する航空会社が多いのだが、
私が今回お世話になるターキッシュは、
基本的にエコノミークラスの乗客は、非常口付近であろうが
真ん中の席であろうが、全ての座席に対して指定料金がかかる。
そのお値段30~79ドル。
もちろんチェックインの際に
ランダムに振り分けられることを良しとするなら、指定料金は不要だ。

単に予約が埋まっていないだけなのか、
あるいは予約はしているものの
オンラインチェックイン開始時に座席指定をする人が多いのか、
あるいはそのどちらでもないのか
真相は分からないが、とにかくこの時点で
明確な意思を持って座席指定をしている人は少数派だった。

しかし、状況がどう転ぶかは誰にも分からない。
真ん中席だけは避けたかった私は、
それから数日、座席の埋まり具合を観察して、
希望していた機体前方の通路側を予約した。

人気の高い非常口付近の席もまだ空いていたが、
航空券そのものにかかる出費で
少なくないダメージを受けていた私にとって、
プラス79ドルの壁は高かった。
まだ健康に旅行ができるうちはエコで頑張ろう。

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