「ダメな母」に天使は言う「お母さん、子どもを人に預けてパチンコ行って良いんだよ」

今日も、たくさんの苦悩する母親たちに会いました。

「良いお母さんだね。あなたはとっても良いお母さん。子どもと一生懸命、向き合っているんですね」
と声をかけると、みんな、涙がぶわーと溢れます。

どんだけ頑張っているんだろう。どんだけ我慢しているんだろう。

母親って、どうして息抜きをしてはいけないのだろう。
どうして
「私もう疲れた、私だって誰かに抱っこされたい、ケアされたい!」
って言ってはいけないんだろう。

私のグループ・ワークでは、よく天使たちが出てきて語りかけます。
今日は、つらくなってるお母さんたちに天使が舞い降りて、優しく語りかけました。

「あなたが精一杯やってることは、私たち知ってるわ。いつも見ているわ。
怒鳴っている時も、
叩いてしまった時も、
私たちがあなたと、
あなたの子どもを護ってるわ。
だから大丈夫。心配しないで、
私たちがいること忘れないで。
安心して、お休みしてね。
私たちが、子どもたちを見ていてあげるから」

その場に男性はおらず、私を含めた女たちだけで、深い安らぎと、悲しみを共有したように感じました。

私、シングルマザーなので、自治体の「ひとり親家庭支援サービス」なるものに申し込みをしております。
この申し込み自体、とても面倒くさく、毎年わざわざ区役所で申し込まなければならない上に、子どもを預ける施設に写真を持って行かなければならない。

つまり、実際に利用するまでに、2度も足を運ばなければならない。
さらに、仕事で預ける場合でも予約必要、毎週とかはダメで、突発的な仕事で仕方ない場合のみ預かり可。

全 く つ か え な い わ

結果、一度も利用していません。

子育てと仕事で疲れ果て
「あぁ今日は疲れた、限界!こども預けて飲みたい!」とか「パチンコしたい!」とか、
ダメなの??「事前に予約」??

もうアホかとバカかと。
私、税金いっぱい払ってますけどね、これは一体、なんの罰だよ。

あるお母さんは、私に言いました。
「私、この子のために生きる自信無いんです。愛せないんです。だから、この子を殺して、私も死のうと思うんです」

私は言いました
「里子に出しましょう!産んだ人が育てないといけない法律なんてありません!
子どもを育てたい人、たくさんいますから、
その人にあげましょう!
あなたは産んだだけで良いのよ」と。

お母さんは、そんなこと出来るんですね、よかった。とホッとしてました。

この世の中には、くだらない常識、抑圧、差別、思い込み、世間体、いろいろありますね。

そんなだから、死ななくていいはずの子どもが死ぬんだ。
世間体、これが一番、諸悪の根源のように思う。
人様にどう思われるか…。

あーどうだっていいわ、世間って誰だよ!
私はそんなものから自由でいたい!




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