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3才の娘に本気で空手を教えてやりたいと思った瞬間

西オーストラリアでは5月に入ってから、学校かポツポツ再開しました。

ウチの娘は3才なので「3 Year Old Program( 3 YOP ) 」という、いわゆるプレ幼稚園に昨年から通ってます。


オーストラリアの学期をわかりやすくまとめた記事はこちら

https://ausijyu.com/kindy-primary-school-01/


たった、週に1日ですが...

純日本人の娘がいきなり義務教育からスタートすると、辛いかもと思い。
言語レベルがネイディブでも低いうちから「学校」という場所に慣れ親しめるような環境を少しずつテスト感覚で与えてみてます。


昨年は、ママと離れるのがとにかく嫌でお別れの時は大泣きしていましたが、オージースタイルの通園を取り入れてから娘も安心して、学校へ行くのが楽しみになりました。


オージースタイルの通園とは

学校が始まる20分前には登校し、なるべく朝学校で親と遊ぶ時間をゆったりとります。最初は1時間。それから少しづつ、30分。と子供に合わせて短く。最初は「何の為に学校に行かせてるのか」と思っていました。でも、先輩ママさんのアドバイスもあって、なるべく子供が心の準備ができる時間をお別れ前に過ごすことで、自然と泣かずに「バイバイ」ができるようになりました。これは日本では無いスタイルで目から鱗でした。


さて、私の今住んでいる街はコロナのケースは今の所「ゼロ」。

それでも最初は通園させることに戸惑う親も多かったのですが、西オーストラリア州全体で少しずつ学校が再開という状況になってきました。



ちょっと前まで離れる時には大泣きしていたのに...
今年に入ってからは

娘「学校に行きたい!」

と自ら言うようになって何だか嬉しいやら。
ちょっと誇らしいやら。
やや、寂しいやら。


とにかく、ワクワクして学校に行き始めたものの...



早速、お迎えの時に先生から残念なお知らせをもらってきたのです。

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ゲートの前で娘を連れて、バックとそして小さな紙切れを渡す先生。

眉間にはシワがより、申し訳なさそうに今日の出来事を話し出します。


先生「今日の午後、ある男の生徒さんから小さな石を投げられおでこに当たってしまいました。最初はびっくりして泣いてしまって。
跡はありませんが、念の為アイスパックで冷やしました。」

娘「男の子に石投げられたの。それからパンチパンチもされたの」

泣いて、目が赤くなった跡が見える娘の顔。



。。。

誰じゃ、おらあああああああアアア!!!!!!(心の鬼婆の声)


そして、その男子が何食わぬ顔で園内から出でくる。

娘「あの子!あの子!!」と指をさす。


先生(困った顔)


あ〜!!あの子、前に他の子にも意地悪してた子や。(私には甘えてきとったくせにー)クッ○ガ○ があゝ。。。。(心の鬼婆の声)


しかし、こういう「悪」みたいな存在って、学校に一人、職場に一人。必ずいるんだよなあ〜〜〜〜....


そういえば、実家の母が保育士で子供が投げたおもちゃが目に当たって、失明しかけた事があった(網膜剥離)。本当に当たりどころが悪かったらどうすんの。と腹が立って仕方がありませんでした。。


しかし、邪悪な母の心はぎゅっと押し殺し...


私「痛かったね。
ママもね、小さい時に男の子に嫌なことされたことあるよ。
学校に行っても、どこに行っても、何か構って欲しくて嫌なことする子はいるんだよ。
でも、先生は助けてくれたんだよね?
(うん)
痛いの我慢して泣き止んだんだよね。偉いよ。」


と、言いました。

娘はちょっと気が晴れたようでした。



でも、もし、今後また不意に攻撃されたとして、そんな時に、ちゃんと自分の身は自分で守れらたら...

そんなことを考えてるうちに反撃の仕方はどうあるべきかとか。どんどん深く、前とは違った目線で空手のあり方とか練習の仕方も考えるようになって行き...


娘にちゃんと空手を教えてやりたい!!


そんな気持ちになりました。



で、娘に空手の練習一緒にやる?と聞いたところ

「〇〇ちゃん、空手やらない


はい、バッサリ終了。。。



ま、女の子やしね。


最終的に

私「いつも自分を守ってくれる人を味方につけるんだよ」


そう言うことしかできませんでした。



あ〜、子育ては思い通りにならないことだらけ。

まあ、思い通りならないが前提なのでもう、慣れてるけど。



来週も学校行ってくれると良いなあと思ってしまう。











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