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いしかわごうメルマガ2015年総集編

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いしかわごうメルマガの2015年バックナンバーを全収録してるマガジン。配信時に未収録の「あとがき」も全号に付いてます。
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2016年1月の記事一覧

第13号:ピンチをチャンスに変える発想力。そして、やると決めたら本物にこだわる追求心。川崎フロンターレ集客プロモーション部らしさの詰まった傑作企画「いっしょにおフロんた〜れ」。

第13号:ピンチをチャンスに変える発想力。そして、やると決めたら本物にこだわる追求心。川崎フロンターレ集客プロモーション部らしさの詰まった傑作企画「いっしょにおフロんた〜れ」。

 今回は僕が日頃から取材しているサッカークラブ・川崎フロンターレが行った「いっしょにおフロんた〜れ」というプロモーション企画について語ってみたいと思います。

 というのも、この「いっしょにおフロんた〜れ」で協力してくれた川崎市高津区にある高津湯というお風呂屋さんが、本日(※配信日2015年12月9日)の営業をもって閉店とのニュースが流れてきたからです。

 高津湯さんは僕も取材でお邪魔したことが

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第12号:大久保嘉人選手のメディア対応に学ぶ、得する選手、損する選手。

第12号:大久保嘉人選手のメディア対応に学ぶ、得する選手、損する選手。

 とある企画で、Jリーグで史上初となる3年連続得点王・大久保嘉人選手にロングインタビューをしました。

普段の練習後の囲み取材では聞けないような突っ込んだサッカー観を聞かせてもらったり、とても刺激的な話が聞けたわけですけど、今回はそんな大久保嘉人選手について、あらためて語ってみようと思います。

 彼が川崎フロンターレに移籍してから3年になります(※配信日2015年)。
番記者として日常的に取材さ

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第11号:サンドウィッチマンの人生が変わっていった瞬間。

第11号:サンドウィッチマンの人生が変わっていった瞬間。

今回は「お笑い」の話を熱く語りたいと思います。

漫才の日本一を決めるM-1グランプリが復活しましたね。

決勝戦は来月12月6日とのこと。もう来週です(※配信日2015年11月25日)。

優勝賞金1000万円で、ガチンコの漫才大会コンテスト。

優勝賞金もさることながら、なによりこの大会って、優勝するとメディア露出がグンと増えるので、芸人にとって人生が変わるといっても過言ではない、すごく夢があ

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第10号:「君は少し泣いた?あのとき見えなかった」

第10号:「君は少し泣いた?あのとき見えなかった」

タイトルは、MY LITTLE LOVERの名曲「Hello,Again~昔からある場所~」の歌詞から。
 
 うへー、懐かしい曲ですね。
平成生まれに説明しておくと、MY LITTLE LOVERは、小室哲哉と並ぶ90年代のヒットメーカーである音楽プロデューサー・小林武史によるユニットです。どこか幻想的な雰囲気を漂わせるこの曲は、マイラバの代表曲でもあります(セールスは約180万枚!)。僕は当時

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第9号:常識の壁を打ち破る魔法のフレーズ「それって誰が決めた?」

第9号:常識の壁を打ち破る魔法のフレーズ「それって誰が決めた?」

 僕はビジネス書をよく読みます。

いろんな業種のビジネスマンの仕事術や物語を読みますが、なかでも好きなのが、人とは違う視点や発想で物事に取り組んで結果を出す人の本ですね。

 最近だと、伊藤嘉明さんの「どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力」(東洋経済新報社)。これは面白かったですね。

 彼が仕事で打ち出しているのは、「よそ者の強み」。

経歴としては、日本コカ・コーラで31歳で最年少部長

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第8号:いしかわごう的インタビュー論:インタビューの極意は、心のリビングに招かれることにあり。

第8号:いしかわごう的インタビュー論:インタビューの極意は、心のリビングに招かれることにあり。

いしかわごうです。でんでーん。

今回は、仕事の話をしたいと思います。

それはインタビュー取材についてです。

川崎フロンターレの番記者として活動をしてるので、選手にインタビューの仕事をしたり、練習後の選手にちょっとした取材をするのは日常だったりします。

たまに「取材しにくい選手っているんですか?」と聞かれることがあります。

いるかどうかでいえば、そりゃあ、いますよ。

ただ断っておくと、川

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第7号:「大木武監督が教えてくれた、逆転の発想と挑戦する勇気」

第7号:「大木武監督が教えてくれた、逆転の発想と挑戦する勇気」

 どうも、いしかわごうです。でんでーん!

あのー、日頃サッカーの取材をしていると、選手だけではなく監督からも、仕事に対する姿勢や考え方にいろんな刺激や影響を受けるんですよ。

今回はそんな話をしたいと思います。

僕はサッカー専門新聞エルゴラッソで2007年から2009年の3年間、ヴァンフォーレ甲府担当をしていたのですが、その2007年シーズンにチームを率いていたのが大木武監督という人物でした

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第6号「バック・トゥ・ザ・フューチャーの日から学ぶ、少し違う未来」

第6号「バック・トゥ・ザ・フューチャーの日から学ぶ、少し違う未来」

いしかわごうです。でんでーん!

 今日のメルマガの話題は、これしかないでしょう。
そう、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』です。タイムトラベル作品の傑作として知られているこの三部作、そのシリーズPART2で、主人公・マーティがデロリアンに乗って向かった30年後の未来が2015年10月21日(※メルマガ配信当日)なんですね。

だから、本日はバック・トゥ・ザ・フューチャーの日なんです。正確な

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第5号:小林悠選手に見た中堅の立ち振る舞い。

第5号:小林悠選手に見た中堅の立ち振る舞い。

いしかわごうです。でんでーん!

第5号の今回は、年齢と職業の話をしたいと思います。

僕の年齢は現在30代半ばですが、日常的に取材している職業であるサッカー選手たちの年齢はほぼ年下です。

Jリーガーの選手寿命はだいたい25歳前後と言われていますからね。同じ30代ともなると、すっかりベテラン扱いされるわけです。

サッカーがべらぼうにうまい人たちの競争を勝ち抜いてプロになるだけでもすごく大変なの

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第4号:「羽生善治名人に学ぶ、成長し続けるためのリスクテイクの方法」

第4号:「羽生善治名人に学ぶ、成長し続けるためのリスクテイクの方法」

いしかわごうです。でんでーん!

今回は将棋の話題をお伝えします。

将棋といえば、やはり羽生善治名人でしょう。将棋に関わっている者にとってプロ棋士は特別な存在ですが、その中でも羽生善治というのは別格です。

僕は将棋アマチュア三段なんですけど、日本将棋連盟が発行する免状(証明書のようなもの)も所有しています。そこには名人と竜王の直筆署名が添えられているんですよ。

もう20年ぐらい前に獲得した免

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第3号:「夢をかなえる方法」

第3号:「夢をかなえる方法」

いしかわごうです。でんでーん!

まずは第2号で書いた中村憲剛選手の「言語能力」の話、たくさんの感想をいただき、ありがとうございました。僕の励みになりますから、今後もドシドシお寄せください。

今回もサッカー話題にしようかと思いましたが、そこはサクッと無視して、第3回のテーマは「夢をかなえる方法」です。

なんでこのテーマにしたかというと、先週、新宿紀伊國屋サザンシアターで開催された神田昌典さんの

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第2号:「中村憲剛選手の優れた言語化能力の話」

第2号:「中村憲剛選手の優れた言語化能力の話」

いしかわごうです、でんでーん!

 特に誰も気にしてないみたいんで自分から切り出すんですけど、冒頭の挨拶の「でんでーん!」というセリフがあるじゃないですか。

これは何かというと、僕の愛するキャラクターであるおでんくんが何かを始めるときによく言うセリフなんですよ。

「よーし、行くぞぉー!でんでーん!」のように使われます。わりと気に入ってるので、このメルマガの定型挨拶していきますんで。
 
第2号

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第1号:「僕がサッカーと将棋を掛け合わせたワケ」

第1号:「僕がサッカーと将棋を掛け合わせたワケ」

いしかわごうです。でんでーん!

 はじまりましたよ、「いしかわごうのメルマガ!」。

 毎回ワンテーマについて語っていきたいと思います。

 創刊号は「僕がサッカーと将棋を掛け合わせたワケ」です。

 いしかわごうといえば、「サッカーと将棋」。
そういうイメージが強いじゃないですか。実際、2013年の年末には「将棋でサッカーが面白くなる本」という書籍を出版しましたからね。だから、まずはこのテーマ

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