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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第22節・鹿島アントラーズ戦)

8月13日は等々力競技場で鹿島アントラーズ戦。

 当たり前ですが、今の鹿島アントラーズは強いです。
どのぐらい強いかというと、前回の対戦(リーグ第12節)でフロンターレに0-3で負けて以来、大岩剛監督になってからリーグ戦9試合負けていない(8勝1分)ぐらい強いです。監督として初試合から9試合負けなしは、J1史上最高記録になっているとのこと。

 しかし、必ず隙はあります。
今回のプレビューでは、そこの攻略ポイントを中心に掘り下げてみました。

そんな鹿島戦のラインナップはこちらです。

1.「痛みはないし問題はない。違和感もないです」(小林悠)、「そのメッセージがあると思ってます」(谷口彰悟)。大一番を前にコンディション回復に二日間を費やした理由。そして気になる予想スタメンは?

2.「大事な試合なのはわかっています」と強い決意を語る家長昭博。時間を作る右サイドと、縦に抜ける左サイド。両サイドは、攻撃の「違い」を生み出せるか。

3.前回は3-0で完勝。鹿島守備陣の突きどころは、今回も健在。昌子源と植田直通によるCBコンビの「強さ」を逆手に取れ。

4.「三竿を(ボランチで)使っている。そこが明らかに変わった」(中村憲剛)、「鹿島のレオ・シルバと対戦するのは初めて」(大島僚太)。いかにしてダブルボランチの背後をとるか。勝敗に直結するバイタルエリアをめぐる攻防戦。

5.「代えられて悔しくない選手はいない」。前線のバランスが変わる中で秘める、中村憲剛の矜持。

 以上、5つのポイントで約6500文字です。首位の鹿島とは勝ち点7差。勝つか負けるかで、リーグ戦の展望が大きく変わる一戦といえます。その試合の注目ポイントを掘り下げてますので、ぜひ読んでみてください。

では、スタート!

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