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「カメラを止めるな!」を語る:vol.4〜人生のカメラを止めるな! それがアツアツポイントです。

どうも、いしかわごうです。

「カメラを止めるな!」を語るシリーズの第4回目です。

過去のバックナンバーはこちら。

・「カメラを止めるな!」を語る:vol.1〜出会いと初鑑賞を振り返ってみる。

・「カメラを止めるな!」を語る:vol.2〜手に負えないことをしないで、何が映画だ。

「カメラを止めるな!」を語る:vol.3〜最高すぎる空間だった「絶叫ナイト」を振り返る。


今回は4回目の鑑賞をした8月4日の話をしたいと思います。

まず7月の終わりには拡大上映が発表されており、8月3日からはTOHOシネマズなど大手シネコンでも上映が始まる、というタイミングでした。

それに伴い、3日のTOHOシネマズ日比谷では、上田監督とキャスト総出演での舞台挨拶が行われるとの発表がされました。

「これはぜひ行きたい!」と思い、0時からネット予約をしようと思ったのですが、受付と同時にあっという間に座席が埋まっていき・・・・なんと3分で全席完売。あえなく撃沈です。

この時期になると、ネットニュースでの特集だけではなく、地上波のメディアでも「カメラを止めるな!」について取り上げられる機会も増えていて、社会現象化しつつあるのを感じていました。僕の周りでも「そこまで言うなら、観に行って見ようかな」とか「気になる」という意見もツイッターでよく目にするようになっていたし、実際に「行きましたよ」、「面白かった」という声も届くようになりました。


その人気ぶりを肌で感じたのが、「日比谷の舞台挨拶が3分で完売」だったかもしれません。なので「舞台挨拶のチケット、取れなかった!!」という悔しさよりも「カメ止め人気、すげぇなーー」というのが正直な感想で、逆に嬉しくなってきたほどです。逆に。

そして日比谷で開催されたキャスト総出演の舞台挨拶。動画を見るだけでも盛り上がりが垣間見れます。それぞれ役柄の衣装で登場したみたいですね。

メディアからの注目も高く、この日の様子はたくさん記事になっていました。

『カメラを止めるな!』笑いと涙の舞台挨拶!上映124館まで拡大

ファンも増えていて、ツイッターでは「カメ止め用語」で盛り上がりが拡大していました。

幾つか例を挙げると・・・

・感染者:ゾンビに感染するかのごとく、映画を鑑賞してハマったファンのこと
・テイク数:劇場で鑑賞した回数のこと(猛者は42テイクを目指す)
・ポンデミック:感染者の全国拡大のこと(パンデミックのもじり)

あと、ネタバレしないように感想をつぶやく人たちの合言葉は「ポン!」になっておりましたね。それによって未見者は、「?」とますます気になってしまうという・笑。

 さて。
僕はというと、日比谷の舞台挨拶には行けなかったので、その翌日に池袋シネマ・ロサでの上映に足を運んできました。

シネマ・ロサは、キャストが持ち回りで毎日舞台挨拶に来ている劇場で、さらに日比谷の翌日ということもあり、大阪弁の超適当プロデューサー・竹原芳子さんがロサに行くとツイッターでつぶやいていたのです。

 竹原芳子さんといえば、一度見たら忘れられない、そのインパクト。そして「アツアツポイント」という抜群のフレーズ。作品内で圧倒的な存在感を放っている人物です。

日比谷の舞台挨拶、彼女は壇上でこんなメッセージを発しています。

「何か挑戦したいことがあったら、ぜひやってほしいなと思います。 『人生のカメラを止めるな! 』。それがアツアツポイントです」


 竹原さん自身、演技を始めたのは50歳過ぎてからだそうです。そしてこの「カメラを止めるな!」が初出演。

・・・・この映画は、「やるか・やらないか」の岐路に立たされたときに、「やると決めた人たちの物語」なのですが、彼女もまた挑戦することを決めた人なのだと思います(作品内では、超適当ですが・笑)。

 竹原さんは大阪在住なので、舞台挨拶に来るのは非常にレアなのです。ということで、4テイク目(4回目)は8月4日に池袋シネマ・ロサに行ってきました。

・・・・ただ、どの時間帯の舞台挨拶に出るかはわかりません。自分は都合もあり、夜の部に行き、上映前に館内に入ると、ロビーでは腰痛カメラマン・山口友和さんと竹原芳子さんがちょうど帰るところでした!!夕方の舞台挨拶に来ていたようです。写真をお願いすると、快く応じてくれました。

パンフレットにサインももらったのですが、竹原さんに「アツアツポイント、めっちゃ使ってます」と伝えると、嬉しそうに「アツアツ」の文字を添えてくれました・笑。

アツアツポイント、いただきましたよ。

よく「人生は映画のようなもの」と言われます。この「カメラを止めるな!」に重ねれば、人生というのは、撮り直しのできないワンカットの撮影が続いているようなものです。

うまくいかないときもあるだろうし、予期していないアクシデントやハプニングもあります。竹原さんの 『人生のカメラを止めるな! 』という言葉には、いろんなメッセージがこもっているのだと思います。

そして人生のアツアツポイント、たくさん増やしていきたいですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以上、「カメラを止めるな!」を語るシリーズの第4回目でした。

※「カメラを止めるな!」を語るシリーズのバックナンバーはこちらです(「いいね!」や「オススメ」をしていただけると嬉しいです)。

・「カメラを止めるな!」を語る:vol.1〜出会いと初鑑賞を振り返ってみる。

・「カメラを止めるな!」を語る:vol.2〜手に負えないことをしないで、何が映画だ。

「カメラを止めるな!」を語る:vol.3〜最高すぎる空間だった「絶叫ナイト」を振り返る。


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